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自分の事って分からないよね

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

色気ってなんだよ( '-' )

と思っていた私からお送りします。

中学時代に同級生に言われた言葉『いじめられても気が付かなさそう』。大学時代に先輩に言われた言葉『見掛けたらぼんやりしていた』。そして今、私が友達に言われた言葉。

「○○ちゃんわね〜。怒らない?」

「怒らないよ〜?」

二人して微笑みあって、ぽやぽやとした空気を醸した後の事、こう称された。

「刀○○○の○丸っぽい。ポ○○○に例えると、ヤ○○」

「あ〜、なんか分かる〜」

何方も、とてもぼんやりした、大雑把なキャラ達だった。


「で、君はどう思うよ。面接に使いたいから、動物に例えると何かな?」

研究室の指導員が本日は休みという事で食堂にいた。彼女の破天荒さも今は也を潜め、自販機から買った激甘珈琲缶を回転させている。個人的に意見を述べるならば……。

「マグロ」

「えっ!?」

その言葉を伝えた途端、僅かに彼女の体が浮き上がった。激しく動揺して、顔を赤くしている。そんなにおかしな事を言っただろうか?

「いや、動いてないと死にそう」

「あ〜!! なるほどね〜」

基本的に何時もアグレッシブ。RPGさせたらメタ発言連発するし、物言いは何時も早口だった。常にハイテンション。あの子達は何を持って、あのキャラを上げたのだろうか? まぁ人の考え方、見方は千差万別だから。

彼女はその言葉に満足したらしい。振っていた缶を開けて、一服しようとした。その時。

「あっ……。炭酸だけじゃないんだね。珈琲も吹き出るのか」

「……」

ビシャっと中身が吹き出して、彼女の手の上にベッタリとかかった。彼女は特段驚いた事無く、眺めた後、徐に口元へと持って行った。何をするのかは明白。舌先を出して、ちろちろと舐め始める。

「洗ってきなよ。トイレ近くじゃん」

「私以外、気にしないよ」

一通り舐め終わった後、大雑把に衣類で拭いさる。その時の動きが、アンニュイな顔が、回りが例えていたキャラに重なった。

『細かいことは気にしなくて良い』、『他の奴は自分のことを意外と見ていない』あの台詞が脳裏に反芻する。

「ちょっと、○○ちゃんの言った言葉、分かる気がするわ……」

「えぇ!? 真逆だよ!? 動き回るよりも、ぼんやり茶ぁシバく子だよ!? マグロじゃないよ」

自分のことは意外と分からない。そう言うものである。


オマケ

「あのね〜。昨日映画見てきて、ある台詞が君のこと浮かんだんだ。怒らない〜?」

「怒らないよ〜?」

「『御社がぁ!! 第一志望です!!』 その後、不合格」

「いや草、昨日経験したわ〜」


思い返して見たら、一種のコントである。

刀○○○のキャラに例えると、○丸だそうで。

ポ○○○に例えると、ヤ○○だそうです。


余りにもピンと来なかったので、○丸の公式解説見に行ったんですよ。

色気ってなんだよ( '-' ) そんなもん無いよ。

というのが、私の感想です。


でも振り返って見て、改めてコメント見ると、割と的を得てる。

自分のことあんまり話さないから、不思議ちゃん。

なんなら叫び声の解説しただけで、『君のこともっと知れた(*´ω`*)』と言われるくらい。

箱入りで、誰かに面倒見て貰ってそう。

皆から言われた評価です。


自分では意識してないところから、その人らしさって出るのだと思います。


そういや、映画一緒に見行った時も、何から何まで全部丸投げしたことを思い出します。

「半券はね〜、こう買うんだよ〜。はい、これ○○ちゃんの分ね〜」

「時間あるから、ミ○○行こ〜」

「あ、時間だ〜。トイレ大丈夫?」

これ全部お友達の言葉です。

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