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転生後最強へ  作者: MI.ry
2章 王都編 1部 王都〜入学式まで
29/55

優しさが仇となる

中途半端な所で終わっていてすいません。文字数も、前回より少ないので少し物足りないかもです。

ビー玉で出来た剣を、元のビー玉に戻すリーナ。もともと、砕け散っていたビー玉を元の形にすると言うことはやはり、ビー玉自体を操っているっと言う事だろう。


模擬戦の会場から階段を使いルースの近くまで来る。


「お疲れさん」


労いの言葉を送る。


「もう疲れたよ」


正直、疲れている様子は微塵も無い様に感じる。息を、切らしている様子も無ければ汗をかいている様子も無い。


ギャラリーに、いた人達は皆リーナを見る。それもそのはず自分達では、見えない速度で移動攻撃をよけ試験官おも圧倒した受験生。一体、どこに注目を浴びない要素があるのだろう?


正直、自分は注目を浴びるのが得意な方では無い注目の的になっているのはリーナだが、少なからずそんな人物と話している俺にも興味を持つ者はいるだろう。


「お〜い、ファルいるか?」


下の会場から聞こえた声にみんなの意識が向いた。そこにいたのは、ルースの属性検査をした試験官だった。反応したのは、先程までリーナと模擬戦をしていた試験官だった。


「なんだ、ウィルか」


どうやら、属性検査の試験官の名前はウィルと言うらしい。


「一体こんな場所まで来てどうしたんだ?お前の、持ち場結構遠いだろ?」


武器の入っていた木箱を片付けながら話していることから模擬戦は終わりなのだろう。


「そうなんだが、受験生が一人消えてな。みんな、慌てて探してるんだよ」


確かに、学校の受験途中に姿を消したとなれば学校側の問題になる可能性も無くは無いだろう。しかし、あくまで可能性だ。まあ、少なからず色々聞かれることは避けられないだろうな。


「えっと、名前はルース・ベルで身長が140ぐらいの黒髪の男の子」


うん!物凄く、聞き覚えのある名前だ。身体的特徴にも、凄く既視感がある。


リーナが、凄いこちらを見て来る。圧が凄い、圧が。しかしだ!まだ、俺以外の人という可能性も拭いきれない!


まあ、正直8:2ぐらいで諦めてる。正直、ここまでの身体的特徴に同姓同名で自分じゃ無かった逆に怖さ感じる。それに、これまで身体的特徴が似ていて同姓同名の人間がいるのなら一度お目にかかりたいわ!


「こういう場合どうしたら良いんだろう?」


「正直に、名乗り出たら?」


背中を、押し試験官たちの方へ徐々に徐々に押して行く。


「なんか、僕が悪いことしたみたいになってない!?」


「実際、学校の人達に迷惑かけてるでしょ?」


「確かに」


思わず、納得してしまった。学校の人達に迷惑をかけているのは事実だ。


ギャラリーから、下の模擬戦の会場に降りていく。しかし、なんで自分がいなくなった事になっているんだろう?しっかり、ここにいたし別にいなくなったって言うほど?


階段を、降りきり試験官の近くにいき話しかけ様とする。しかし、話しかける前に属性試験をしてくれた試験官がこちらの存在に気づきこちらを、見ながら目を見開いている。


「いたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


歩いてくるルースに指を指しながら驚く属性試験の試験官。それほど、驚く事なのだろうか?おかげで、ギャラリーの人達がこちらを見てきて恥ずかしい。


「いたって何がいたんだよ?」


リーナと模擬戦を行った試験官はルースの方に背を見せているのでルースには気づいていない。ゆっくり、後ろに振り返りルースを認識する。


「えっと、お騒がせしてすいません」


とりあえず、頭を下げる。色々な人に迷惑を掛けたのだしっかり謝るのが礼儀というものだろう。


「いや、それは良いんだけどなんで、模擬戦の会場にいなかったの?」


どうやら、いなくなった事は許してくれるらしい。しかし、模擬戦お会場になんでいなかった、ってどういう事だ?別に、何も言われなかったここにいただけなんだけど・・・・


「えっと、会場っていうのは何でしょう?」


何も知らないので、試験官に聞いてみる。


「そうだった!そういえば、ルースくん模擬戦の会場を教え前に出て行っちゃたもんね」


どうやら、属性試験の会場で聞くはずだったのを足早に逃げてきてしまったせいで聞きそびれたらしい。完全に、自分のせいだ。


「本当は、属性試験の場所で教えるべきだったのに言いそびれてごめんね」


謝ってくれる試験官の人だが、完全に自分が悪いのに謝られるのは罪悪感がある。


「えっと、これから模擬戦をしないといけないんだけど残念な事にルースくんの模擬戦会場はもう、片付けちゃったんだよね」


少し、申し訳なさそうに言う試験官の人。この人は、良い人なんだろうな。


しかし、何でリーナの方が早く試験に呼ばれたか理解した。俺とリーナの試験会場が違ったのか。


そこで、提案と言わんばかりに人差し指を立て言う試験官。


「もし良かったら、ここで模擬戦をするって言うのはどうかな?ここだったらまだ、片付け終わってないし丁度模擬戦の試験官もすぐ横にいる」


リーナと戦った試験官は、急な提案に困惑している様子だ。


「すいません。こちらが、話を聞かなかったのにそこまでして頂いて」


この好意を別に無下にする必要も無いだろう。


「ちょっと待て、こっちはまだ良いって言ってねえぞ!?」


リーナと模擬戦をした試験官が声をあげて言った。しかし、属性試験の試験官の人が肩に手を回し耳の横で打ち耳をする。


「良いから、きっと面白い物見れるよ」


ニコリと微笑む属性試験の試験官。しかし、模擬戦の試験官には何が何だかさっぱりだった。


ふむ。もしかして、模擬戦を何回もして疲れてるのかな?


よく分からない思考をするルース。ルースの優しさが仇となりこのあと、試験官の怒りを買う事になる。


「もし良かったら、二人同時でも構いませんよ?」


キョトンとする試験官二人。それもそのはずだ、自分より一回りも二回りも違う子供に労わられハンデをあげても良いと言われているようなものだ。


ルースには、その気は全く無いが大の大人喧嘩を売ったみたいなものだ。


「どうやら、お疲れの様ですし」


ルースからすれば労いの言葉だが試験官の人達からすればただの挑発の言葉だ。属性試験の試験官はそれ程でも無いが、リーナと戦った試験官はこの挑発もとい労いの言葉に乗ってきてしまった。


「やってやろうじゃねえか。泣いても知らねえからな」


青筋が浮き出てピクピクしている。もう一人の、試験官が笑いを抑えながらなだめているがこう買わなさそうだ。

(´・ω・`)

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