表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルミエールの日記帳  作者: 竜胆修一
霜月 ~Frimaire~
32/61

霜月13日

 聞いてみましたけど、王子様答えてくれませんでした。


「気が付けば言いくるめられてた」としか言ってくれません。


 とにかく、王子様のお父さんの誕生日は明々後日。

 多分もう間に合わないので、私たちはこの状況を研究して楽しむことにしました。


 まず、今の王子様が何か他の物を持ったら周りの人にどう見えるのか?


 侍女さんの箒を持って一緒に廊下を歩いてもらいました。

 箒は見えてるみたいです。皆「姫の魔法が上達した!?」って言いながら驚いてました。


 次に、今着てる服を着替えてもらいました。


 都合上私の服になっちゃったから、すごい見た目になってました。

 皆は中身まで見えてないみたい。驚くけど、変態とか言わなかったもんね。


 逆に王子様が今着てる服を私が頭に載せて歩いてみても、誰も気づかないみたい。

 だから、今までの結果をまとめると、皆が見えないのは王子様の本体と最初から着てた服。


 それ以外は普通に見えるみたい。触った物も消えなかったもんね。


 あと、声は聞こえないけど、足音とかは消えないみたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ