明かされる真実ー閑話ー子分になったいきさつー
そろそろ、閑話を入れたくなった和龍です。
この挨拶は、ほかの著者の人名を見れば面白く書いてあるのでネタ考えてみます!!では、楽しんでください
「この能力の武士を止めるとかどんな能力だよ!?」と、岡部は言うが「いや、まだしっかりとつかえてないんだよ…」と、つぶやく。
「はぁ、今度は私の能力を使うよ?いいよね、元治?」と、千夏さんが元治に聞いている。うん…彼女の能力は確か『女将』だったよな…「何の能力なんだ?」と、言うと「恭介君は、そこにあぐらをかいて座って…そうそう、じゃあはじめるね?」と、千夏さんがあぐらをかいて座った俺の背後に立ち方に手を当て…もんできた。「うん…なんにしてるの?これって、マッサージだよね?」と、もまれながら聞くと「うん、でもなぜか考えたのがこれだったんだよね…おばあちゃんやお母さんにしてるからかな?」と、モミモミしながら答えてくれる。本当のことを言おう…これは、プロの手つきだ…たぶん…プロのマッサージ屋にはまだいったことないが、これは効いている予感がする。
数分後、すっかりと疲れを落としてもらった俺がいた。「ありがとうね、千夏さん」と、俺は肩を回しながら言う。そんなことをして和んでいるところに委員長の荒木が来た。「君たちにも伝えておきたいことがあるんだ」と…
荒木が言うには、この村の村長が言うこの村がある領地を治めてるのは斉藤道三…荒木が言うには日本の戦国武将の名前らしい…そして、歴史が変わっていなければ道三が国の王…領主になったのは最近なので1542年あたりだそうだ。そして、地名は美濃…今でいう愛知あたりだそうだ。そしてこのとき、あの織田信長は八歳あたりらしくこれからが安土桃山…戦国時代のもっとも知られている時代へと進んでいくそうだ。
「今からが、本当の時代になる…我々が知っている、教科書にも出てきて…ゲームの中でも描かれることの多いい…最悪の事態だ…」と、荒木が言う。
そして、その言葉を聞いた数日後…どこからかの噂かそれとも諜報にたけた忍者かにより俺たちの存在が世の中の大名に知られることになる。
ー閑話ー
これは、俺神谷恭介が高校に入学して二か月がたち、異世界へと飛ばされる半年ほど前のことである。
新しい学校に入り二か月ということもありまだまだ飽きなどは来ていない…そんな俺はこの学区内でも中間から少し上程度の学力を持つ学校に同じレベルの学力を持ってしまった親友たち…元治と千夏、琴音とともに登校してクラスに入った時のことである。
「あ~、かったり~」と、このクラスの中で力がすべてだとでも考えていそうな佐藤、吉田、亀田が佐藤の机の周りにいた。そして、そこには荒木が説教をしている。理由は聞いてみると湯浅慧にいじめに見える行為をしていてそれを荒木が止めに入ったところからこの説教が続いている。
「本当に、何をしているんだい…湯浅君は、君たちに何もしていないだろ?なのに何をしているんだい」と、荒木が言うが彼らはその言葉を聞くまでもなくおちゃらけている。
そして、その説教は効果を発揮することなくその行為はエスカレートしていった。
その説教から二週間がたったぐらいの時に彼らは、湯浅君にパンを買ってこさせそのうえで、言われたものを買ってこなかっただけで殴った。そのことを学校側の知ることとなり彼らは謹慎処分になったのだが、その謹慎処分中に琴音に手を出してくるなどと俺は思ってもいなかった。
俺は、古い幼少期の時に無視されていたことがある。俺は、好意的な人間だったはずなのだが、運命は残酷だった。しかし、そこに三人の友人ができたことにより変わっていった生活の中でこの三人に恩と呼べるものを感じていた。
そこで、俺は誓ったのだ。こいつらには恩を絶対に返すと…
そして、俺は幸運にもそいつらが琴音を廃ビルに強引に連れ込もうとしているところを見た。周りはそんな廃ビルが立ち並んでおり琴音の悲鳴もそれらに吸収されるかのごとく人に聞かれることがない…そんな、奴らにとっていいポジションだった、そして、俺はその光景を見た瞬間何かが頭の中からはじけるのを感じつつ走った。
「琴音ちゃん、いいことしようぜ」と、奴らは下品に笑いつつ琴音の手を引っ張っている。「いや!?やめて!!はなして!!!」と、琴音が叫ぶ「へっへっへ、ここには誰も来ないぜ」と、吉田が琴音の持っていたカバンを奪い去る「ほんとにやめて!!」と、またも琴音が叫ぶ音だけがビル内に反響する「ちったぁ黙れやぁ」と、亀田が琴音の頬を平手打ちする。「ひっ、痛い!?」と、再度叫んだ瞬間扉が開く音がした。「うん?誰か来たのか…おい、確認して来い」と、亀田がいい佐藤が確認しに行くため部屋の扉を開けようとしたところで扉が佐藤に襲い掛かった。いや、急に扉が勢いよく開いたからそう見えただけだ。
「おい、琴音から離れろよ…屑野郎ども…撲殺すんぞ?」と、声がしてそこに鬼がいた。「ひっ…うん?よく見ればお前神谷じゃねいか、なんだお前も混じりてぇのか?」と、亀田が言う。その言葉に俺はダッシュで答えた。喧嘩において、速度で勝っていた場合カウンターか、初撃が一番の持ち味だ。しかし、パワーの場合は当たれば大体勝てるということになる。
「はあああ!!」と、叫びながら俺は駆け吉田の懐に入ろうとする。しかし、そこをけりを入れられてしまい倒れてしまう。普通ならば…そこにいるのは鬼だ。瞬時のところで身を落し重心を下に置くことで蹴りの威力を受け流す。そしてそこから、あごに向けてアッパーをかけ脳震盪を起こさせる。これにより、吉田は動きを封じられた。しかし、そこにはすでに亀田が来ており横から殴られ今度こそ飛ばされた。「ぐうっ…」と、俺は言いつつ殴られた肩を抑える。そして、そこへ悠々と亀田が来る。「おい、ナイト気取りかよ」と、叫びつつ頭を地面に思いっきり振り下ろされたことで額が割れ血が出る。「ふん、来た意味ないな」と、言いつつ足をぐりぐりとしていると、手が足を払い神谷は立ち上がった。「おっ、まだやんのか?ナイト様よ!!」と、亀田は本気で殴り掛かったところそれは悠々と、まるで風にでも触れているかのごとくよけられそこから連打が飛んできた。右肩、左肩、腹、顔面、前に投げ出すかのようになった手を引かれ再度顔面、そこで地面に突っ伏したところを足で何度も何度もけってくる。「ひぃぃぃぃ、もう、やめてくれ、俺が悪かった、俺が悪かったから!!」と、何度も懇願するのだがガスガスと、足は振り下ろされ続ける。
そして、それは琴音の声で止まりそして琴音が呼んだ救急車に四人が乗せられ病院搬送される結末となり、その後に謝罪やら反省やらでなぜか子分になった彼らだった。
閑話が長くなりました…すみません…次回からは、本編です