機密文書
今年、最後の投稿です。よかったら見て行ってください。
ステータスの情報は、見れたのだ。12の精の情報を同時に。
その情報量は、人間の情報処理量を軽く超える。一瞬で、脳に刻み込まれた情報によって激しい頭痛を引き起こす。想像もしていなかった痛みに頭を抱え込みよろめき地面に座り込む。急に座り込んだルースに慌ててウィルが駆け寄る。
「だ、大丈夫ですか!?ルースくん!?」
「大丈夫です。少し、想定外の事態になっただけでこれといって問題は無いです」
「本当ですか?長い間、黙り込んでいたと思ったら急に頭を抱えて地面に座り込むし。ダメそうならステータス見るのやめてくださいね。無理してステータスを見てもらわなくて大丈夫ですよ?」
「大丈夫です。いけます」
頭痛が少し和らぎ立ち上がる。一度、深呼吸をし落ち着く。頭痛は続いるもののステータス画面を見れないほどでは無い。それに少し経てば頭痛も治るだろうし。なら、少しの頭痛くらい我慢してステータス画面を見ていた方がよほど効率的だ。
そして、目の前のステータス画面に意識を落とす。そうすると、今までのステータス画面とまた異なる画面が目に入った。目に入ったのは警告文の様なものだった。赤で書かれた文字はどことなく危険な雰囲気を醸し出している。そして、警告文はこう書かれている。
この先の、情報は機密事項です。
その情報を見た時点で、あなたには箝口令が課されます。
箝口令に、背いた場合罰則を受けてもらいます。
もし、機密事項を見ないのでステータスのみを見るのならスキップを押してください。
それを、守ることができるのなら、ゆっくりしていってね。
と、書かれている。正直、機密事項なんて興味もないのでここは無難にスキップを押す。こんな、めんどくさそうなこと知ってても得は無さそうだし。もし、すごい魔法とかの情報だったら見たかもだけど警告文読んだだけではそんな感じでも無さそう。
ステータス画面のスキップを意識的に押す。すると、新たな文書が書き出された。さっきとは、打って変わって堅苦しかった物がものすごく砕けた口調の文章だった。
今、スキップをしたでしょ?残念、ルースくんにはこれを見てもらは無いと困るんだなぁ〜という訳で、しっかり読んでね!読まないと、僕怒られちゃんだよ。あと、目で見た時点で箝口令が酷使されるから。消しても、見るまで突然機密事項出し続けるから〜よろしく。
「選択の意味を教えてやりたい。まさか、選択肢がないとは思わなかった」
いや〜、マジで機密事項とかいいから。機密事項を見れるぐらいなら地球の家にあるパソコンのデータを全て消したい。家族に、見られていたらマジで恥ずい超恥ずい。
なお、ルースが異世界に転生した後家族によって秘蔵コレクションが見つかったのは別の話。一応、DVDとか本は全て神様たちが処分したのだけどパソコンのデータまで気が回らなかったらしい。まだ本とDVDが処分されただけ良かっただろう。
「ルースくん、ブツブツ一人で喋っていますけど大丈夫です?」
「大丈夫です!ちょっと、今、めんどくさいことになってて」
「大丈夫ならいいですけど・・・・ほどほどに頑張ってくださいね?」
「わかりました」
どうせ、機密事項をいま見なくてもそのうち見ることになるんだから。今のうちに、見といた方がいいか。画面を、意識的にタッチし次の画面に進む。出てきた画面はパスワード画面だった。0〜9までの数字の中から4つ選んで入力する仕組みのやつだ。
パスワード画面なんてあるのか。なんだろう?適当に打っていれば当たるかな?とりま、1234で入れて見るか。
画面に表示された「ロックが、解除されました」という文字。流石に、警備がザル過ぎる気がする。なんかもう、自分に見てくれと言っわれているかのような気分だ。もう少し、凝ったパスワードにしないで大丈夫?
画面に表示された文章を上にスライドしつつ機密文書と対面することになる。文章は、本当にこれが機密文書なのか?とも思えてしまうほどに意味が分からない。いや、意味が分からない事はない。でも、なんでこれが機密文書なのか理解する事はでき無さそうだ。そして、その文章というのがこちら。
強キ者、世界ヲ滅ボサント戦ウ。ソノ光、世界ヲ超エル。一ツノ世界、二人ノ英雄、一ツノ世界、破壊ノ化身、一ツノ世界、神々ト、一ツノ世界、癒シノ祈リ、一ツノ世界、守護ノ霊、一ツノ世界、死ヲ知ラズ、一ツノ世界、花ノ騎士、一ツノ世界、四季使い、一ツノ世界、策ヲ練ル。三ツノ世界、過チヲ犯ス。数刻ノ平和ヲ砕カント動キ出ス。直グニ来ル。絶望ヲ連レテヤッテ来ル。打ツ手ハ少ナイ。今、動カズ絶望シ死ヲ待ツカ、最後マデ醜足掻キ続ケルノカ。時ハ近ク。動キ出セ数多ノ希望ヨ。光ヲ絶ヤスナ弱キ者ヨ。モウ既ニ始マッテイル。最終戦争ラグナロクハ始マッテイル。
この文章が機密文書には見えないし理解もできないでしょ?まず、最終戦争ラグナロクは比喩表現だとして解釈をしてもこの文章内では既に戦争は始まっているみたいだし自分が知る必要性が理解できない。正直、自分が知ったところで何もする事はできない。まだ、これから起きると書いてあるなら戦争を起こらないようにするとか対策のしようはあるけど。
でもこの文章は、圧倒的強者にまで蹂躙されていく姿を忠告しているのよな感じはする。それに、この文章内では打つ手は少ないと書かれているのだからかなり切羽詰まっているようにも見える。
どう、読んでくれた?別に、今は深く考えないでいいよ。そのうち、しっかりと全て話すから。今は、その文章に目を通したという事実が大事なだけだから。では、ここから先は僕たちのステータスだよ!よく見てってね。
陽気な声と共にステータス画面が表示された。
原初の精
ランク
存在しません
スキル
通達
称号
原初の精 始まりの精 地獄を生き延びた精 親子揃って使えた精
加護
全神の加護 精の加護 全世界の加護
説明
最近、全員で温泉旅行に行った。温泉に入った五人のうち三人がのぼせ看病が大変だった。他の7人はお風呂を早々に上がり温泉饅頭と温泉卵を牛乳と共にたらふく食べていた。そのうち一人は食い過ぎで一時間トイレに引きこもることになる。そのあとの、夕飯はしっかりみんなで食べることができた。余談だが、泊まった旅館の名前は竹之橤橤っていうのだがみんなこの橤橤という漢字が読めず竹さんという名称で旅館の事を読んでいた。
原初の精の一言
えっと、この部分を任されたフーです。隣には、暇を持て余しているウーがいます。えっと、何書けばいいんだろう?
適当に、書けばいいんだよこんなもん。
えー、ウーちゃん、また、ナーちゃんに怒られておやつ抜きになちゃうよ?
うっ!それは、困る。おやつがなくなるのは致命的だ・・・・
どうしようかな?
とりあえず注意喚起しとけばどうにかなるだろ。
そうだね!天才だよウーちゃん!えっと、ステータスのことは行ってもいいけど機密文書の事は喋っちゃだめだよ。このあとは、個人のステータシュ・・・・舌、噛んじゃった。
ほら、フー泣かないの・・・・そんなに、痛かったの?そんなに、泣かれるとどうしたらいいか分からないんだけど・・・・ナー助けて!えっと、詳細は各精のステータス見てください!
なんか、可愛いな。とっても可愛い。とりあえず、各精のステータスでも見てみるか。
本当は、今回でステータスについては終わる予定だったんですけど・・・・もしかしたら、2部意外と続くかもしれません。まあ、どちらにしろ、来年もよろしくお願いします。




