称号の存在ー過去にスマホが!?-
こんにちは、和龍です。二話目なのですがこの世界での力が手に入る話です。
では、楽しんでください
今、俺たちは草むらの中から出てきた狩人の梶さんの案内によって先生が見つけたという村へと来ていた。そして、そこで村長さんの家へと案内されてそこで今後のことについて村長さんに相談することになったのだが…その相談する人は、保護者として先生、クラスの代表として荒木と衣笠凛…衣笠さんは、身長155と普通なのだがとても明るく活発な人でみんなをひっぱていくことのできる人だ。ちなみに、かわいさは上位のほうに入っている。
そして、なぜか俺と…いや、なぜに俺なのか…交渉力なんてものはないぞ!?これは、何者かの陰謀だ!!
と、思っていたのだが…先生に聞くとお前はクラスの中のグループを二つ所属してるだろ?と、言われた。まぁ、クラスの男子は三グループぐらいに分かれてるからな…と、言われ納得した。
「では、話してもいいですかな?」と、村長さんがこちらに茶を出し終わり椅子に座り言ってきた。「はい。」と、四人で答えその声を聞いて村長さんがしゃべり始めた。
「もともと、この村のもんが君たちのことを見てもさほど驚くことがなかったのは、この村の中にある板が祭られてるからじゃよ…その板は、後程皆さんで一緒に見ましょう。」と、言ってそこからこの村に伝わるという板について教えてくれた。
この村の中にあるわけではないがその近くに、古い古い板が祭られていた。その板の中には何かの文字が書いてあるのだが読めるものがいず、ほとほと困っていたのです。しかし、そこには読める文字で書いてある巻物があり、そこにはあなた方『世渡り人』のこと、その板を彼ら…つまり、あなた方に見せることそれによりおこるこの村への『祝福』…が、書かれてあったのです。
と、言われてた…いや、所どころ省いたざっくりとし言葉にしたよ?だって、元はこの三倍ぐらいの長さがあったからね…理解しにくくて…
「そう、でしたか…では、その板を見せてくださいませんか?この交渉は、お互いにもいい結果になることがわかりましたので」と、先生がおっしゃり全員で移動することになった。
そこは、村から少し離れた森の中にあった。小さいサイズの神社の中に板が束になっておかれていたのだが…それは、「カタカナ?」と、誰かがつぶやくが…そう、カタカナで書かれていた。しかも、なぜか板が携帯電話…スマホだし…
俺たちは、それをクラスのみんなに画面に映った名前の通りに配り(移動の間に説明済み)中を見てみた。
俺の奴には『カミヤキョウスケ ショウゴウ 『鬼王』 』と…なにこれ?称号って?…わかんね
「おい…俺は、この能力でチートできるのか…」と、岡部も思ったらしい…おまえでもわからんのかよ…「俺は、『盾』…か…わからん」と、元治「えっと、『女将』?料亭の人?」と、千夏さん「うん…えっと…『姫』?…お姫様?うん…頑張ろう」と、琴音…いや、何に?何に頑張るのさ?「『参謀』…あぁ、そうゆうことか」と、荒木「おい、荒木!なにかわかったのか?」と、俺は荒木に詰め寄ると「いや、この称号は僕たちのこれからを左右するものだと思う…と、だけ伝えておくよ…」と、もったいぶった言い方をしてきやがった。
「ところで、岡部の称号はなんだったんだ?」と、スマホをじっくりとみている岡部に聞くと「ふっ、俺は今後どうなるかを踏まえて称号のことはしゃべらない…あのジャンルの中には『裏切り者』と、言う悪役がいることがありその毒牙にはかかりたくはないからね」と、言ってきた。「あぁ、そうか…その可能性も…こちらの世界に来てから性格の変わるやつもいるしな…」と、納得して岡部から離れる。まぁ、あいつは俺には教える気はないようだしなと、琴音は…何してるかな?と、今度は琴音のほうに行くと「あっ…恭介君…どうしたの?」と、いち早く俺の接近に気づいてくれた。「いや、琴音の称号はなんだったのかな?と、思って」と、言うと琴音は「『姫』…だって…そんなの似合わないよね?」と、少し照れながら言ってきたので「いや、そんなことないと思うぞ?お前はかわいいから似合ってると思うぞ?」と、答えると琴音は耳まで真っ赤になった。
そうして、琴音をいじっていると元治が近寄ってきた。「何、いちゃラブしてるんだ?」と…「いや、いちゃラブなんかしてないし」と、反論するも「それよりも、俺の『盾』って称号は何の意味があると思う?」と、流されてしまった。「流すなよ…まぁ、いいや。たぶん、何かを守るじゃないか?シンプルに考えて」と、言うと「なら、千夏か…」と、真顔で返された。「お前こそいちゃいちゃじゃないか!?」と、突っ込ませるために…しかも「うん、恭介はしっかりと空気を読んでくれるな」と、言われてしまった。
「とりあえず、このことについて何か考えるのは村に戻ってからにしよう」と、言う先生の言葉に従い俺たちは戻ろうとしたところに「恭介さん、この状況についてなんか教えてください」と、学ランを着崩し髪の毛を染めているいかにもやばそうなやつ三人が俺に教授を求めてきた。「そうっすよ、俺たちもダチっつーか子分なんですし」と、こちらの髪は金な佐藤孝樹が言ってきて「そうっす、そうっす」と、オールバックで黒髪だが…なぜかやたらに黒い吉田友康「お願いします」と、この三人のリーダーである髪が赤な亀田晶が頭を下げてきた。「うん?あぁ、お前らか…うん、とりあえずお前らの称号を金から赤の順で言っていけ?」と、命令口調で言う。「はいっす、『金牛鬼』っす」「えっと『黒竜鬼』っす」「『赫邪鬼』っす、なんかみんな『鬼』っすね」と、全員が言い終えたところで「うん?俺も『鬼』だな…しかも、『鬼王』だな」と、言うと「えっ、それって俺らのリーダーみたいっすね?」と、孝樹が言う。まぁ。そうだな…実際に仕切ってるの俺だし…こいつらが従っている理由は…まぁ、あとにしよう…
「とりあえず、いつも道理もめごとだけは起こすなよ?」と、注意だけを言ってそいつらと別れた。
「相変わらずすごいね…」と、元治が言ってくるが「いつものことだ…」と、だけ言ってみんなと村へと帰った。
楽しんでくださったでしょうか?では、次の話のところで会いましょう。バイバイ!!