表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
158/212

勇者と闇魔道士と女騎士のショートコント 2 勘違い

※とても下品です。(今更ですが)

――新居のキッチンにて




闇魔道士

「食材を買ってきたぞ」




勇者

「いっぱいあるな」




***一方その頃キッチンの外




女騎士

「ん? キッチンから勇者と闇魔道士の声が聞こえるぞ。何をしてるんだろう」




勇者

「しかしこの((とり))ムネ大きいな」




女騎士

「!? (ゆ、勇者が闇魔道士の胸を大きいと言っている! え? 何で? どうして?)」




闇魔道士

「それだけじゃない、よく見ろ。ハリがあるだろう」




女騎士

「(上半身裸なのか闇魔道士!? なんでキッチンで脱いでるんだ!)」




勇者

「おー、本当だ。近くで見るとよく分かるな」




女騎士

「(勇者もどうして近くから観察してるんだ!)」




勇者

「んー、さっきから気になってたんだけどさ。コレ、何?」




闇魔道士

「それはナマコだ」




女騎士

「(闇魔道士のナマコ!?)」




勇者

「へぇ、これがナマコか。触ってみよう」




女騎士

「(一切の迷いが無い?!)」




闇魔道士

「おいやめろ勇者、そんなに握るな」




女騎士

「(アレをニギニギしているのか勇者!? もう完全にそっちの人なのか!?)」




勇者

「うわっ、いっぱい汁が出た」




闇魔道士

()まっていたんだろう」




女騎士

「(溜まってたのか闇魔道士!?)」




勇者

「なんかこの汁しょっぱいな」




女騎士

「(何をナメてるんだ勇者よ!!!)」




闇魔道士

「塩水だからな」




女騎士

「(潮吹いたのか闇魔道士!?)」




勇者

「あとは、この(びん)に入ってるのは牛乳か?」




女騎士

「(なんて物を瓶に入れてるんだ!!)」




闇魔道士

「そうだ。なんと今朝の(しぼ)りたてだ」




勇者

「よし、じゃあ飲むか」




女騎士

「(よし、じゃない! 勇者ダメだ! それは絶対に越えちゃいけないラインだぞ!)」




闇魔道士

「ちゃんと残しておけよ。あとで女騎士たちにも飲ませてやるのだ」




女騎士

「(私たちにも飲ませるつもりだったのか!?)」




勇者

「うーん旨いな。濃厚で深みがある」




女騎士

「(うわぁ……そんな食レポみたいな……)」




闇魔道士

「そして今日はしゃぶしゃぶにしようと思うんだ」




女騎士

「(あれ? 料理の話?)」




勇者

「おっ、しゃぶるのか(しゃぶしゃぶするのかの略)」




女騎士

「(闇魔道士の何をしゃぶるつもりなんだ勇者!!!)」




闇魔道士

「ふっ、楽しみにしておけ」




勇者

「闇魔道士の(しゃぶしゃぶ)美味しいんだよなぁ」




女騎士

「(経験者(キャリア)!!!?)」




勇者

「じゃあ早速……」




――女騎士はドアを勢いよく開けた!




女騎士

「うわああああああああ!」




勇者

「どうしたんだ女騎士」




女騎士

「私も混ぜろ!!!」




勇者

「え?」




※このあと3人で仲良く料理を作りました。




おわり


お読みいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=onツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ