ステータスについて
一回、データ消えた。あと、この話にはある虫が出るので苦手な方は後書きに今回の内容を書いときますので読んでください。お願いします。
家に消える途中
日が暮れ街を街灯が照らす中ルースとリーナは家に向かって歩いていた。
「リーナって、どこに住んでいるの?」
リーナは、もともと神界にいた訳だから地上に住む家は無かったはずなら、自然とどこに住んでいるのか気にもなる。
「それについてだけど、前回渡した紙見てくれる?」
「別にいいけど」
アイテムボックスから、紙を出し開く。質感は、只の紙だがなかなかの装飾が施されている。夜の街は、街灯でかなり明るい地球の都心部程に煌びやかだ。
「えっと、何々?」
紙には、大まかに三つの事が書いてある。一つ目が、地上に行くに当たってこなすべき条件。二つ目が、地上に着いてからの条件。三つ目が、その他諸々だ。
えっと、地上に行く為の条件が三つで信頼できる者にこの紙を渡す。そして、その渡した相手に信頼の証として行動を示す(信頼の証となる行動については口頭で指名を行う)。そして、正当な手続きを行う事。
歩きながら、文章を読む。歩きながら読んでいるのに関わらず読めているのはリーナが手を引いてくれているからだろう。
「ねぇ?この、信頼の証の行動っていつやったの?」
行動と言う事は、何かしらのアクションがあったはずだ。しかし、ルースには其れらしき行動は記憶していなかったもとい、忘れていた。
この質問に、引いていた手を思わず離すリーナ。なんとも、酷い質問である。本人は、忘れたい過去なのにそれを知らず知らずのうちに掘り起こしているとも知らずに。
「えっと、ほら、夢の中で目を瞑って貰ったでしょ?それだよ!」
うまく判断が出来ないリーナは、中々苦しい言い訳をした。これを、信じる人間もいないだろう。信頼の証となる行動が目を瞑る事なんて。
「なるほどね!思い出した!」
それを、信じる人間もいた。
「それ早く、続き見なよ!」
早く、紙を見るように急かすリーナ。確かに、この会話だけで意外と時間を使っている。
「それもそうだな」
さっきまで、リーナの方へ向いていた意識を再び紙に戻す。また、歩きながら読み始めた為リーナが手を引いてくれる。
読んで行くと、ある事実にぶつかる。
「あの、リーナさん?」
驚きのあまりさん呼びしてしまう。
「ここに、住む場所は自己の自由だが紙を渡した者の家に住むのが好ましいって書いてあるんだけど?」
「あははは」
笑って流そうとするリーナ。しかし、流石のルースも流されない。
「一応、聞くけど住む場所あるの?」
目を、逸らすリーナ。道の真ん中で男の子が紙を片手に女の子を問いただしている様にしか見えない。みんな、不思議そうにこちらを見ながら通り過ぎて行く。
「なるほど、住む場所は無いと・・・・とりあえず、家に行ってからね。多分、問題ないと思うけど」
顔が、一気に明るくなるリーナ。この様子だけど、やはり住む場所は決まっていなかったらしい。もし、断られた時の事は考えていなかったのだろうか?
紙を、アイテムボックスにしまい、さっきまでリーナが引いていた手を次はルースが引く。街灯が、照らす中家への帰路を歩いて帰った。
玄関の前
「大きい家だね〜」
玄関前でリーナが言う。
「まあ、母さん達の要望とかを全部叶えたらこうなったらしい」
仲のいい夫婦だねと言うリーナ。確かに、仲は良いな。家の中は、所々光が灯っていてどこにいるのかが漠然とわかる。
「あと、僕が転生者って事は言っていないから秘密にしておいて」
今日この日になるまで、まだ一度も転生して着たと言う事は言っていない。言わなきゃいけないと思っているうちに、これだけの時間が過ぎてしまった。
いざ、言おうと思うとなんか言えない。別に、言うのに抵抗は無いけどなぜか踏みとどまってしまうだよな。
「OK、わかった」
しっかり、自分の意思を汲み取ってくれたらしい。
「それじゃあ、中に入るよ」
玄関を開け中に入る。ただいまと言うと、ドタドタと足音が近づいてくる。
「おかえr・・・・」
リーナと目が合うシューカ。
「おおおおお父さん!ルースが、女の子連れて来た!」
大声で言ったシューカの言葉は屋敷中に響き渡り次第に消えて行く。シューカの声が響き渡った頃廊下からダッシュでそれも猛ダッシュでこちらに向かって来る一人のが見えた。
「マジか!?」
ルース達の、前に立ちカービンが最初に放った言葉だった。なんとも失礼である。それじゃあ、僕が友達がいなかったみたいじゃないか!?
友達は、普通にいる。ガルムとラエルだけど。よくよく、考えると友達と言える人間はいなかったな。地球でも、この世界でも。しかし、リーナは神なので厳密に言えば人間では無い。
「先に言っとくけど、色々あってこの子を家に置いて欲しんだよ」
本当は、神だと言って条件について話すのが手っ取り早いんだけど地上にいるに当たっての条件に、自分が神だと言うのを明かしてはいけないと言うのがあるので、適当に設定をでっち上げとく。
学校目的で、遠くの村から出て来て試験を受けたのだけど、何かの手違いで住むはずだった家に住めなくなってしまい。そこに、たまたま通り掛ったルースがもし良かったらうちに、来たらと提案した、と言う設定。
我ながらしっかり出来た設定であると思う。これ以上に、良い設定があるなら教えて欲しい。
「可哀想に、うちで良ければ全然良いよ」
やはり、問題なさそうだ。
「えっと、名前を聞いても良いかな?」
カービンが、名前を聞く。リーナが一歩前に出て喋る。
「リーナ・ドリームです!よろしくお願いします」
深々と頭を下げ挨拶する。礼儀正しい子じゃ無いかと感心している二人。神の世界でも、礼儀とか大事そうだからな。
「とりあえず、ご飯にしようか」
「それもそうだな。腹も、空いたし」
リビングに向かって歩き始める。この日は、そのままご飯を食べ風呂に入り寝た。ちなみに、リーナの部屋はルースがいる部屋の右隣になった。
リーナには、アイテムボックスに入っていたベットと毛布を渡した。そして、夜。みんなが、寝静まった頃リーナは起きルースの部屋に忍び込んだ。
ルースの部屋にて
薄い生地でできたカーテンから月明かりが差し込みルースの顔を照らす。この後、ルースはリーナに地獄の様な起こされ方をする。
ルースの部屋に忍び込んだリーナ。足音を、起こさない様にルースに近づきこめかみら辺を、優しく触れる。次の瞬間、ルースの顔が歪む。
ベットから跳ね起き周りを見渡す。至る所から冷や汗をかいているのがわかる。
「おはようルース」
ベットに肘つきルースの顔を、見上げるリーナ。
「おはよう。てか、あの夢見せたのリーナ?」
本当に、悪夢だった。巨大なGが大量に押し寄せて来る夢なんてもう一生見たく無い。あれなら、GはGでも黒光りしてる方ではなく毛が生えている方の方がよかったな。
「うん。良い目覚めでしょ?」
薄く笑顔を浮かべ言うリーナがいつも、可愛く見えるが今は、悪魔にしか見えない。一度、体験して見てみるとこの恐怖がわかる。飛んでも来るから腹も見えるんだ。考えただけで、気分が。
「あんな、起こし方したんだから何かあるんでしょ?」
これで、何も無かったら怒る。あれだけの、悪夢を見たんだから。
「ステータスに、ついて何だ」
「ステータス?」
ステータスで、こんな起こされ方をしない用事があるとはあまり思えないんだけど?
「一つ目は、ステータスの右上に3つのボタンがあるでしょ?1つは、ステータスを開示する様とステータスの隠蔽様なんだけど。残りの一つが、問題でね」
なんか、爆弾を抱えた気がする。
「一番右側のボタンを押すとステータスを持っている人のステータス画面がシャッフルされちゃんだよね」
何それ、めんどくさそう。
「別に、シャッフルされたからっと言ってステータスが変わるかけじゃ無いのけど戻すのに一年近く掛かっちゃうだ」
それだけなら、問題なさそうだけど・・・・
「簡単に言えばステータスというのが存在する世界のステータスが混ざって大混乱するから押さないでくれってこと」
「OK、わかった。絶対に押さない」
押したら色々めんどくさそうだ。
「わかってくれて良かった」
思い出したかの様に言うリーナ。
「あと、ルースのステータスの∞って使っても減らないって意味じゃなくてステータス画面に収まりきれないから∞らしいよ」
ほう、あの∞ってそう言う意味だったのか。
「だからと言って、神以上の力を持っているのには変わりないんだけどね。回復するから最終的に減らないし」
そう言うリーナ。
「OK、ありがとう。覚えておくよ」
覚えといて損は無い。
「うん、じゃあ、おやすみ」
そう言って、立ち上がるリーナ。
「おやすみ」
リーナが、部屋から出て行き再び眠りに着きたくても奴もといGがフラッシュバックする為この後、2時間ほど眠れない時間が続いた。
リーナ、ルース家に住む、夜、リーナにより悪夢で起きる。ステータスの3つのボタンの内一つ押すとステータスがシャッフル。あと、∞がステータスに書ききれないだけで徐々に減っていく事が発覚。




