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転生後最強へ  作者: MI.ry
2章 王都編 1部 王都〜入学式まで
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模擬戦 リーナ・ドリーム

今回は、いつもより文字数が増し増しです。これで少し、濃くなってれば良いんだけど・・・・

模擬戦の会場では、丁度模擬戦をしている人がいた。


自分の他にも、数人模擬戦を見にきている人がいた。会場は、ギルドの訓練場と同じ感じで地面に土が敷き詰められていて壁だけと言う訓練場という感じだ。


壁の上にギャラリーがありそこから自分含め試合を見ている。


「なるほど。試験官が、受験者の本気の攻撃を受けて実力を測る感じか」


会場には、剣を受け鳴らす音だけが響き渡る。剣と剣だけの模擬戦である。


「あれ?模擬戦って魔法禁止なのかな?あの人一度も使って無いけど?」


すると、どこからともなくさっき爆音を鳴らしたと思われる少女が現れた。


「それは、違うよ」


「うわ!びっくりしたぁ。なんだ、リーナか」


「なんだとは、失礼な」


頬を膨らませ言うリーナ。この人物が神だと言って信じる者はいるのか?それ程、普通の少女だ。


「ごめん。てか、違うってどう言う事?」


「どう言うことって・・・・おばあちゃんたちに常識は、教わったの?」


呆れた様子で言うリーナ。呆れる要素がどこにあったと言うのだ。


そりゃあ、しっかり教わっている。お金の価値がどれほどかも分かるし国の名前だって言える。今の国も同じ名前か知らないけど。おばあちゃん達何百年も生きてるし。


「魔法っていうのは、子供の頃にぽんぽん打てるものじゃ無いの」


人差し指をルースの顔の前に立てて言う。


「少なくても、15歳の成人を超えるまでに戦闘で魔法を使えるようになれば一人前かな」


「15歳ね。ちなみに、リーナは戦闘で魔法使えるの?」


「もちろんだとも」


上機嫌なリーナの笑顔。もし、ロリコンがこの場にいたのなら迷わずこの笑顔を永久保存するだろうな。うん?俺はって?まさか、ロリコンじゃなし・・・・可愛いとは思うよ。


「リーナ・ドリーム前に、来てください」


どうやら、リーナと話し込んでいる間に前の受験生の試験は終わったようだ。


はい、っと元気のいい返事をしギャラリーから下の会場へ階段を使い降りて行った。試験官の前に立った。説明をしている試験官の声は、数m離れているルースさえはっきり聞こえるほどの声の大きさだった。


しかし、なんで俺の方が魔法の試験早く終わったのになんで俺の方が遅いんだろう?


「この会場内は、如何なる攻撃でも耐え切る結界が張られている。存分に、力を奮ってくれたまえ。武器に、魔法何を使っても良しとする。ちなみに、武器の持ち込みも有りだ。武器の貸し出しも行なっているから勝手にあそこにある箱から持っていけ」


指を差す方向には武器が無造作に入れられ置いてある木の箱があった。中には、剣や弓矢などオーソドックスな物から棍棒や鞭などの少し変わった物まで入っている


「反則行為は、特に無し。どちらかの、降参もしくは戦闘不能状態にするか私が、実力を測り終えたと思ったら模擬戦を終了とする」


「わかりました」


余裕そうな顔で距離を取るリースを、どこか、不思議そうな顔をする試験官。


「武器は、持たないでいいのか?」


どうやら、試験官は武器を持たずに距離を取ったリーナを不思議に思ったらしい。


「武器なら、これから出しますのでご安心を」


キョトンとしている試験官に対してルースは直ぐに理解した。あの、孫バカが身を守るものを一切渡さず愛孫を神界から地上へ降ろすのは今、考えるとおかしい。


右手を、上に突き出すとその少し上から空間が空間を飲み込む様に、空間が歪み魔法陣を浮かべる。


リーナは、手を器の様な形にし上から落ちてくる自分の武器をキャッチする形をとった。


不可解な形だ。剣でも弓でも鞭でさえ、手で掴まないと使う事さえ出来ない。しかし、今リーナがとっている形は何かを受け取る形どう見ても、武器をとる形では無い。


次の瞬間、空間に穴が開き中から大量のビー玉が出て来た。大量にだ。器の形にした手から溢れ地面に落ちるほどにだ。こんなに手から溢れるなら一体、手を器にする必要はあったのだろうか?


「それはなんだ?」


困惑する試験官。この中で、不思議に思っていないのはリーナただ、一人だろう。


「ビー玉です」


確かに、ビー玉だがこの世界でもビー玉はあるらしい。


「確かにそうなんだが、それを武器にするのか?」


「はい」


始めないのですか?、と言うリーナ。まだ困惑色が抜けない試験官をよそに試合が始まった。


試合が、始まり30秒ほど動きのなかった中。最初に、動いたのは試験官だった。


試験官は、先ほどの受験生と一緒で剣を使う様だ。長さは95cmほどのロングソードだ。一瞬で元いた場所からリーナの前まで詰める。右下から左上へと振り上げる。先ほどの、受験生の時と比較にならないほどの剣速とパワーで。


それを、後ろに躱すリーナ。試験官は後ろに躱したリーナを見て右足を前に踏み込み剣を振り下ろす。剣が地面に当たりドゴンッっという音を鳴らしながら土埃を起こす。


「うわ!あんなの、食らったらひとたまりも無いよ」


手を、口に当て驚くリーナ。地面に叩きつけた剣を見て唖然とした様子で立ち尽くす試験官。試験官やルース以外のギャラリー達は完全に入ったと思っただろ。しかし、当たる寸前剣の腹を手で弾き剣筋をずらしたのをルースは見逃さなかった。


「普通の子なら、トラウマになっちゃうよ?」


余裕そうなリーナに、バケモノめ、っと小声で言う試験官。


「次は、僕の番だね」


そう言うと、リーナの周りにビー玉が集まった。


次の瞬間、すごい勢いで試験官に飛んで行くビー玉。速度も、試験官の剣速とは比にならないほどの速さに加え、飛んで行っているビー玉は1から2cmほどの大きさの性でかなり見にくい。


ビー玉の数も50個近く飛んで行っているため全てのビー玉を避けることは不可能に近いだろう。そしてそれに気づいた試験官がとった行動は、自分に急所に当たるビー玉のみを叩き落とした。


「痛っ。意外と効くな」


急所のビー玉だけを叩き落としたので、勿論他の場所には当たる。結界で、ダメージが無くても攻撃に当たった感覚が無くなる訳では無い。攻撃が当たれば当然感覚は鈍る。


叩き落としたビー玉の中には砕け散っているものもある。地面に、破片が散らばり光を反射し光っている。


「どうだ?もう、攻撃してこないのか?」


この状況で、煽って行く試験官。その根性は、素直に凄いと思う。


「じゃあ、もう一つもビー玉の使い方でも使ってみようかな」


「ビー玉の、他の使い方?」


ふふふ、っと怪しげに笑い砕け散ったビー玉を集め始めた。


「僕の武器は、ビー玉なんだけど別にビー玉を自由に操って武器にする訳じゃ無いんだよね」


砕け散ったビー玉がリーナの手に集まり始める。光を反射しながら形を作る。


「ビー玉自体を自由に操るんだ」


ビー玉自体つまり、ビー玉というものを操るので無くビー玉と言う物質を操るっと言う事であろう。


「だから、ビー玉を操って剣を作ることだって出来るんだ」


手に、握られているのはガラス製の剣。普通なら、強く握っただけで砕け散るだろうがリーナは、ビー玉・・・・今は、剣になっているせいでビー玉とは言えないがまあ、ビー玉としておこう。そのビー玉と言う物質を操るのだから強度だって自由自在だろう。


「行くよ」


その場から消える。次に、試験官達がリーナを認識したのはリーナが言葉を発してからだった。


「えい!」


可愛らしい声と共に圧倒的な実力差を試験官に見せつけた。リーナは、軽く剣を試験官の体に当てる。この戦いが模擬戦で無ければ自分が死んでいる事を試験官は自覚をしていた。


額には、冷や汗が流れる。自分の剣戟を避けて見せたさえ化け物なのに、気配も感じず認識も出来ないで自分の後ろに周りこむなんて普通には出来ない。


「これにて、リーナ・ドリームの模擬戦を終了とする」


リーナの、模擬戦は終了を告げた。

ここまで読んでいただきありがとうございます。今まで、学園編となっていたのを王都編に勝手ながら変えさせていただきます。申し訳ございません。

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