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生徒会

いつもご愛読ありがとうございます!今回は、命がけの「生徒会会議」編です。女子トイレ侵入事件の犯人として、自分たちの処刑方法を目の前で議論されるシュンとタラカ。バレたら即、便器行き(!?)の極限状態。二人のポーカーフェイスがどこまで持つか、ぜひお楽しみください!

生徒会室の中。空気は冷たく、そして熱かった。


「タラカ、意味が分かんないよ。どうして冷たいのと熱いのが同時に存在できるんだ?」シュンが口を手で覆いながら、小声で囁いた。


「シッ! 喋るなシュン」僕は鋭く制した。


今日、僕たちは生徒会室の長いテーブルについていた。部屋自体は悪くない。掃除が行き届いていて綺麗だ。


今日は会長以外の女子メンバーは不在で、主に僕たち男子が揃っている。


だが、問題は「なぜ僕たちがここにいるのか」だ。


いや、捕まったわけじゃない。あの日は無事に逃げ切った。女子たちの足じゃ、僕とシュンには追いつけなかったんだ。


『シュン、まだ追ってきてるか!?』走りながら僕は叫んだ。


『後ろ見ろよ、この野郎!』シュンも必死に走りながら毒づいた。


振り返ると……ふぅ。追手は見当たらない。


僕たちがここにいるのは、非常に、非常に責任感があり尊敬されるメンバーとして、会長の生徒会業務をサポートするためだ。平たく言えば、僕たちは会長の「頭脳」なのだ。


「待てよ、会長には脳みそがないのか?」シュンが訊いた。


「……いや、だから僕たちが脳みそになるんだよ」僕は自信満々に答えた。


室内は男子メンバーで埋め尽くされている。総勢7名。全員が深刻そうな顔をして座っているが、ぶっちゃけ全員「トイレを我慢して早く帰りたい」って顔だ。


「さて、今日の議題だけど……」会長が、僕たちが大嫌いなスピーチを始めた。


「――最近、女子トイレに侵入する変質者が現れているわ」会長はペンをテーブルに叩きつけた。


「変質者? ジン会長、それはどういう意味ですか?」金髪の男が、自分がスーパーヒーローにでもなったような口振りで訊いた。


名前はベニツだったか。僕の隣に座っているバンジロウの友人だ。


「昨日、私が個室から出たら、男子が二人、私たちのトイレの中にいたのよ」会長は真剣なトーンで説明を続けた。


「シュン……」僕は視線を動かさずに囁いた。


「タラカ……」


(終わった!)僕たちは恐怖に包まれ、悟った。


「……顔ははっきり確認できなかったんだけどね」会長はため息をついた。


(ふぅ……!)助かったかもしれない。僕たちは一縷の望みを見出した。


「でも、どこかで見たことがあるような気がするのよね」会長が髪を整えながら言った。


(いや、やっぱり終わったわ)僕たちは再び絶望の底へ。


「ねえ、シュン。あなたはこの件についてどう思う?」会長が、僕の右隣に座るシュンを見た。


「え、僕ですか?」シュンが震えた。


「そ、それは……何かの間違いじゃないでしょうか。今回が初めてですし、ほら、男子トイレと勘違いした可能性があるかと」シュンは足こそガクガクさせていたが、声だけは毅然として言った。


「でも、男子トイレは反対側よ。意図的に決まってるわ」会長はペンを噛み、考え込んだ。


「タラカ、あなたはどう思う?」会長が僕を見た。


「あ、僕ですか?」


「そ、そうですね……初めてのことですし、今回は見逃して、次があるかどうか様子を見るべきだと思います」僕はシュンよりも力強く言い切り、シャツの襟を正した。


「ふぅん……。他の皆はどう?」会長が他のメンバーを見渡した。


「見つけ出して、死刑にすべきだ!」バオとチェン以外の全員が、純粋な怒りとともに叫んだ。


……少なくとも、二人は僕たちを殺そうとは思っていないらしい。少しだけ顔に安堵が戻る。他の連中にバレたら確実に殺されるからな。


「銃殺刑に処すべきだと思うな」バオが冷たく、突き放すように言った。


「いや、便器の水に沈めて溺死させる方がいいんじゃないか?」チェンが今までになく冷静に付け加えた。


……なんてことだ。


「シュン……もしお前が生き残ったら、僕はお前の母さんを愛してたって伝えてくれ」僕は恐怖で目を見開きながら言った。


「タラカ、僕も道連れだよ」シュンが拳を握りしめた。


(どうして僕たちは、いつもこんな理不尽なトラブルに巻き込まれるんだ……)


二人は心の中で、声を限りに泣き叫んだ。

いかがでしたか?味方だと思っていたメンバーが一番過激な処刑方法を提案するという、シュンとタラカにとっての悪夢のような時間でしたね(笑)。会長の記憶がいつ戻るのか、二人の命の灯火は風前の灯です。果たして生き残れるのか……。次回も応援よろしくお願いします!

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