表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルミエールの日記帳  作者: 竜胆修一
霜月 ~Frimaire~
34/61

霜月15日

 最近お城に幽霊が出るそうです。


 侍女さんの話を聞いてみると「ところ構わずポルターガイストを引き起こす少女の霊が……」だって。


 先生に聞いてみると「誰もいないところで足音や、物を漁る音がする」だって。


 兄さんに聞いてみたら「俺の部屋、ちょっと離れたスキにすげー荒らされてたんだけど、これって幽霊のせい?」だって。


 怖いなあ。

 一体どんな幽霊なんだろ?


 …………昨日、一昨日のことに決まってるよねー。

 王子様と好き放題してたから……。


 でも、みんなは何も知らない。

 ホントのことを知ってるのは私だけ。


 なんだか不思議な優越感を感じた1日でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ