4話、召喚士スレ
2日目、朝の身支度などが終わった後
「 SPが12ポイントあるから新しいスキルを選ぶか」
レベルが1つ上がる事に4P手に入ったのでスキルを選ぶ
「私達ユニットは、レベルが上がってもポイントは手に入らないですね。ただ、熟練度があるので戦えばレベルが上がります」
なる程、そこがマスターとユニットの差か。
坂上零也 〈マスターレベル4〉
ウェポンスキル
銃射撃、レベル2→3〈消費3ポイント〉
バトルスキル
回避術レベル2〈消費3ポイント〉
強通常弾 レベル1
回復弾 レベル1
パッシブスキル
危険察知 レベル2→3〈消費3ポイント〉
状態耐性 レベル2〈消費3ポイント〉
残りポイント0
「大体こんな感じか」
回避術は機動戦になった時に入れて、状態耐性は毒とか麻痺が面倒なので入れた。
「マスターは後衛で指示を出すのが上手ですね」
「そうか?」
俺達は適当に話しながらタブレットを見ていると、情報提供のスレがあったので、名前を〈ゼロ〉で登録して、全国と地域の2つに分かれていたので天岡市のスレを開いてみると
「天岡市の召喚士は約8000人、スレに気付いて書き込んでいる人は約1000人か」
「この街の人口は知らないですが、中々多いですね」
召喚士スレ〈天岡市〉〈1日目〉
1、〈王子、男性〉僕が最初ですか。皆さん情報提供をお願いします。
2、〈明太子、男性〉俺はユニットガチャをしたが、〈星1の剣士見習い〉だったぞ。
3、〈コマン、女性〉私もしましたが、〈星1の弓兵見習い〉でした。
4、〈王子、男性〉すみません、ユニットの事もですが、街の人達や家族を非難させる方が良くないですか?
5、〈チュール、女性〉それはそうですが、何処に非難させるのですか?
6、〈テーレ京、男性〉そうだぞ。避難場所のアテも無いのに外に出られるか!
7、〈クード、男性〉その避難場所ですが、安全エリアが学校と役所とタブレットに書いてありましたよ。
8、〈チュール、女性〉えっ?
9、〈テーレ京、男性〉マジだ!
10、〈王子、男性〉7、情報提供ありがとうございます。召喚士の皆さんは天岡市役所に、住民や家族は近くの学校に非難させましょう。
この後もスレが続いていく。
「……、マスターはどうされますか?」
「今は、市役所や学校にはあまり近づかない方がいいな」
ただ、このままだと行動範囲が制限されるな。
「今はランク1のモンスターを倒しながら、人とは関わらない方向で行こう」
「了解です」
あと、ハンドガンとホルダーをもう1セット買って二丁拳銃にして、カスタマイズで威力をレベル2に上げる。
ハンドガンとホルダー、1100P
カスタマイズ〈威力レベル2〉
500P×2=1000P
4216P -2100P=2116P
「さて、後は防具も欲しいが重量が増えるのはキツいな」
個人的に欲しい防刃シリーズセットは5000Pするから全然足りない。
「私も装備の問題がありますね」
上下ジャージ姿では服の防御力はあまり無さそうだ。
「とりあえず、大量にポイントを稼ぎたい」
「そうですね。そろそろ行きましょう!」
俺とマリナは家の外に出る。
「あの、昨日よりもモンスターが多く無いですか?」
家から出て1時間後、俺達はモンスターの群れと5回目の戦闘に入った。
「確かに、昨日は単体や少数が多かったのに、今日は5匹以上の群れとよく出会うな」
俺はマリナと話しながら、ハンドガンを連射してモンスターから距離を取って倒す。
「昨日よりもアッサリ倒せるのはいいが、何かありそうで怖いな」
「確かに、このまま油断すると大怪我するかもしれないので警戒しましょう」
俺達は歩いて進んでいると
「アレは召喚士とユニットか?」
「そうですね。ただ、装備は見習いの貧弱な装備ですね」
〈野犬〉の群れvs召喚士+ユニットと国民の皆様が頑張って戦っているが
「このままだと人側が負けるが、俺達は関わりたく無いな」
「ただ、このまま見捨てるのもアレですよ」
何かしら方法がないかと考えていると
「それなら、フルフェイスのヘルメットを被って顔を見せないのはどうですか? 特徴がなければ大丈夫だと思いますよ」
その手があるが……。
「考えても仕方ない。ただ、アイツらとは関わらないぞ」
「わかりました!」
俺はタブレットを操作して、ヘルメット〈100P〉を2つ購入して被る。
そして、不意打ちで国民に飛びかかろうとした〈野犬〉をハンドガンの弾で撃ち抜く。
「援護いるか?」
とりあえず、確認しないといけないので聞いてみると
「はい、お願いします!」
向こうの召喚士から許可が取れたので
「行くぞ!」
「了解です」
野犬の群れは20匹程いるが、ハンドガンでの射撃とマリナの攻撃で大半を減らす。
「す、凄い!」
「これは助かります」
別にお前らを助けているつもりはないぞ。
そう思いながら〈野犬〉の群れを全滅させると
「あの、助かり「邪魔したな」えっ?」
俺とマリナは相手を無視してその場から走って離れる。
「ちょっと待ってくださいー」
「断る!」
向こうは何か言っているがスルーして
「マスター、私のわがままを聞いてくださりありがとうございます」
「別にいいが、さっさと離れるぞ」
相手が見えなくなったので、走るのをやめる。