信じる
今回、少しくらいかも、もし暗いのがやだって人は後書きに軽く内容書いておくんで飛ばして下さい。お願いします。
自室にて
おはよう。今、私は、ある問題に直面している。その問題がステータス強すぎ問題だ。これを、おじいちゃん達に明かすべきか?いなかを考えている。このステータスを見て怖がられる可能性もある。一体、そうすれば・・・・
答えは出ずに朝ごはんへ呼ばれる。
「おはよう」
「おはよう」
いつも通りの挨拶。
「はい、ご飯」
いつも通りのご飯。
昨日、自分の子では無いことを明かしても何も変わらない。二人が自分の育て親で恩人だからだ。しかし、言ってしまったら、この関係が崩れてしまうんじゃ無いかそんな不安が募る。
「ス、ース、ルース!」
「何?」
「どうした?そんな、ボートして?」
「なんでも無いよ!」
「それならいいんだけど」
不安そうにこちらを見るカービン。時間は過ぎ夜。
「ルース、話があるんだ」
「何?おじいちゃん」
こちらを見るカービン。
「ルース、もしかして、俺たちが本当の親じゃ無いのを本当は気にしてるか?」
「え?なぜです?」
「今日起きてから、ずっと何かを考え込んでる感じだし、もしかして、自分たちが本当の親じゃなかったこと本当は気にしてるんじゃ無いかと思って・・・・」
「別に、そういうことじゃ無いよ」
「じゃあ、なんなんだ?ずっと考え込んで、不安なことがあるなら言いなさい。俺達は、どんなことでも受け入れるぞ」
そうか。おじいちゃん達は、勇気を出して自分たちが本当の親で無いことを言った。なら僕も、言わなければ。それに、言ってもおじいちゃん達が変わることは無い。僕の大事な恩人で親で大切な人たちだ。なら、おじいちゃん達が信じてくれたよに、僕もおじいちゃん達を信じて真実を話そう。
「実は、ステータスことで相談が」
「ステータス?別に低くても気にしなくてもいいさ。訓練すれば問題ないよ?」
「違んだよその逆」
「その逆?」
「そう、僕のステータスは強すぎるんだ」
「強すぎる?数値が100とかなら普通だぞ?」
「そんなに、低くないよ。まあ、これを見て。おばあちゃんも」
皿を、洗いながら聞いていたシューカも呼ぶ。そうして、今日、リーナに教わった通りに、丸いボタンを押す。
「なんじゃこりゃあ!?」
「数値が無いじゃない!?」
カービン達は、驚く。それもそうだよね。だってこの数値は以上だもん。
「どう?僕のこと怖い?」
恐る恐る聞いて見る。
「いいや。そんな事はないぞ?」
「驚いただけだよ?」
あれ、意外とあっさりしてる。もっと怖がられたり色々聞かれたりするのを予想してたんだけど。
「本当に?怖くないの?色々聞いたりしないの?」
「別に、ステータスが少し強いだけ気にしないよ。俺たちの大事な息子には変わりないさ」
「そうよ。少しステータスが高いからって気にする事はないわ」
嬉しい。信じて言って見たけど、どんな目で、見られるかなんて分からないから怖いものは怖い。でも、おじいちゃん達はしっかり、自分のことをしっかり考えてくれている人だった。おじいちゃん達は、何より、自分のことを息子として、家族として見てくれていたことが嬉しかった。自然と目から涙が流れ出す。シューカが僕に抱きしめ頭を撫でてくれる。それを見て、カービンが二人を包み込む形で抱き着く。自分は、愛されていると感じる瞬間であった。
今回の内容(飛ばした人用)
カービン達に、自分のステータスが異常って事を教えて、家族愛に涙した。