怪物の森、ノルフォ樹海
冒険難易度 (昼) ★★☆☆☆ (夜)★★★★☆
ノルフォ樹海は、守護者と呼ばれる人によって守られている地域です。
第二次種族戦争以前から人間が管理していた土地ですが、戦争以降に人間の力が衰退していったことにより自分たちでは守れなくなったということ、とある人物(現在の守護者の1人)が住み着いていたものの戦争で武功を立てていたことにより、人間はその人物に実質的な管理権限を譲渡しています。
この森は戦争の名残により山が多く、高低差が激しくなっています。また、山があることにより地下水が豊富に存在し、それが豊かな自然を形成しています。
しかし、その豊かな自然が生み出す生物は、種族によっては大変珍しいものになる為(例えば透明な魚、木の実が角で育つ鹿など)、生物を狩って売ろうとする密猟者が後を絶ちません。なので、密猟者対策で守護者は森に出入口を作り、入る人々の検査などをするようになりました。
【ダイナマイト現象について】
ダイナマイト現象とは、「夜の森」近辺にある森が被害を受ける現象です。通常は、夜の森にある「生きる闇の祝福」が闇を取り込み続けることにより、その周辺の森は夜が来ません。(正確には来ないように見えてるだけ)
しかし、祝福に取り込める闇の量には限りがあります。そのため、年1回程度の頻度で貯めた闇が爆発し、それにより周辺の森は一気に夜になってしまいます。これがダイナマイト現象と呼ばれる現象です。
この現象は約24時間という非常に長い効果時間を持っています。それに加え、夜の森の闇の中でしか生きれなかった危険生物達が効果の及んでいる所へ流れ込めるようになります。
もしこの現象に遭遇してしまったら、その人はかなりの悪運持ちと言えるでしょう…。戦う力を持って無い人は諦めてお墓を作っておくべきです。まぁ、ちゃんとお墓の中で眠れるかも分かりませんが。
【住んでいる種族について:獣人】
獣人は大昔の第一次種族戦争により自分たちの国を失い、現在では世界各地に散らばって暮らしている種族です。
熊、狼、兎、猫などの動物の特徴が身体に出ており、主に獣耳、尻尾、鋭い牙などが1番わかりやすい特徴と言えます。また、人間以外の種族は基本そうなのですが普通の耳が少し尖っているのも特徴です。
しかし、この世界の「種族」は食物の遺伝子に影響され生まれたものです。つまり例えば、獣人族は先祖の遺伝子が濃いほど動物に近い見た目になります。なのでパッと見た時に獣人だとわかる場合とわからない場合があります。
《豆知識》
・獣人の獣耳や尻尾の付け根はかなり敏感な所なので、大抵の人が触られるとブチ切れます。
・獣人は獣耳と普通の耳、どちらも持ち合わせています。役割としては、
獣耳:基本的にはセンサーで、耳の補助もする
耳:音を聞く
みたいな感じになっています。