現実から目を背けるな!
今回の話書いてて思ったんですけで前半絶対5歳児に話す事じゃ無い!
「ルース、少し話があるんだが、いいか?」
「別に、問題ないよ」
誕生日パーティーが終わり、片付けなどが終わった頃カービンに真面目な表情で言われる。
「お前に、言わないといけない事があるんだ」
「何?」
大方予想はつく。
「とても言いにくいだが、お前は、俺たちの子じゃないんだ」
下を向きながら申し訳なさそうに言うカービン。椅子に座って編み物をやっているシューカの手が止まる。しかし、自分は、この世界に来てすぐに記憶があった為知っている。
「そうなの?別にいいんじゃない?」
「いいもんなのか?」
「うん!僕にとってはおじいちゃん達が、親みたいなものだよ。今後、誰かが僕の親だっていて来てもそれは、変わらないよ!」
「そうか、そうか、お前は、そんな子だったな。心優しい子だ。ずっと、これを言ってしまっては避けられたりするんじゃあないか心配だったが、お前は、本当に優しい子だ」
泣き始めてしまったカービン達。それだけ、言えなかった事が辛かったのだろう。それに、言ってしまって一体どうなるかわからない恐怖は辛いものであろう。それなのに、自分たちの口からしっかりと言ってくれたことはすごいと思う。数分後二人は泣き止んだ。
「悪いな。少し取り乱してしまったよ。あと、一つ話があるんだがいいか?」
「うん」
「5歳になると、ステータスというのが、見れるようになるか気がむいたら見てみてくれ。見方はステータスと念じればいいだけ」
なるほど、念じるね。イメージしても開けそうだけど。この世界は、先に言った通りファンタジーな世界な為、魔法と言うものが当然存在する。魔法には詠唱と無詠唱があり詠唱はその名の通り詠唱を行なってから魔法を発動する。無詠唱は魔法のイメージを行なって発動する。その為、一つの魔法を極めなければいけない為、魔法使いが一生に無詠唱に出来るようになるのは少なくても1個できるようなればいい方らしい(おばあちゃん調べ)。
「わかった。寝る前にやってみるよ!」
「おう。明日、結果教えてくれよ」
「OK」
「それじゃあ、もう遅いし風呂入って寝るか」
「そうだね」
夜も更け家の自室
えっと、ステータスは念じればいいんだっけ?まあ、とりあえず正攻法でやってみるか。
念じると半透明の板?が出て来て色々書いてある。
ルース・ベル(5)
種族:今の所人間
職業:自覚の無い人
Lv.1
HP:∞
MP:∞
攻撃力:∞
防御力:∞
瞬発力:∞
技能:∞
スキル
魔法創造 武器創造 物質創造 武の境地 平行思考 神眼 状態変化 全魔法 錬金 威圧 芸の舞 感覚強化 魔力操作 魔力探知 完全無詠唱 偽装 精神支配etc,
加護
全神の加護
称号
全神の力を持ちし者 神から見られる者 神の女子力を上げた者 龍王の主人 狼王の主人
なんか、すごい事になってる〜俺って意外と疲れてるんだな。とりま、寝よ。
こうして、ステータスという現実から目を背け寝た。
今回、小説を読んでいただきありがとうございます。少しでも、楽しんでくれたのなら幸いです。今後も、皆様が楽しめる小説を書いていきたいです。ステータスを、少し変更しました。