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花言葉は幸せな日々~呪いの元凶、アンジェリカ王女に転生しました~  作者: 都築 はる
RPG『プリンセスデストロイ~アンジェリカ王女の呪い~』
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RPG「プリンセスデストロイ~アンジェリカ王女の呪い~」あらすじ

 とある王国に悪政を強いていた国王様と妹である王女様がおりました。けれど、悪政に不平不満を溜め込んだ国民たちによって反乱が起きました。国王様と王女様の悪政に見切りをつけていた貴族たちの支援を受けた反乱軍は、あっという間に王都に攻め入り、王城で遊び惚けていた国王様と税の限りを尽くして優美に過ごしていた王女様は捕らえて処刑しました。

 憎悪をその目に宿した王女様は、最期に高らかに笑いながら叫びました。

 

 みんな呪い殺してあげるから!!


 そこから、王女様の呪いが始まったのです。

 まず、原因不明の病気によって農作物が枯れて育たなくなりました。次に嵐や大雨などの災害が頻発して酷くなり、冬の厳しさはこれまで以上になりました。餓死者が増えました。やがて国の治安は悪くなり、恐ろしい獣が出てくるようになりました。いつの間にか空は真っ黒い雲の覆われてしまいました。森の闇が深くなりました。

その森の中には犯罪者の共同墓地があり、そこには国王様と王女様の亡骸が埋葬されていました。森の近くの住人や通りがかった者たちから噂が広まりました。


 王女の亡霊がさ迷っている、と。

 王女の亡霊は数多の亡霊を支配して人を襲わせているらしい、と。


 王女の呪いだと、国民たちはやがて恐怖に支配されていきました。


 事態を憂いた国は、報奨金を出して国中から強者共を集めました。

そしてその中から十名を選抜して、新しく鍛えなおした剣を与え、王女の亡霊を倒すことを命じました。彼らに与えられた剣には、禍々しいほどの煌めきを放つ赤い宝石が埋め込まれていました。

 選抜された十名の強者の中で、ラウルは唯一の平民でした。他は騎士団に所属する貴族で、ラウルに友好的に接してくれる貴族もいましたが身分故かラウルは見下されていました。


 果たしてラウルは力を合わせて王女の亡霊を倒せるのか。

 剣に埋め込まれた赤い宝石の真実とは?

 王女の呪いは解けるのか?


 ラウルの旅がこれから始まる―――。








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