第1章 / 6話:<刀と魔法>
光によって見えなかったが舞い上がった土煙が晴れてきた
瑠人:「さすがに倒せたよな」
雷榎:「多分大丈夫じゃないかな」
瑠人:「それじゃあ、勝ったぞー」
そんな感じで初めての雷榎と風華とのモンスター討伐を成功として終わらせることができた
そこからナイフを使ってブルーリザードの鱗と肉をはぎ取っていった
鱗がきれいなものが13枚とることができた
また、風華ちゃんが風魔法と筋力強化魔法をかけてくれたおかげで街までは結構すぐ帰ることができた
街に戻るといろいろなところから人の目が痛かった
そんな感じで解体できなかったブルーリザードの死体をギルドへ持ってきた
この国のギルドは、学園に入ることで勝手に学生証と同期されるためものすごく便利だ
まぁ俺が通っている学園は、下級だからといっても平均よりは、
上の者が多かったり素質があるものだけだからな
だとしてもブルーリザードは多分ここら辺では一番強く、そんじょそこらの冒険者では戦えないだろう
そんな話をしていたがさすがに一日では処理が終わらないそうなので一旦鍛冶屋のところへ行った
瑠人:「鍛冶屋のおっちゃん ブルーリザードの鱗ってこれでいいの?」
鍛冶師:「おぉ これだこれだ」
鍛冶師:「それにしてもブルーリザードの鱗は、結構高かったんじゃないのか」
瑠人:「あっ!! 確かに買いに行けばよかった」
鍛冶師:「買いに行けばってことはもしかして奴を狩ったのか!?」
瑠人:「あぁ 確かにあいつは、俺たちが狩ってきたぞ」
鍛冶師:「ブルーリザードを狩ったってことは、首のほうに宝石みたいなのはなかったか」
瑠人:「確かにあったな これか?」
鍛冶師:「おぉぉ すごい これがブルークリスタルか」
鍛冶師:「これをワシに譲ってはくれないか もちろんタダとは、言わん」
鍛冶師:「お前の刀の残りの素材の用意と作成までこっちでやろう もちろんタダで」
瑠人:「それなら別いいけれど」
鍛冶師:「ありがとうな 感謝する」
瑠人:「こっちこそ」
鍛冶師:「それで刀は、太刀の魔力流入適正金属タイプでよかったかな」
瑠人:[雷榎、雷榎 刀ってこのタイプでよかったよね]
雷榎:[うん 大体大丈夫だけど鍔の部分に魔石を込める部分を作ってもらっておいたほうがいいと思うよ]
瑠人:[じゃあそんな風に言っておくよ]
瑠人:「あと鍔の部分に魔石を入れられる部分を作ってくれないか」
風華:[らいちゃん 一個聞きたいけど私に付与魔法をかけさせるつもり?]
雷榎:[そうだけどダメ? ふうちゃん]
風華:[まぁいいけど]
瑠人:[お願いします]
風華:[としても全盛期の力は、だしきれないからね]
瑠人:[えっ!! あれが全力の魔法じゃなかったのか?]
風華:[もちろんそうに決まってるじゃない 少なくても半分ぐらいの力しか出せてないわよ]
風華:[私も雷榎も]
瑠人:[そうなのか雷榎?]
雷榎:[確かに全盛期の半分程度しか出せてないかもね]
風華:[でも魔法制御能力は、ちょっと落ちたかなってぐらいだから ほぼ全盛期とおんなじだよ]
瑠人:[じゃあ、あの瞬間移動の魔法は制御能力だったのか?]
風華:[そうだよ♪ 魔力は、あんまりつかわないわね]
風華:[その代わり式は、めっちゃ複雑だけどね]
ーーーーここで風華による世界観講座:魔法編ーーーー
はいどうも風華です。
今回は、魔法について深堀していこうかなっておもっています。
まず魔法とは、約200年程度前に初めて見つかった技術で魔法が見つかる前では機械を使った科学というものが主流として使われていたことが判明しました
科学の簡単な部分は、今でも使われていますが大体が魔法に置き換わってしまっています
なぜ科学が衰退して一部ロストテクノロジーになってしまっているかは、わかっていないのですが…
約200年前にどの歴史書にも文献などにも話が載っていない空白の時代というものがあり
現代の天皇家やそれに準ずるような家の登場や魔法の登場がこの時期に重なっており何かしらの災害や天変地異があったのでは、と考えられています。
そんな魔法は、約8種の基本属性とそれらを混ぜた魔法など実にたくさんの魔法があります
魔法は、魔法陣を作り出して使うタイプと魔力を込めて強引に使うタイプ(←私これ嫌い)があります
大体の魔法使いは、魔法陣を作り出して使います
また、込める魔力量の違いや魔法式の複雑さ、効果の強さなどによって魔法のランクがあり
下から第1階級などとよばれ1から19(今のところ)まであるんですよね~
大体、凡人といわれる人は、大体第5階級魔法までぐらいしか使えないらしいよ♪
ーーーー話に戻ってーーーー
瑠人:[ちなみにどれくらい複雑なのか?]
風華:[ん~~ 大体第4階級魔法陣を6枚重ねて一枚にして物をつなげ合わせてぐらいだから…]
風華:[構成の文の数が大体200個の回路を作る必要があるから結構複雑だけど慣れたら一瞬で作れるようになるよ]
そんな話をしていると鍛冶屋が
鍛冶屋:「それで柄の部分は、こっちで選んで大丈夫か?」
瑠人:「ああ 大丈夫だ」
瑠人:「あと どれくらいでつくれるのか?」
鍛冶屋:「大体一週間程度ぐらいで出来ると思うから一様10日後に取りに来てくれ」
瑠人:「ああ分かった」
なんやかんやであと1か月後に戦いの本番だから間に合いそうでよかった
あとは、魔法とスキルの強化だな
そんな感じで実力の向上を頑張り奴に勝たないとな!!
っと考える瑠人だったのだった
どうもRaikaHukaです
今回いろいろあって作るのが遅くなってしまいました
次回は、早く出ると思います
次回:[スキル]