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ルミエールの日記帳  作者: 竜胆修一
雪月 ~Nivôse~
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雪月5日

 今日は、不思議な再会のある日でした。


 例のお人形さん、棚からなくなってたところを見ると、誰かが持って行ったみたい。

 やっぱり、このお城の誰かの持ち物だったのかな?

 ってこの時は思ってました。


 先生に訊ねてみても、「そんな話しましたっけ?」とか言われてしまいました。

 自分でけっこう気にしてたことも、他人にとってはそうでもないことって、よくあるんだなあ、って思いながら、授業を受けました。


 今日は久しぶりに新しい魔法に挑戦です。

 他人に魔力を分け与える魔法…………らしいけど、正直よくわかりません。

 成功したのかが目に見えない分、そう思えるんだろうなあって考えながら、部屋に戻りました。


 すると、びっくりしました。

 昨日のお人形さんが私の机の上であぐらをかいて座っていました。


 王子様に事情を訊いてみたら、「コイツが悪魔だよ」って教えてくれました。

 それに続いた悪魔さんの言葉は何とも印象に残るものでした。


「あ、どうも、ご紹介にあずかりました悪魔です。よろしくお願いします」


 イメージと全然違います。腰が引けまくりでした。

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