帰り道
今回、また文章が変かもしれません、すいません。
「えっと、まず説明させて頂くのはランクについてですね」
早速ランクについて聞けるのか。なかなか、ありがたい。
「ランクはF~SSSまであります。Fが見習い、Eが冒険者の卵、Dが初心者、Cが中級者、Bが上級者でAランクから、一気にレベルが上がります」
え、その様子だとAってかなりいいランクなんじゃ・・・・
「Aが人間との分岐点で、Sが人間辞めかけで、SSがほぼ人間辞めて、SSSランクが人間を完全にやめるって感じです。ギルド長は、それ以上のランクって感じです」
一応、例外もありますが、っと補足を入れるカイン。
Aランクからの例え独特じゃない?てか、そう考えるとカービンは既に人間を辞めてるのか・・・・
「一つ質問いいですか?」
「どうぞ」
「なんで、僕がそんな高ランクなんです?僕なんて、ただの子供ですよ?」
実際は、普通の子供とはかけ離れてる存在だけど。ステータスとかぶっ壊れだし。唯一、普通の子供って言えるの身長ぐらいじゃないかな?
紅茶を飲みながらルースの話を聞くカイン。
「一言で言うと、異常ですかね・・・・」
「異常?」
その言葉自体の意味はわかる。しかし、異常と言われるような事をしたつもりは無いし、何より、異常と言われる程力を見せたつもりも無かった。
「そう、異常です。いや、異常と言うより・・・・本人の前で言うのもあれなんですが」
「気にしないで言ってくれて構いませんよ」
少し言うのを躊躇うカインに言う。それでも、申し訳なさそうに言った。
「化け物ですね。私は、本部のギルド長です。この国では、トップを張るほどの力を有しています。しかし、それでも私があなたと対峙した時今までに感じた事の無い威圧感を感じました」
その時の事を思い出しているのか、顔からは冷や汗が出てきて真っ青になっている。
「その時に、すぐ分かりました。あなたには勝てないと・・・・」
「でも、実際にあなたは勝ったじゃないですか?」
ルースは言う。どうしても、自分の異常さを隠したいのだ。この力は、簡単に国を滅ぼすほど力がある事も自覚している。しかし、一番怖いのはこの力を狙って来る人達だ。この力を、手に入れるために色々な手を使ってくるだろう。刺客を送ったり、知り合いを人質にとったり、その手は様々だが本当に手に入れようとするならどんな手段でも使うであろう。
「はい、勝ちました。あなたは、完璧に受け身を取り何もなく元気な状態で」
ルースの目を、見るカイン。
「あれは、たまたまです。たまたま、完璧に受け身を取れたんです。もう一度、模擬戦をしたら素人同然ですよ」
あくまで、シラを切る。
「そうですか・・・・ルースくん!」
「はい」
改まって、名前を呼ばれる。急に声がでかくなった為、体を多少たりともびくんと震わす。
「これから、あなたの色々な事をフォローします。頼まれるのなら家事や買い物まで、無償でします。なので、この街などに危険が迫るような事があれば手伝ってはくれませんか?力を、隠さずに」
その言葉は、本気のようだ。そこまでして一体何を求める?紅茶を飲みながら冷静を装っているが内心意味が分からない。なぜそこまでして、力を知りたい?力を、知りたいんじゃなくて違う事を知りたいのか?どちらにせよ、意味が分からない。
ティーカップをソーサーに戻し、カインの目を見るが、特に何を考えているかわかるわけではない。窓から見える夕日が、沈みかけていることからかなりの時間ここにいる事がわかる。
別に、悪い条件じゃないんだよなぁ。無償で依頼を受けてくれるようだし、力を、見せるのは街などに存続の危機が来た時のみだしな。でも、何を考えているか分からないから、どう返事を返せば良いもんか。
「分かりました。その、お話をお受けします」
「そうですか!それは、良かったです!」
どこか安心した様な様子だ。紅茶と一緒に出してくれた菓子に手を伸ばし食べる。なかなかの、お菓子だ。正直、お菓子なんて10年ぶりだし、どんなか忘れたけど。レモンの風味が鼻の中に広がるな。
「では、ランク以外の説明に戻らしてもらいますね」
そこからの、話は早かった。ギルドに来てから1時間半ほど、やっと話が終わった。
新しい家に帰る途中
「父さん」
「なんだ?』
「看板が、お子様向けだった理由は分かったけど」
看板が、お子様向けだったのは子供でも依頼しやすい様にと言う配慮の為だった。確かに、剣や斧だと確かに子供は入りにくいからなぁ。親が、働いていたり風邪になり薬草をとってきて欲しいなど意外と子どもからの依頼は、多い様だ。値段も、物によるがかなりリーズナブルであった。
日は、もう無く。魔力を動力とする街灯の様なものが夜の街を照らし出す。朝は朝で活気があったが夜は一段と活気立つ。貴族が多くいるこの地区でも、飲み屋が存在する。そこでは、貴族も一般市民も関係無く飲み交わしている。この姿を、見る限り貴族達は腐っている訳では無さそうで安心する。
「さすがに、子供好きの冒険者多くない?」
「確かにな」
ロビーに、戻ってからは色々な人に色々な物を貰った。食い物から飲み物や色々な物を貰った。
「仕方がないんだよ。冒険者は、子供を持たない者も多いし。何より、お前ぐらいの歳のやつはなかなかのレアだ」
子供の冒険者は12から多くなるらしいので10歳の冒険者は珍しい。
この世界は、いい世界だ。
もしかしたら、2章を1部とかと分けるかもしれません。学園編と言いながら全く学園が要素が無いから・・・・もしそうなったら、ご迷惑をかけるかもしれません。ごめんなさい。あと、次回はカイン視点からスタートすると思います。混乱しない様にお願いします。




