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ルミエールの日記帳  作者: 竜胆修一
霜月 ~Frimaire~
23/61

霜月4日

 今日は大規模な行商団が入国してきました。

 外を眺めれば、人だかりができているのが見えます。


 私も参加したいなあって思ってもお父さんが以下略です。

 その代わりでしょうか、夜になると行商団の人が中庭でバザーを開いてくれました。


 先生と一緒に参加しましたが、侍女さんたちに阻まれてお店までたどり着けません。


「市場は主婦の戦場。王女様と言え、容赦はしません!」って言うんです。あんまりです。


 一方先生は「こういうのは経験がモノを言うのですよ」って言って、ウインナーをかじりながら去っていきました。

 買えたんだ、いいなあ。


 最後まで何も買えなかった私は、行商団の人たちからのお情けで『おせんべい』をいただきました。

 遠くの国ではポピュラーなお菓子だそうですけど、いろんなお菓子を食べてきた私がまだ食べたことのないものでした。


 塩辛かったあ。でも、おいしかったかも。

 ちょっとクセになりそう、この味。


 今度来た時も『おせんべい』もらおうっと。

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