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転生後最強へ  作者: MI.ry
2章 王都編 1部 王都〜入学式まで
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夢の中から

今回も、薄いなぁ。どうやったら濃くできるか試行錯誤中。

あのあと、いろいろ聞かれたが軽くあしらいながら逃げて来た。今は、会場外の椅子で休憩中だ。


「はー、疲れたぁぁぁーー」


まさか、あれぐらいの魔法であんな大騒ぎに大騒ぎになるとは思わなかった。


「どうしたの?そんなに、疲れて」


聞こえた声は、何度も聞いた声ではあるがここにいるはず無い人物の声だった。中世的な声に少し幼さを残したような声でその人物は、自分の前に姿を現した。


「なんで、リーナがいるの!?」


「どう?驚いた?」


自分の驚く顔を見て、満足げのリーナ。


驚くに、決まっている。神は、神界から降りれないものだと思ったし何より、なんでここにいるのか疑問に思った。



「なんで、ここにいるの!?」


「何でって、紙渡したでしょう?あれに全部書いてあるよ?」


「読むなって言われたから読んでないよ」


「そうだった。驚かそうと思って読むなって言ったんだった」


リーナは、首を傾げながら言う。


リーナは、天然なのか?自分で言った事忘れてるし?結構、リーナのこと知ったつもりだったけど、いまだに知らないこともあったんだな。


「まあ、椅子に座りなよ」


そう言い、隣のスペースを軽く叩く。今、リーナは椅子に座っているルースの前に立っていて、少し、男として女の人ずっと立たしておくのは、避けた方が良いだろう。


「そうさせて頂くよ」


椅子に座るリーナだが、なぜかいつもより距離をとって座る。夢の中だとすぐ隣なのに今は、50cmほど距離を置かれている。


「何で、そんなに遠いの?」


「現実で、隣に座るの初めてだから少し、気恥ずかしくて」


確かに、女子と現実で座るのなんて人生初めてかも。やべ、そんなこと考えたらすげえ、恥ずかしくなって来たんだけど。


「まあ、そんなに深く考え込むことでも無いよ」


「そ、そうだよね!」


今まで、開けていた距離を無くしいつも通りの距離感になる。


少し、沈黙が走る。どちらも、喋るのが得意な方では無いのでどう会話をすれば良いのわからず、下を向くことしかできず気まずい空気が流れる。


こう言う、場合ってどすれば良いの?話題、振った方が良いのかな?


「えっと、今日はいい天気ですね」


必死に、考えひねり出した言葉だった。


「えっ、うん。そうだね」


予想外の、言葉を言われたリーナは反応に困るのも仕方がない事なのかもしれない。


やばい、すごい恥ずかしい。穴があった入ってさらに穴を掘りたい。


「なんか、不思議だね?」


「何で?」


会話を、振ったのはリーナ。


「だって、夢の中ではあんなに普通に話せたのに、現実になった瞬間こんなにも、話せないもんなんだも」


楽しそうに、話をする。


「そうだな。なんか、不思議な感覚だよ」


空を、見ながら話す。いつも、白い空間での会話だったので上を向いても白色しか見えなかったが、ここは現実で、空が見える。薄い雲がかかり太陽が隠れる。


「そういえば、何でここにいるのか聞いてなかったな」


「それはね」


やけに、長い間をとる。思わず、息をのんでしまう。


「この学校に、通うためさ」


「なるほど、学校にね・・・・うん?」


一瞬、簡単に飲み込んでしまったがよくよく考えると意味がわからない。わざわざ、神界から降りて来てまで学校に通う普通?


「別に、通うのには反対しないけど何で?」


「何でって言われても・・・・」


流石に、ルースと一緒にいるのが楽しかったからとはいえないよね?この際、ぶっちゃけちゃう?


葛藤するリーナ。本当の事を言うか。嘘を伝えるか。


「えっと、ね。神界以外の場所も見て見たいなぁ〜っと思って」


嘘では無い。神界以外のところも見て見たかったのも真実。しかし、一人で見たいと言っていないのも真実。


「なるほどね。それにしても、よく、あのおじいちゃんが許したね」


あの、創造神は重度の孫バカだ。そんな人が、一人見知らぬ土地に孫を送り出すとは思えないんだけど。


「ああ、おじいちゃんね」


どこか、哀れむような目空虚を見ながら話す。


「少し、脅s・・・・交渉して、ね?」


今絶対、脅したって言いかけた。怖いよ。凄い怖いんだけどリーナさん。


「条件を少し付けられたけど」


「条件?」


やはり、あの孫バカは何か考えてたようだ。


「うん、紙に書いてあったんだけど見ないように言ったもんね」


「うん」


「簡単に、いえば私が信頼できる人に紙を渡してそのあとに、その、えっと」


急に、歯切れが悪くなるリーナ。


「何?」


「ま、まあ、ききき」


「き?」


しっかりと、言葉を離さないリーナに顔を近づける。下を向き耳を赤くするリーナ。


「接触をすればいいの」


「なるほど、それに俺が選ばれたと。光栄なこった」


どうしても、キスという事が言えなかったリーナは接触という答えに至った。しかし、キスという言葉に縁がなかったルースは接触という答えでも納得してしまう。少しは、女に恵まれていれば。考えると悲しくなる。


「てか、試験終わったの?」


「あ!忘れてた。先に、言ってるね」


「頑張ってね」


「うん!」


試験会場に、走っていくリーナを見送りそれを見て惚けている。何も考えず、体の力という力を向き惚ける。


会場の方から、ズドンという音が聞こえ現実に戻る。


「あれ絶対リーナだろ」


そんな事考えながら頬を叩き気合いを入れ直し立ち上がる。


「俺も、行かないとこんなところでボーとしてる場合じゃないや」


試験会場に、足を進め次の模擬戦に備え他の人の試合を見にいくことにした。

皆さん、ここまで読んで頂きありがとうございます。もしよければ、こうすれば良いよ、とか、ああすれば良いよ、とかアドバイスを貰えると嬉しいです。

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