勇者と女騎士と狂戦士のショートコント クリスマス
勇者
「クリスマスだな」
女騎士
「メリーくっころマス」
勇者
「呪いの日かな?」
――向こうから全裸の狂戦士が走って来た!
狂戦士
「うおおおおおお!」
女騎士
「くっころの顔より見た光景だな」
勇者
「くっころに顔面があってたまるか」
狂戦士
「お前ら! 大変だ!」
勇者
「大変なのはお前の股間で揺れてるアレだよ」
狂戦士
「違う! あと5分で俺様のチンコが爆発してしまうんだ!」
勇者
「……お前はクリスマスに何を言ってるんだ」
狂戦士
「だから呪術師にチンコが爆発する呪いを掛けられてしまったんだ!」
勇者
「よかったじゃん」
狂戦士
「どういう意味だテメェ!! なあ女騎士!」
女騎士
「はいはい、くっころくっころ」
狂戦士
「心底適当だな!! くっそう! どうすれば」
勇者
「チンコ切り落とせばいいじゃん」
狂戦士
「こんな時だけサイコパスかてめえ!」
女騎士
「まあ落ち着け狂戦士。私がくっころパワーを注入してやろう」
狂戦士
「何の解決策にもなってねえ!」
女騎士
「くっころパワー! 注入!」
狂戦士のチンコ
「くっころ!」
女騎士
「成功だ!」
狂戦士
「コレどうすんだよ!」
勇者
「でも呪術師に呪いをかけられたんだったら、その呪術師を倒せば呪いは解けるんじゃないのか?」
狂戦士
「その手があったか!」
――呪術師の家のガラスを割って全裸の狂戦士が飛び込んで来た!
狂戦士
「メリークリスマス!」
呪術師
「最低なクリスマスプレゼントがっ!」
勇者
「おい、この変態の呪いを解いてくれないか?」
呪術師
「それは出来ない! そいつは私が楽しみにしていた朝のイットイパーを勝手に食べたんだ!」
勇者
「まずイットイパーって何だよ」
呪術師
「くっくっくっ。呪いを解いて欲しければ私を倒してみせろ!!!」
狂戦士
「上等だ、やってやるぜ!」
勇者
「フルチンで言うセリフではないな」
狂戦士
「まず名乗るぜぇ! ヒャッ、ゴホッ」
呪術師
「大丈夫?」
狂戦士
「うん、大丈夫」
呪術師
「叫ぶと喉使うもんね」
狂戦士
「そうなの」
勇者
「なにこの優しさに満ちたやり取り」
狂戦士
「仕切り直しだぁ! 行くぜ!!」
狂戦士のチンコ
「時間切れですね」
――クリスマスは爆発により終了した。
おわり
メリークリスマス!




