リーナ冒険者になる
今回、いろいろな事詰め込み過ぎて話がややこしくなっているかもしれません。これから、少しずつ修正を入れていく予定なのでその時に直すかもです。
リーナ視点
「あの、冒険者登録したいんですけど」
ルースより少し早く受付の前に来たリーナ。初めて、こういう所に来たせいか少し辿々しい。
「冒険者登録ね。ちょっと待ってて」
受付嬢が、机の下から紙を出し筆記具と共に渡される。筆記具は羽ペンで、少し羽の部分が大きく感じるほどの羽を使っている。
「これに、書いてね。あっ、文字って書ける?」
神界で、地上に来る前に勉強して来たので問題はない。
「書けます。これを、書けば良いんですよね?」
羽ペンを、手に取り聞く。
「うん、そのに書いてあるの全て書いてくれるとありがたいかな」
書き始めると、少し離れた距離から女の人が怒っている声が聞こえた。気になり、書くのを一旦やめ声の聞こえた方を覗き込む。そこにいたのは、ルースと男4人だった。
見た感じ、無理矢理受付嬢を誘った男4人がルースに辞めたらどうだと言われている感じだ。少し話を聞いていると、話がゲームをする方向へ転んで行った。
ゲームの、内容も手押し相撲になった。これなら、ルースが相手を殺す事も無いだろう。案の定、ルースの圧勝で終わった。
「あの子、凄いね」
衝撃を受けた様子で、こちらに話しかけて来る受付嬢。
「まあ、ルースだからね」
ルースの名前を聞きギョッとする受付嬢。
「ルースってあの?」
一体、どのルースなのか?ルースパウダー?この世界には、そんなものは存在しない。みんな、素の肌で綺麗のだから化粧を使っている世界の人が知ったら発狂するだろうな。
てか、何でこんな話になったんだっけ?えっと、確か受付嬢にあの、ルースと聞かれてからだったな。
「あの、ルースです。身長141体重32.6の、ルース・ベルです」
何故か。本人でさえ1cm伸びた事を知らないのに、リーナが知っている。実際に、本人が寝ている間に調べているのなら単なるヤバイ奴ある。
しかし、リーナは別にヤバイ奴では無い。無いよね?まあ、無いということにしておこう。答えは、至って単純である。リーナは、神である。え?意味が分からない?なら、もう少し詳しく説明しよう。
リーナは、夢の神である。昨日の夜、リーナはルースの夢に干渉した。夢を、操るのはそこまで難易度は高くは無いがそれなりの情報が必要だ。正確には、肉体的データが必要なのだ。
今、絶対いかがわしい事を考えた人いるでしょ?別に、エ◯同人みたいにそういう事はしなくても手で触れただけで肉体データは手に入る。
つまりは、肉体データの中には体重や身長も含まれているという事だ。正直な話、肉体的データを手に入れなくても好きな夢を見せるには問題ないことは口が避けても言えない。
「苗字が、同じってことはやっぱり10歳なのにAランクになった子なんだね」
冒険者ランクには、詳しく無いけど感心されてるところからかなりランクが高いのかな?
「どうやったら、Aランクになれますか?」
別に、聞くつもりは無かったが口からぽろっと出た。
「Aランクに?うーん、多分これからやる模擬戦でAランク以上の冒険者でも圧倒したらなれるんじゃ無い?試してみる?」
「えっと、お願いします」
ふふふ、と笑う受付嬢。
「あの子の事好きなの?」
藪から棒に、聞いて来るものだからリーナは手を交差させ凄い勢いで手を振る。
「そそそそそんな事ななないです」
また、ふふふ、笑う受付嬢。何か、面白がっているようにも見えなくは無い。
「そうかなぁ〜、私からは、好きなように見えるけど〜?」
「別に、好きってわけじゃなくて何と言いますか。大切な友人で、ちょっとした加害者の孫と被害者の関係ってだけです」
これを、聞き少し顔を引きつる受付嬢。別に、間違っている事を言っているわけでは無い。
関係性を表すなら私は、ルースをこっちの世界へ連れてこざる得なかった理由を作ったおじちゃんの孫だ。しかし、誰もおじいちゃんが創造神だとは思うまい。
ふと、ルースの方を見てみる。別に、これと言って見た理由は無いただ、ふと気になっただけである。ただそれだけである。ルースは、他の受付嬢と楽しそうに会話をしていた。
「好きなんじゃん」
まだ、からかってくる受付嬢。
「そんな、事ないです」
素っ気なく返す。
「だって、気づかないうちに頬膨らんでるよ?」
本人も、気づかない内いつの間にか膨らましていた頬。ルースが、他の女の人と話たことに向けてのやきもち。
「やきもち焼きめ」
愉快そうに言ってくる受付嬢。別に、ヤキモチなんて焼いてないし。
「これどうぞ」
もらったのは、小さな板に数字が振ってある木の板だった。木の板も、なかなか年季が入っており長年使って来たせいか所々傷付いている。
「何です?これ?」
「模擬戦の待ち順だよ」
数字は、17と書いてあるのでかなりの時間待たないといけなそうだ。
「今回は、特別にAランクの冒険者にしといたから運が良ければAランクになれるかも知れないよ?」
どうやら、気を使ってくれたらしい。しかし、特別にそんな事をしてもらうような理由があったようには思えないけど?この疑問は、次の言葉で解決する。
「私は、いつでも恋する乙女の味方だから」
リーナに、向かってウィンクをする。ありがたいのだがなぜか受付嬢に負けた気がしてどこか複雑な気持ちであった。この気持ちを、どうしよう?
この後、リーナは無事Aランクを取ることになるがこの時リーナと戦った試験官はひどい八つ当たりを受ける事になる。
ギルド長室
あのあと、階段を上がりギルド長室に来たルース。ギルド長から、紅茶とお菓子が出される。お菓子は、前回来た時と変わっていなかったが出された紅茶の種類が変わっていた。
ソファに座り机を跨いで反対側の椅子に座るカイン。カインも、何も変わっていない様子だが、心なしか少し嬉しそうだ。
「どうしたんです?嬉しどうですね?」
少し気になり、カインに聞いてみるルース。
「3人目の孫が生まれるんだよ」
ギルド長って子供いたんだな。てか、もう孫がいるのか。外見年齢20ぐらいにしか見えないしな。
「娘と息子がいるんだけど息子の方に孫が2人いて、今回、娘の方の孫が生まれるんだ」
嬉しそうに、語るカイン。これは、なかなかの孫ばかなのかも知れない。
「それは、おめでとうございます」
めでたい事には、しっかりおめでとうと言わないとダメだ。
「そんな、わけで早く仕事を終わらして帰りたいので手短に話さしてもらうよ」
お菓子に、手を伸ばし話を聞くルース。
「今日聞いた話なんだが、私の友人に騎士団の団長がいるのだが先日、この国の第一王女とファルカ公爵の愛娘を乗せた馬車がオーガに、襲われたのだが」
あー絶対あれだ。僕が倒したやつだ。てか、あれオークじゃなくてオーガだったのか。
「全滅寸前だった所に、黒に所々に銀色の髪をした140cmほどの少年が助けに入ったそうだ」
ルースの髪は、黒を基調とした髪に所々銀がメッシュ状に髪の毛に入っている。髪の毛は、この世界に来た時は黒一色だったのが歳を重ねるごとに銀色が入って来て今に至る。
銀髪の部分も既に増えて言って無いのでこれで終わりらしい。正直、地球の頃は黒一色で髪も染めたことが無かったから自分の髪に黒以外の色が入っているのは新鮮だ。
「名前は、ルース・ベルというらしい。これって、完璧にルースくんだよね?」
ここで、この話を自分にしているという事は何かめんどくさい事ぽいっし出来れば隠したいがここまで、バレちゃったら今更隠しても遅いだろう。
何で、あの時に本名言っちゃった事を軽く後悔しながら肯定の言葉をのべる。
「紛れもなく、僕ですね」
「やっぱり、ルースくんでしたか。実は、ルースくんを見つけたら王城に知らせないといけないのですがルースくんも、面倒ごとに巻き込まれるのはやだでしょう。今回は、見なかった事にしましょう」
以外や以外にも、今回は見逃してくれるようだ。絶対に、知らせると思ったんだけどな。
「何で知らせないんです?」
少しばかり、気になったので聞いてみる。
「さっきも言った通りですが、正直な所、知らせると色々書類を書いたりしないといけなくなるので生まれてすぐ孫に会えない可能性の方が高いので」
なかなか、自分勝手な理由だった。
「なら仕方がないですね」
しかし、ルースも乗った。そして、話が終わり紅茶を飲んでいた所にドゴンという凄い音が鳴った。
「何です!?今の音」
これ、絶対リーナだろ。何でここまでの音する魔法使ってんだ?
この時のリーナは、やきもちを焼きその上長い待ち時間でかなりイライラしていた。そのせいで、被害を食らったAランク冒険者もなかなか不憫である。
「多分、僕の連れです」
「それなら、安心ですね」
謎の信頼を持たれるルース。
「そういえば、私の息子の方の孫が今年学校に入るんですよ。ルースくんは、学校に入らないのですか?」
「今年から、入りますよ。まあ、試験に受かればですけど」
「孫も、試験を受けたみたいなんでもしかしたら同じクラスになるかもしれませんね?」
「もしかしたら、そうなるかもしれませんね」
この会話が、実際のものになるとはこの時二人は知る由も無かった。それにしても、カインさんの外見年齢で孫孫言われるとよくわからなくなる。
総合PV10.000越えありがとうヽ(゜∀゜)ノ うぇ──────ぃ♪これからも、頑張って書いて来ます。あと、先にも言った通り修正を少しずつ入れて行く予定なのでもしかしたら次回の、投稿まで時間が空くかもです。伏線を手直ししたり新しい日常描写を増やす予定なので暇な時にでも、読み返して見てください。お願いします。




