その日俺たちは、クラスごと飛んだのだった。
どうも、和龍です。
初めての挨拶なので変かもしれませんが、この作品は楽しんでいってください。~書くペースはかなり不定期です。
その日も、いつもと変わらない日だとベットの中で思いながら学校へと登校した。いや…別にこのなにもない…平凡な…いつもと変わらない生活に嫌気がさしていたかもしれないが、別に壊れてほしいなどと考えていたわけではない…ほんの少しの変化が…そう、ほんの少しの面白みがあればよかったのだ…しかし、現実は無慈悲にも壊れていく…その日、学校についた俺はクラスの子たちと時代を飛んだのだった。
俺、神谷京介は自身の185センチのよく目立つ長身長をうっとうしく思いながら学校へと登校していた。何も変わらないいつも道理の通学路…その中に、何も変わった所など何もなかった…そして、無事に学校についてクラスの中に入りクラスのメンツに挨拶をしていく。「よぉ、京介おはよう」と、俺に向け親友の元治…佐久間元治が、俺に手をあげながら挨拶をかけてくる。「あぁ、おはよう元治…おはよう、千夏さん」と、元治の170センチの身長の後ろに隠れるようにいた桜井千夏に声をかける。彼女は身長が低く、なんというか守ってやりたいという雰囲気を放っていて、クラスの中でかわいい人の結構上位の中に入るのだが、何故かこの野球部で暑苦しい上に顔も俺と同じでそこそこな元治にべたぼれで、元治の方も彼女にべたぼれな、いわゆるバッカップルというやつだ。
そして、その数分後に先生が来るのだが…そのあと、俺たちは草原の中にいた。今はその草原の中で先生の指示のもとクラスの出席番号順で草の上に座っている。
「えっと…それじゃあ、どうしようか…こんなこと、体験したことないから…マニュアルにもないしな…」と、先生は言うが…マニュアルって、そんなもんあるのか…まぁ、この状況を俺は知っている。これは、異世界に転移したっていう設定の小説によくある話によく似ている。「元治…この状況についてだが…似てるよな…」と、隣に何故かいる元治に確認を取る。「そう…だな…この状況は、あれらに似てるよな」と、元治も近心感があるようだ。すると、前に座っている岡部友康が「うん、お前たちもそう思うか…実は、俺もだ…まさか、自分で体験することになるとわな~」と、言っている…うん、この状況にその認識が出てくる奴はオタクだな…その時、委員長の荒木智久が「先生…確認を先にした方がいいと思います…周りを見る限り、町が近いわけではありませんから…」と、言っているが…彼は、オタクではなかったはずだが…この状況下で冷静でいられるとは…すごすぎるだろと、彼のことを心の中で思っていると先生が荒木にクラスのことを頼み確認に出た。そこで、「みんな…携帯を校則違反だが今ポケットに入っている奴はいるか?」と、荒木が言ってきた。この学校は携帯の持ち込みを許可していない…まぁ、持ってきていてもふつうはカバンの中に入れるだろうが…俺は、ポケットの中にある…そして、「ある…な…」と、元治。「こんなこともあろうかとな」と、岡部…いや、こんなことはふつうないと思うぞ?と、思いつつ携帯を出す。そこには、やはり圏外…と、書いてあった。「やっぱりな」「定番だ」「ふっ、これで知識チートは確実だな」と、俺たちは三者三様のことを言う。いや、岡部…何、百科事典とか入れてんだよ…俺も入っているし、岡部と一緒で産業のテキスト見たいのも入っているけど…「お前ら…あの作品たちを望みすぎだろ…」と、元治が突っ込みを入れてくる。ごもっともですね…そこへ、千夏さんがこちらにやってきて「私、お料理ができるから…チートできるね?」と、言ってきた…いや、なにウキウキしてるんだよ…あと、二人が付き合う前はこんなことを言わなかったはずだ…そめんなよ!?と、心の中で突っ込みを入れまわっているところに「何の話…してるんですか…?」と、小さくつぶやく声が聞こえた。この声はと、後ろを振り向くとこのクラスの中で最上位のかわいさを持っているがおごることは一切なくしかし、誰かのことは好きなのは知っていて絶賛アピール中だと聞く小西琴音が、話しかけてきた。「うん、この状況が小説の中の状況に似ているという話をしてたんだよ。琴音…わかるかな…」と、その方面の知識を一切持っていない彼女にきく。「うん、一応…えっと、SF小説の話だよね?」と、かわいく小首を傾げながら聞いてくるのでうなずいておく…これで、岡部以外は俺の古い親友たちがそろったことになるが…「千夏さんと、涼音は…携帯持っているの?」と、一応聞いてみる。「もちろん…この状況のために…」と、千夏さん…テンションがすごいことになってる…「えっと…ごめんなさい…持ってないの…私だけだよね…」と、琴音が申し訳なさそうに言う…「あ!?ごめんな!本当は、持ってない方が悪いんだからな!!」と、俺は慌てて誤解(?)を解く。
そんな、茶番をしつつも数分がたち…先生が帰ってきて、衝撃の事実を伝えてきた。
「みんな、落ち着いて聞いてくれ…この先に、村がありそこには我々と同じ日本人がいる。いや、遠くから確認して黒髪に黒い目だったので…日本人だと思ったのだが…そこまで、確認のために近づいてはいない。」と,おっしゃった。いや…これは,そこまで動いてみようと言う流れではないか?と,思っていると「先生…その村へは、数人で行き先生が交渉をしてくださればよいですか?」と,荒木が先生へと提案したとき草原の近く十メートルぐらいのところに昔の日本の狩人のような、何かの毛皮を着て矢筒を背負い矢を持った男の人が森の中から草むらをかぎ分けて出てきた。「あぁん、なんだべお前ら…けったいな格好をして…はっ、あんたら『世渡りの民』だべ?」と,彼は最初にこちらに対し弓矢を構えていたが俺達の格好を見たとたんに態度を変えて、歩み寄ってきた。
どうだったでしようか?では、次回のところで会いましょう。