表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルミエールの日記帳  作者: 竜胆修一
雪月 ~Nivôse~
55/61

雪月6日

 今日は質問責めな1日です。


 悪魔さんは昨日から私の部屋にいます。

 私はまず悪魔さんに「王子様とどんな取引をしたの?」って訊くことにしました。


 悪魔さんは少し考えて、「『望みの場所と引き換えに移動の自由を無くす』ものです」って答えてくれました。


「じゃあ、皆に見えなくなったのは?」って訊いたら「それはその……ちょっとしたアレンジと言うか、何と言いますか」って歯切れが悪い感じです。


「元に戻してください」ってお願いしたら、今度はきっぱりと「ダメです」の一言。

 何でか訊いてみたら、「それが契約だから」って言うんです。

 姿が見えないのは契約と違うんじゃないかどうか訊いてみたら今度はだんまりです。


 何とかならないかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ