プロローグ
頑張って書いていきます。
ある森の中
ここは、人が滅多に訪れない森。訪れた者は、生きて帰らぬ事から、帰らずの森や人喰い森とこの森付近の人達は呼ぶ。そんな、森の中に、一人の少年が転生してきた。
うぉ!なんだ!?ここはどこ?体をうまく動かせない。てか、動けない。一体なんなんだ?
辺りを見渡すと高さ30mはあると思われる木。
待って!落ち着こう一旦状況を整理しよう。
確か、俺はさっきまで、日本に居たんだよなぁ?そして、確か夜、学校の先生に頼まれた作業を、終わらせて帰っている時に刃物を持った男に刺されて意識を失ったはず・・・・うん?とう言う事は、今、意識を失っていて夢の中?現実の俺はベットの上?
訳の分からないまま、いろいろな考察をしていると、突然頭の中に声が響いた。
『どうも、神っです☆』
「あー、うー、あっ」
なにこれ!?喋れないんだけど!?
『あ!今は、喋れないよ。回答や質問は考えるだけでいいから』
『あら、そう』
『なんか、妙に落ち着いているな。神って言われたら普通驚く者なんじゃないの?まあ、それは、おいといて。早速、説明に入っちゃうね♪』
『あ、はい』
『本当に、落ち着いてるね』
少し、驚いている様子の天の声
『えっと、まずは、今の状況ね。今の、あなたはハイルと言う世界にいるのね。そして、状態は赤ん坊『ちょっと、待ってくれないか?』』
『いいけど、なんで?』
『状況が、飲み込めない』
流石に、急に聞こえてきた声の主にあなたは、日本に居ません宣言は辛い。あと、状態が赤ん坊という状況も飲み込めな。これを、すぐに、飲み込める人間がいたら見て見たい。声の主はさっきまでの落ち着きは何処へやらと言っているが、流石に違う世界宣言は落ち着いて居られない。あ!もしかして夢?
『残念!夢じゃないんですねこれが。現実ですよ。げ・ん・じ・つ』
『そっか俺は、通り魔に刺されたせいで、頭の方がぶっ壊れたみたいだな』
『もう、話進めるけど、日本の方のあなたは死にましたよ?』
『why!?』
『そりゃあ、そうでしょう。あなたは知らないと思うけど気絶した後すごかったんだよ?それは、もう、滅多刺しよ。正直顔なんて原型残してなかったよ?どんな状態だったか説明してあげる?』
『いや、遠慮しときます』
『そう』
少し、がっかりしている様子の神(仮)。もしかしてナチュラルサイコパスなんじゃ・・・・
『サイコパスじゃありません!』
『心を読んだ!?』
『神だからね』
『お、おう』
『こんな、話している場合じゃなかった。話を戻すよ。一旦質問したり話を遮らないでね♪』
『オッケー、完璧に理解した』
『それじゃ行くよ。簡略化、させていただくけどよろしく』
こうして、神(仮)による説明が始まった。
楽しんでいただけたでしょうか?これからも、不定期更新ではありますが書いていきます。