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鏡下の秋桜  作者: 晴嵐
読む前に
1/76

第0話

 なんと時は西暦2000年。


 私たちが暮らすこの世界は大体にして戦争のない、平和な時代が訪れていた。特にこの日本では、先の第二次世界大戦以降、戦争という戦争は行われなかったのである。


 時に2016年…


 この日本ではどういう訳か・・・、文学的思想が著しく発展し、別世界観や空想科学の物語が小説、漫画、アニメ、ゲーム等を通じて私たちの間で多く親しまれているのである。


 その中で別世界観の物語、さらにそのジャンルの中に異世界転移というジャンルがある。これはごく普通の生活を送っていた一般人が、あらゆる事情で別世界に飛ばされてしまう物語である。飛ばされた世界には神、魔法、といった、現実世界にはないモノを具現化させて展開するのである。


 ・・・何が面白いかって?


 そりゃあ面白いとも。昨今の私たちの世界は地球儀、衛星などのおかげでこの星のあらゆる部分はすでに解明されている。地球儀に示されない異世界に通じる門とか、衛星にジャミングをかけて観測を妨害させる古の遺跡などは聞いたことがない。神や魔法といった存在は元をたどれば何らかのモチーフになったものが見つかるかもしれないが、少なくとも「魔力」は存在する可能性が極めて低い。宝くじで一等当てるのより低いだろうよ!


 もし自分に魔力があったら、大嫌いないじめっ子に勝てる。無双ができる。世界征服できる。世界中の美男美女を独占できる。それを実現していく主人公を見て、胸を躍らせながら飯を頬張る。


 だが、決してこっちから魔力を求めてはいけない。求めたところで無駄に近い。そういうのを探すのは世界中の考古学者や探検家に任せて、自分たちは今を生きるために頑張ったほうがいい。


 これから書く小説は、あくまで魔力というものが存在している世界のことを、自分なりに解釈して掘り下げたものを書くつもりである、あんまり過度な期待はしないほうがいい。あんまり自分は物書きには向いてないほうだから。


 あらすじ・・・? 主人公は、大手ホビーメーカーの一社員であること、以上。


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