俺という人物
世界は平穏だ。
毎日のように繰り返される日々は、いつしか俺の身体はおろか精神まで腐らせた。 当たり前のように朝が来て夜が来る。 そんな、毎日を生きている俺はいつしか死を追いかけていた。 とは言うが、現実には俺は生きている。 ただ死ぬのが怖いだけかもしれないが・・・。
そして今日も朝が来て学校と言うありふれた公共の場へと足を動かしていた。
☆☆☆☆☆
さんさんと降り注ぐ太陽光。 正直のところすごく暑い。
7月7日。
季節として夏。 本日も太陽は休むことなく 働いている。
今日の最高気温32℃。
まだ朝の7時36分なのにでこからは少量の汗がにじみ出ているほどだ。
「あちー。なんだ今日は、あつすぎだろ。」
誰に言うわけでもないが言わずにはいられない。
まぁ。事実周りには誰もいないのだかられっきとした独り言が完成してるのだが。
俺が住んでいる緑森市は漢字のまんまの田舎町。 と言っても別に緑の木々がそこらじゅうにあるわけではない。
強いて言うならば中途半端な田舎。 実際今も歩行者はいないものの車のエンジン音はきこえる。
と言っても都会ほどではなが・・・。
そんな町の片手でも数えれる学校の一つ進帝高等学校にこの俺は在学し今まさにそこを目指し歩行中である。そろそろ俺と同じ様に登校してくる人達等が目に入ってくる頃だ。
登校時間としてはギリギリ。
やがて、4階建てと屋上の白がまだ目立つ 学校が見えてきた。 校舎にも生意気なほどに何本かの手入れがほどかされた木々が 綺麗に植えられさらには、校舎の中央に噴水まで設けれている。
まぁ。言うまでもないがこの町ゆいつの私立高校である。
俺が進帝を選んだ理由としては。
写真を見て一目惚れ。
ただ それだけだった。神秘的なものを この校舎に感じたのだ。
下手に装飾しておらず、自然豊か。
俺は自然が好きなんだ。
だが、田舎は嫌いだ。 矛盾は承知の上。
まぁ。でもけきょく俺の選択は大外れ。 下らない学校だとわずか3カ月弱の月日が流れて知ったのだった。
今後とも宜しくお願いします。