第2章/7話:<宝箱>
そして、モンスターを倒した俺は後ろから殺意に近しいものを感じた
見た感じ悠斗は感じておらず何だろうと思い少し後ろを恐れながら見ると…
そこにいたのは、空迦と神禍だった
そういえば、最近は雷榎と風華とは話していたが
空迦と神禍と話すことはなかった
そして、俺は通信魔法を発動した
瑠人:【あの~】
瑠人:【空迦さんと神禍さん怒ってますか…?】
空迦:【まぁ…私は…あんまりだけど】
神禍:【私たちをほったらかしすぎじゃないかな!!】
瑠人:【あの~最近いろいろありまして】
空迦:【だとしてもあの時に私たちに力を借りてもいいんじゃないの】
瑠人:【でも、二人の能力とかどんな魔法やスキルを使えるか知らないから…】
空迦&神禍:【それは、そうじゃん】
神禍:【まずまず、あの二人がおかしいからね】
神禍:【普通は、能力とかの情報って教える物じゃないからね】
空迦:【大体、危機感がない】
空迦:【裏切られるとか考えてない】
空迦:【私は、何回も裏切られたことがある】
空迦:【ずっと一緒にいてくれたのは神禍だけ】
神禍:【それは、くぅちゃんの人を見る目がないだけな気が…】
空迦:【神禍ちょっとうるさい】
神禍:【ごめんごめん】
神禍:【でも、そんなことがあるからむやみに人に自分の情報は与えないほうがいいからね】
瑠人:【ああわかったよ】
そして、空迦と神禍と久しぶりに話した気がする
その後にもたくさんのモンスターと対峙したが危なげなく進むことができた
そして、途中の道に宝箱があった
まぁボスを倒したわけでもないからいいものが入っていたわけではないが
中には、魔法のスクロールが入っていた
そのスクロールには、おそらく雷系統魔法が書かれているのだろうということは分かった
まぁこの階層だしそこらへんに置かれてるやつだしな
そう思い、収納魔法にスクロールを入れた
そして、次の層に続く階段を見つけた
ただし、階段の前には明らかにさっきまでとは強さが違うモンスターがいた
種類でいうならば熊系のモンスターだ
熊系というのは、大体攻撃力が高いモンスターの可能性が高い
そこで一番厄介なのが俺も悠斗もタンク系の戦い方ではないということだ
もちろん、俺は風華の能力で数秒先の未来を読むことができるがだとしても限界がある
それに加えて、こういうタイプのモンスターは学習をするだろう
俺に攻撃が与えられないと分かれば魔法使いである悠斗を狙うだろう
だからこその短期決戦が必要だ
そこで悠斗と少し作戦会議をすることにした
瑠人:「どうするか?」
瑠人:「正直、短期決戦で終わらせたい気持ちがあるんだけど」
悠斗:「確かに攻撃の威力が高いモンスター相手に長期戦は、得策じゃないもんな」
悠斗:「だとしてもどうするんだ?」
瑠人:「ん~~」
そこで悠斗と話しながら神禍と空迦と通信魔法をつないだ
瑠人:【どうしたらいいか、アイデアをくれないか?】
神禍:【ん~~】
神禍:【正直、私なら高火力の魔法で倒すけど無理そうだもんね】
空迦:【まぁ神禍は結構脳筋】
神禍:【だって、そっちのほうが楽じゃん】
空迦:【それは、同意だけど限度がある】
瑠人:【でも確かに脳筋のイメージはあるかも】
瑠人:【一応だけど悠斗に聞いてみるか】
瑠人:「そういえば、悠斗はどんな魔法を使えるんだ」
瑠人:「また、どれぐらいの威力なんだ?」
悠斗:「俺の魔法かぁ~」
悠斗:「まぁ、一番高火力で淀みの魔法か爆発魔法とかそこらへんだな」
瑠人:「淀み…?」
瑠人:「なんだその魔法って」
悠斗:「知らないのか?」
瑠人:「ああ」
悠斗:「淀みの魔法は、対象に対して体の不調のような直接ダメージを与えるものが多いものの総称だ」
悠斗:「有名な魔導士が開発、術式化した魔法体系だ」
悠斗:「でも、この魔法は火力が出るってよりかはサポート系だったりする」
悠斗:「ただし、俺が使う魔法は直接体にダメージを与える魔法だ」
瑠人:「へぇ~」
瑠人:「そんな、魔法もあるんだな~」
悠斗:「その魔法ならワンチャン倒せるかもしれないな」
瑠人:「でも、魔法耐性があったらいやだな」
瑠人:【とのことだ】
神禍:【淀みの魔法かぁ~】
神禍:【ねぇくぅちゃん】
空迦:【そうだね】
空迦:【一応私たちも使えるんだよね】
空迦:【淀みの魔法】
瑠人:【じゃあ、行けるか判断してくれ】
瑠人:【もしも、ダメそうだったら助けてくれ】
神禍&空迦:【はぁ~い】
そして、悠斗に作戦を伝えて少し無謀な戦いを始めるのだった
どうもRaikaHukaです
魔法について新しくスクロールという要素が出てきました
これについては、また今度話すと思います
次回:<階層ボス>




