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美濃の蝮

こんにちは、こんばんは…和龍です。今書いている時間は五時代…微妙な時間なのです。では、楽しんでいってください。長らく空いてすみませんでした。

「何でこんなことするんだ!?」と、俺は周りに注意をむけつつ岸和田に食って掛かる。

「何でだって?」と、岸和田は琴音の首に当てているカッターナイフを強く握りなおしつつ答える。

「そうだ、お前の称号は『救出者』で…その称号の能力を使うには助ける心を持っていないとダメだったんじゃないのか!!」と、叫ぶと「はん、その心なら今も持っているさ。君たちをこの世界から助けようとしている心ならね」と、奴は右のポケットから何かを取り出しつつ「それに、僕の称号はそれだけじゃない」と、言ってポケットからあのスマホを取り出した。そして、そのスマホから光が出て空中に画面が表示された。

「なに、そんなこともできるのか!?このスマホは」と、元治が叫ぶが俺も初耳…いや、初見だ。

「そして、この画面を見ろ!!そこには、称号『裏切者』の文字が入っているはずだ!!」と、言われてその画面を慌ててみると確かにその名が刻まれていた。

「なに!?そんな…そんな、称号は…お前のこれからか今の心情などを見られてつけられているはずだ!?てことは、最初から裏切るつもりだったのか!!!」と、元治が叫ぶ。しかし、おかしい…この状況を作り出すにしては、あいつがこの侍たちの近くに行く必要性がある。なぜなら、そうでないとこいつらと交渉できないし何よりこいつの考えなんかで荒木を抑ええることなどできないはずだからだ。

「この状況は、かなり僕の称号の能力の影響下にある…この、敵との交渉が行いやすいこの状況がね…このことを疑問に思っているんだろ?」と、岸和田がこちらを見つつ言ってくる。なぜ、分かったのだ…奴には志向を読み取る力があるとでもいうのか…

と、思い周りに視線をやったところで周りに侍がこちらを包囲していることに気付いた。しまった…奴の言動に注意を割きすぎて、周りの状況を確認していなかった。

と、考えそちらに目をやると侍たちはいっせいに抜刀しこちらに油断なく構えてきた。

場に緊張感が漂う。それは、それぞれが守るべきものがこの場にいるからでもある。俺は琴音を救いたいし、元治はその背中に隠れさしている千夏さんを守りたいし、三人は俺と俺の友達を守るという思念のもとに俺のもとにいるし、侍たちはたぶん交渉相手で俺たちを裏切った岸和田のことを守りたいし、岸和田は何を守りたいのかわからないがたぶんその雰囲気から何か守りたいものがあるようだ。

この状況から、どう脱出するかわからないが鬼の力を使えばどう何かなるだろうか…それの使い方がわかっっていない今ではその解決方法が使えない。どう、すればいいんだ…と、思っていると森の中から馬にまたがった男が現れた。その男は、優ったりと馬をこちらに向けて歩いてくる。その男は、大柄な体つきでその手には槍を持ちその体に合う大きな鎧をつけていた。

「みな、道を開けよ」と、その男が言うと侍たちがこちらをけん制しつつ道を開いたのでこの男の正体が分かった。こいつの名は斉藤道三…美濃の蝮である。

どうでしたか?この題名をつけるときやめた方がいいのでは…と、思いましたが強行しました。もしかしたら、同じ題名が来るかもしれませんし、題名を変えるかもしれません。では、また会いましょう。

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