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転生後最強へ  作者: MI.ry
2章 王都編 1部 王都〜入学式まで
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実況解説

今回、もうちょっと進むはずだったんですけど・・・・全然進まなかったなぁ。

ギルド長室


ルース達が、帰り静けさが張り詰める部屋。魔法石を使ったランプが、部屋を照らす。日は落ちているのでランプを消せば暗闇が、部屋を包む。


「ルースくんを、どうにか協力関係にできる事が出来たのは良かったな。敵対したら大変だった・・・・」


机の上にある紅茶を、飲みながら言う。


「もし、敵対してたら伝説が早まったかも知れないな」


カインは、自分で言った言葉でゾッとする。


もし、敵対していたならどうなってたんだろう?本当に、伝説が早まったのかな?どちらにせよ、敵対しなかった事を喜ぶべきかな?


紅茶が、飲み終わったのでティーカップの中に新たに紅茶を注ぐ。机に付いている棚に鍵を差し込み開ける。中には、一冊の本が入っていた。特に、変わった様子もない本だがどこか神秘的で妖しい。


「しかし、SSSランクを超える実力を持つルースくんって一体・・・・」


本を、手に取り開く。中は、何百ページとあるがほとんど白紙で文字が書いてあるのは1ページのみ。中にはこう書いてある。


古キ世界ガ終ワリシ時大地ワ裂ケ天ヲ割ル大戦ヲスルデアロウ。ソノ者達ワ世界ト戦イ新タナ世界ヲ作リ出ス。


「世界と戦うね・・・・少なからず世界は終わるんだろうなぁ」


本を閉じ棚に戻し鍵を閉める。椅子に座り少し考え込む。


やっぱり、ルースくんを仲間にして良かった。本当に、こうなるのであれば仲間が何人いても困らないし。ルースくんの、お父さんも僕で勝てるか怪しい程強そうだし。しかし、大地は裂け天を割る戦いね・・・・


外からは、酔っ払い達が歌を歌っているのが聞こえる。


「まあ、考えても仕方がないか。とりあえず、帰ろう。早く帰らないと怒られるしな」


荷物を、まとめ帰る支度をする。ティーカップを洗い元の位置に戻す。魔法石で出来たランプも消し部屋を出る。部屋には、さっきよりも静寂が響き渡る。


ルースの家にて


家に着いて一番最初にしたのは、アイテムボックスから物を出す事だった。


「最初から、必要な物以外アイテムボックスから出してもらって行けば良かった」


ルースのアイテムボックスに食料などを入れていたので、夕飯さえも作る事ができなかったシューカ。


「えっと、全部出す?食料でキッチン埋まると思うけど」


今、ルースがいるのは家のキッチンで30畳程あるが食料だけで軽々部屋が埋まる程アイテムボックスには、食料が入っている。


「えっと、とりあえず適当に出してそれ使って料理するから」


「OK、わかった」


そんな会話をしていると、さっきまでリビングにいたカービンがやって来た。足音を消していたつもりで歩いて来たのか前かがみになり足を高く上げてやって来た。


「何してるの?父さん」


「いやちょっと、面白そうなことしてそうだったから」


何を勘違いしているのか?アイテムボックスから食料を出すだけなのに面白いとはあんまり思えないけど。


「これから、食料出すだけだよ」


「どうやって?」


「普通に、アイテムボックスからだけど?」


「そうかそうか。なら、俺とシューカでアイテムボックスに手を突っ込んで適当に取ったもので料理をしよう。どうせ、ルースが出したら面白みのないものばっかり出すだろうし」


まず、料理に面白みを求めている時点で間違っていると思う。父さんを止めてくれとシューカにアイコンタクトするが、意外とシューカも乗る気だった。


「良いわね。面白そうだし」


「ほら、来た。とういうわけでルースよろしく」


「わかったよ」


とりあえず、ルールを決めないとルールを決めないと永久に続くゲームになりかねない。以外とルースも乗る気である。


「先に、ルール説明するよ」


返事をするカービンとシューカ。


ルールといっても今即興で作った奴だけど、無いよりマシだろう。以前ルールをあやふやでやったら大変だったからな。


キッチンに備え付けのランプが、照らす中ルールを説明する。ちなみにルールはこうだ。


・一度だけ、アイテムボックスに手を突っ込んで掴めるだけ掴む


・アイテムボックスから外に出したら中心の机に置く。それまでに、落とした物は無効。


・作った物は、しっかり責任を持って食べること


「それじゃあ、どうぞ」


アイテムボックスを、作り出す。中には食える物は全て入れた特別な空間を作った。いつの間にか、ここまで成長してた。ちなみに、食えるのは何でも入れた一度食ったら気絶するキノコとか噛むと臭い汁出す葉っぱとか色々だ。


「私から行くは」


先陣を切ったのはシューカ選手一体どんな面白い物を見せてくれるのか。実況兼解説のルース・ベルです。よろしくお願いします。


急に始まった、心の中での実況解説一体自分は何をしたいのか。シューカは、勢いよく手をアイテムボックスに突っ込み食べ物を探している様子だ。


おっとこれは、なかなか威勢がいいです。怯える様子も無く突っ込みましたね。しかし、シューカ選手は手が大きく無いですからね。一体いくつ食べ物を取って来れるのか見ものです。


アイテムボックスに、入れた手を中から出し机の方へ運ぶ。手に持っているのは5個ほどの食材で手に収まっている。


おっと、シューカ選手威勢良く突っ込んだ割に謙虚です。何と謙虚なんでしょう。これは、シューカ選手の性格が伺えますね。


食材を落とす事なく机に置く事ができた。


「次、カービンの番よ」


カービンを急かすシューカ。楽しそうである。


「OK、任せろ」


左手を右肩に乗せ腕を回す。アイテムボックスの方へ歩いて行く。


これまた、アイテムボックスに勢いよく手を突っ込んだ。シューカは、気合いが入っている入れ方だったがカービンは力が入っている入れ方だった。


おーっと、勢いよく突っ込んだ。中で食材をかき集めている様子ですね。一体、何個取り出すのでしょう。


中から、片手で15個ぐらい食材を持ち出した。


おーっと!!すごいです。ぱっと見でも15個ほどあります。これを、落とさず机まで持って行く事が出来るのか。期待値が上がりますね。


「おっとと、やべ落としちゃった」


やはり、落とした。シューカと違い手に山盛り一杯持った食材は横から落ちた。


やはり!やはり!落としてしまいました。下に落ちたものは料理には使いません。しかし、問題ありません。後ほど、スタッフが美味しくいただきます。落としたのは、キノコなのでバターで食べることになるでしょう。


「はい、これでよし」


カービンが机の上に食材を置き試合が終わった。


「これから、結果発表です」


後ろからは、どこか有名なBGMが流れて来そうだ。


「シューカ選手5個、カービン選手13個、カービン選手の優勝です」


拍手をする。はたから見れば、ただ馬鹿な奴らだ。


「では、この後料理に移らしてもらいます。母さん頼んだ」


「OK、頑張って作るよ」


やはり、適当に取ったものだったのでできた料理は美味しかったものの吐き気がしたり目眩がしたり色々大変だった。一番大変だったのは、沈黙茸と言う食材で食べると喋れなくなってしまうのだ。これを、みんなん食べたせいで一時期意思疎通ができなくなった。


この日は、食べ終わったらやることをやって寝た。

読んでいただきありがとうございます。誤字脱字ありましたら教えてくれると幸いです。修正を行うので。

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