第1章 / 5話:<新たな仲間>
ということでブルーリザードとの戦闘中に全く持って攻撃が効かなかったところで風華と呼ばれる少女に助けてもらい、いったん作戦会議することとした。
雷榎:「まぁ まず二人は、はじめましてだろうし自己紹介しよっか」
雷榎:「じゃあまず風華ちゃんから」
風華:「じゃあ 私の名前は”風華”」
風華:「いちよう雷榎と幼馴染というか相棒みたいな感じかな まぁよろしく」
雷榎:「じゃあ次は、瑠人ね」
瑠人:「俺の名前は、瑠人だ」
瑠人:「雷榎とは、少し前に助けてもらったんだ よろしく」
雷榎:「まぁそんな感じで どうやって倒そうか」
風華:「ん~ 正直、あの魔法が使えれば一発なんだろうけどなぁ」
瑠人:「あの魔法?」
風華:「いや、気にしないでいていいですよ」
瑠人:「そうか」
雷榎:「私もあれが使えればいいのになぁ~」
風華:「でもまず 得意な魔法について出しておいたほうがいいんじゃない」
雷榎&瑠人:「確かに」
風華:「まず 私は、大体補助系の魔法が得意ですね」
風華:「いちよう攻撃魔法も使えるけどあんまり強くないです」
雷榎:「次は、私ね」
雷榎:「私は、雷と炎系の魔法と補助系がちょっと使えるぐらいかな」
瑠人:「最後は、俺だな」
瑠人:「俺は、収納魔法と身体能力強化とかの基本形だけだな」
風華:「えっ それだけなんですか」
雷榎:「確かに、最初はそう思うよね~」
風華:「だってそんなに魔力があるから結構魔法が使えるタイプだと思ってたんですけど」
瑠人:「才能がないのかもな~」
風華:「まぁそんな話は、おいておいて もうそろそろ魔法が切れるから本題に入りましょうか」
瑠人:「まぁ、そうだな」
雷榎:「私の雷雨もあんまり効かなかったしな」
雷榎:「やっぱり物理かな」
風華:「そうだね やっぱり物理攻撃でコアを壊すといいと思うけどあの鱗がねぇ」
雷榎:「風華ちゃんの身体強化とかの補助魔法で瑠人を強化して私たちが補佐に回るのが一番いい気がするんだよなぁ~」
瑠人:「まぁそうだよな」
風華:「じゃあ まず私が瑠人さんを魔法で強化して強化された瑠人さんが奴を転ばすか鱗をはいで魔法が食らうようになったら雷榎が魔法をそこに打ち込もうか」
風華:「私の魔法で相手にデバフを与えるから攻撃が効きやすくなるようになってると思いますよ」
雷榎:「じゃあ 相手が目が見えてないうちに攻撃しちゃおう~~」
まず風華さんが魔法で俺の脚力と攻撃力そして刀に対しても強化魔法をかけてくれた
あと、俺の技術力的に鱗を剥ぐのは難しそうだから転ばせるようにすることとした
そんな感じでブルーリザードとの第二回戦といこう
まず、俺は刀を鞘に納めて相手の足めがけて刀を抜き力いっぱいに切ろうとした
その時、先ほどに攻撃した時とは違いまるで豆腐を切るかのように
スパッと切れた
そこで俺は、
「えっ」
っと素っ頓狂な声を出してしまっていた
もちろん力いっぱいに切ったがそれにしても切れすぎているように感じた
これなら鱗を剥がせるかもしれない
そう思っているとき雷榎たちは、
雷榎:「どんだけの魔法をかけたのよ…あれ…」
風華:「だとしても いつも通りの第4階級魔法だけだよ」
雷榎:「それにしては、強化されすぎてる気がするんだけど……まぁいいや」
風華:「あと私の”魔力拡散”と”肉質軟化”、”鈍化”をかけてあるからね」
雷榎:「さすがの補助魔法使いであり”風神”と呼ばれているほどの魔法構築能力と魔力量だね」
風華:「この魔法たちに”風神”は、関係ないけどね」
風華:「それにしても”雷雨”なんて使っちゃってよかったの 結構マイナーな魔法だけど」
雷榎:「大丈夫でしょ ……たぶん」
そう話ながら瑠人が戦っているのを見ている雷榎と風華だった
ーーー瑠人目線ーーー
俺は、風華の強化魔法にルンルンで戦っていた
目の前には、さっきは押されていた敵に今度は見下すように攻撃できていてものすごく楽しかった
だとしても少なくとも弱い敵というわけではないため油断はできない
それにしても、空中で2段階ジャンプのように飛べれば相手の鱗をきれいにはがせるのにと思った
そう思い雷榎に対して通信魔法を発動した
瑠人ー「なんか空中でジャンプできないかな」
雷榎ー「結界魔法を足場にしたらいいんじゃない」
瑠人ー「確かに ありがとう」
そんな感じで俺は、ジャンプし横に結界魔法を出しそれを蹴ってブルーリザードの背中を横に切っていった
瑠人:「雷榎ッッ!!」
雷榎:「よけて」
風華:「第5階級魔法[転移]」
風華がそういった瞬間なぜか俺は、一瞬で雷榎たちのもとへ転移した
雷榎「第7階級魔法[雷雨]」
ものすごい轟音が鳴り響いた
また、青白い光が視界を覆いつくした
瑠人:「これは、さすがに倒せたよな」
どうもRikaHukaです
第5話ですねぇ
風華ちゃんは、結構魔法について詳しいんですよね
この次の話で魔法についてもう少し詳しく話したいですね
次回[6]:[刀と魔法]