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勇者になろう  作者: パラヂン
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第7話 再来

説明ですね、ハイ


あんまり好きじゃないです、説明


「ここは…?」


ああ、分かった

夢だな


夢って分かる夢を見るのも久しぶりだな



ふと見ると、紅い髪と紅い瞳の自称神が見えた


「お久しぶり~」


お久しぶり~じゃねぇよ


「おい自称神。今までどこにいやがった」


何度死にかけても出てこねぇし


「いや…ね?まさか魔力の類を無力化するなんて考えて無かったんだよ」


つまりは予想外だったと

…オレはマジで危なかったと


「それは何か?つまりオレは死んでてもおかしく無かったと?」


すると自称神は深々と頭を下げて


「それは…ほんとゴメンナサイ」


謝った

神様も謝るのか、へー


「なんかこっちの世界への干渉がしにくくなっててね。ほら、前より光ってないでしょ?」


確かに…前はまともに見れなかったからな、赤すぎて



よく見るとその自称神は髪はロングで、真っ赤なワンピースを着ている


なにげに可愛いかったり?


「うん、で?」


続きを促す


「だからこれからもあんまり手助けできないかもしれない。今だって制限時間あるし」


神が手助けしてくれるんなら大助かりだったんだけどな


てか時間制限あるのか

だったら質問をできるだけ消化しないと


まずはこの力


「あの時分けてもらったこの力。使い勝手悪すぎるんですけど?維持できないし、反動デカすぎて連発できないし」


「ああ、すぐに慣れると思うよ、あんな無理したんだし。というかよくあんな精巧な物質を造り出したもんだね。維持できないのも使い続ければ想像力を伸ばせるよ。あと、コツを教えようか?」


…無我夢中だったしな

コツは是非知りたい


「無意識にやってたみたいだけど、右手をかざせば想像を一気に移さなくてもいいんだよ。まぁ負担は大きくなるけど」


成る程な、部分部分で分けて少しずつ移すことができるのか

かなり助かるな


「それと材質もイメージするのは難しいでしょ、ダイヤはいい発想だったけど。」


炭素だけだったからな

化学の教科書で炭素一つの重さも大きさも見た目もダイヤの構造も分かるし


てか


「それ、克服できるのか!?」



克服できれば本当に頼もしい



「うん、肌に触れている物の感覚を頭のイメージに移すんだよ」


「…ということは、あれか?鉄の何かを創造するときはバットを握れば材質はOK?」


「そうそう、飲み込みが早くて助かるよ」



やった、これで原子の性質やら分子の形やら構造やらを考えなくてすむ!!



「そうだ、今はまだできないだろうけど一応。…創造できるのは物体だけじゃないからね」


「それは…例えば?」


「闇だの恐怖だの光だの…といったもの。他にも、新しい性質の分子とか原子とか。事象だってOK。練習する価値はあると思うよ」



…使いこなせればホントにチート級の強さだな



「ホント…無敵だな」


「神だよ?当たり前だよ」



そりゃそうだ

何たって神だもんな



「あ、そうだ。言葉が通じるのは気にしちゃ負けなのか?」



地味に気になるんだが



「そんなに丸っきり根拠が無いわけじゃない。こっちの世界とあっちの世界は関係あるんだし、季節だって同じはずだよ」



そういえば互いに支え合ってるとかなんとか言ってたな


だから重力とか一日の長さとかも変わらないのか、やりやすくて助かるな



「あ、そろそろ限界みたい」


「そうか、じゃあな」


「うん、またねー」











ここで目が醒めた


てか全身がヤバイ

痛い?いやヤバイ、ホントにヤバイ

筋肉痛?違う、ヤバイんだ。とにかくヤバイ



ふと、大蛇を倒せた達成感が沸き上がってきた


おお、ヤバさとブレンドして歓喜と狂気でイヤッフー


…あ、涙でてきた



霞んだ視界を脳がやっと認識する



「…よう、起きたか。ユウヤ」


「よ。迷子になれたぜ、レオン」



…何か書きたいなぁ




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