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ルミエールの日記帳  作者: 竜胆修一
雪月 ~Nivôse~
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雪月11日

 今日はとても慌ただしい1日でした。


 私がお隣の国へ行くということで、先生と一緒に準備をしていました。

 どうも先生も一緒に行く気のようです。


「私がいないと、姫のおつむがさらに残念なことになっちゃいますからね」って言ってました。

 ひどいです。もう少しましな言い方ぐらいあると思うのになあ。


 何はともあれ、いよいよ明日、私はお城の外に出ていきます。

 眺めているだけじゃなくって、実際に足を踏み出すのです。


 今から楽しみで楽しみでしかたありません。

 今日寝れるかな?

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