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ウェルズギメア〜風土記編〜  作者: 川崎 しめじ
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人間の国、フェルディナンド

冒険難易度 ☆☆☆☆☆ 入国難易度 ★☆☆☆☆ (人外の場合) ★★★★★


人間の国、フェルディナンドは人間が人外(人間以外)の脅威から自分たちを守るために作った国です。


自分たちが使えない魔法技術に対抗すべく、昔は科学技術の研究が盛んに行われていたのですが、第二次種族戦争を原因に、文明のレベルはヴィクトリア朝時代位にまで落ち、科学技術の研究もあまり行われなくなりました。その影響により、壁の範囲は狭まり、国周辺には廃棄された古城や壁が点々と存在しています。


現在では温暖で少々乾燥した気候、雨量、豊かな土地を利用した耕作を行い、家畜を飼い、その作物や肉で他国との貿易を行っています。また、豊富な収穫量から、国は十分に自給自足ができています。



【生態系について】

フェルディナンド周辺の生態系はあまり厳しくありません。私たちの世界にもいる牛やうさぎ、鳥などがその生態系を作っています。しかし、たまに近くのノルフォ樹海から出てきた生物が居着いていることもあります。そのため、特にノルフォ樹海近辺を通る人々は少々気をつける必要がありますが、どちらにせよ、あまり危険な生物がいることは滅多にありません。



【住んでいる種族について:人間】

この世界に住んでいる人間はとても希少であり、絶滅寸前にあります。その原因は人間の性質にあります。その性質は、「人間は数ある種族の中で魔法技術の適応力が1番少ない種族である」という性質です。


この世界では当たり前に存在する魔法ですが、どのような原理で発動されているのか分からなく、しかも適応力がないとまともに扱えないのにも関わらず、その力は神に匹敵するほどの莫大なものになり得るものです。

なので、適応力が高い種族なほど種族の力が強く、逆に適応力が低いほど種族の力は弱くなってしまいます。


その為人間は、魔法技術が発見されてからはこの世界で最弱の種族になってしまい、他種族に蹂躙されかけ、とても希少な種族になってしまいました。現在は戦前の科学技術と少々扱える魔法で他種族に対抗しています。



《豆知識》

人間の間では、他種族は「人外」と表現されていますが、他種族にとってその言葉はとんでもない差別用語と認識されています。

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