登場人物
~主人公~
・八角慶吾(24歳)
東京都に在住、ホビー会社ヘンゼルカンパニーに努める普通の会社員。大学時代に両親が他界し、現在はアパートで独り暮らし。小さいころから女運に恵まれておらず、いつか人間の彼女を作りたいのが現在の夢。また、清廉な意味合いで子供が大好き。
・カイ・ヴァルクサンダー(14歳)クラス1
ファフニール魔法学園の最年少の男子生徒。可愛い外見かつ、性格は穏やかに見えて実は結構なスケベ。 魔力は殆どないに等しく、簡単な肉体強化魔法しかできない。シェリルやエリカと幼馴染だが、幼少期の詳細は一切不明である。
~魔法世界の人達~
**ファフニール魔法学園の生徒・普通組(主に第1章以降の主要登場人物)**
・エリカ・シュヴァルツ(15歳)クラス3
魔法世界でも名高い、名門シュヴァルツ家の長女。普通組の学級委員長をしており、成績も優秀。学園の普通組の中では常にトップでありたい性分で、いわゆる頑固者。元の世界の桝野恵梨香という人物と瓜二つ。魔法は弓矢を用いたものが多い。
・マイトラ・シューベル(あだ名:タイガー)(17歳)クラス2
学園で最もうるさいと言われている男。カイのことを友人と言いつつ可愛がっており、周囲からは結構疲れる男だと評判。性格はおしゃべりで、飽き性。年齢のわりに魔法が下手で、見方を変えればカイと同程度の実力である。
・マナ(18歳)クラス3
通称、学園一のおせっかい女。教師になる夢を抱く、普通組最年長である緑髪の女性。性格はお母さん気質で、基本的に滅多に起こったりはしないが、体系や年齢に異常な程コンプレックスを抱く。ミナの姉であり、ともに戦争孤児であった。聖属性の治癒魔法を含めた全属性の魔法を扱える、いわゆるオールマイティな魔法使い。
・ミナ(10歳)クラス2
マナの妹。学園内の最年少で、普段は姉と共に行動している。かなり尖った性格で、姉のマナ以外に殆ど心を開かない。会話することはあっても必要以上のことは話さない。とある理由から、大人の男性が大嫌いである。主に風系の魔法が得意で、年齢のわりにかなり優秀な魔法使いと言われている。
・マリー(15歳)クラス2
通称、ゴスロリ少女。プライドが高く、自分の将来設計に従って行動している。本人曰く、貴族の出生と言っているが、詳細は不明。闇属性の魔法使いである。
・シェリル(16歳)クラス3
通称、金髪の少女。彼女も貴族の娘である。幼少期に色んな事情があり、カイやエリカと幼馴染である。性格はカイ同様に穏やかな性格であるが、“あること”になると豹変する。魔法世界では希少な、聖属性の魔法使いであり、神官の道に進むか迷っている。
**ファフニール魔法学園の生徒・エリート組(主に第2章以降の主要登場人物)**
・ムツキ(20歳)クラス4
サムライの格好をした青年。学園の最古参かつ、最強の魔法使いである。戦場では主に侍言葉で話すが、学園に戻ればヤンキーな性格になる。野外活動中は隠密活動を主に担当しており、気配を断って敵に接近することが得意。戦闘では剣と魔法を併用する、ハイブリットスタイル。ちなみに、本人は魔力増強のために断食をしているといっているが、噂によれば食事をしたところを誰も見ていないらしく・・・
・ライオネル(15歳)クラス4
魔法使いの中でも特殊な能力(元の世界でいう超能力)を使える少年。非常に物静かな性格で、シェリル以上に内気な性格。前線では超能力を用いた索敵レーダーを展開させたり、自身が考案した空間魔法を得意とする。若干であるが未来予知も可能。カイとは友人関係で、学園にいる頃は一緒に遊んでいた。
・サンディ・マール(23歳)クラス4
通称丸メガネの少女。エリート組の最年長。独特の話し方が特徴で、日々どれだけ魔法を効率化できるかを研究しているらしい。他人にはあまり興味を示さない。錬金魔法と言う、現代兵器を扱うような魔法が得意。
**アラストル軍**
・アイ(29歳)クラス?
ジェスター親衛隊・ヘカトンケイルのリーダーを務める女性。アラストル領の孤児院の出生で、ジェスターのお気に入り。なお独身である。当然、親衛隊の中では魔力が一番強い。基本、オールマイティの魔法使いだが、飛びぬけて強いのは格闘魔法。
・ギュゲ(23歳)クラス?
ジェスター親衛隊・ヘカトンケイルの一人の男性。普段クールで、アイのことは姉御と呼ぶ。オールマイティな魔法使いだが、ムツキ同様に剣と魔法を併用するスタイルが好み。
・コット(22歳)クラス?
ジェスター親衛隊・ヘカトンケイルの一人の男性。おしゃべりで、人と話すときには変なポーズを取る癖がある。アイのことは姉貴と呼ぶ。他の二人と同様にオールマイティな魔法使いだが、目立って得意な魔法はない。
・ジェスター・ラビットクラウン(47歳)クラス?
通称、シルクハットの男。アラストル軍の幹部の一人であり、実力は反アラストル軍の三元帥に匹敵するといわれる。自身の親衛隊としてヘカトンケイルを結成させ、彼女らに自分の補佐役を任せている。通常の魔法使いとは違い、自分の周囲にあるエネルギーを魔力に変換させて戦うスタイルであり、自身の魔力は滅多なことがない限り使わない。
~科学世界(現実世界)の人達~
**八角慶吾の周囲の人々**
・メル(年齢不詳)
慶吾のアパートに住む、女性のロボット。一年前に慶吾が面白半分で応募したら当選し、もうすぐ同居1周年を迎える。ロボットのわりに全然ロボットらしくなく、完全に人間に近い知能を持っている。八角慶吾にとって彼女は、ある種の心の支えになっていた。
Coming Soon...