るんるんびより──かるま
この作品、ラストの展開しか考えていません!
アドリブって、していますか?アドリブとは、勢いだけでこじつけようとする作品のことで、逆に〜アドリブの方が、書く難易度が上がって楽しいです!みんなも、試してみてね〜!
はい、ご覧ください
「お見舞いに来たよ鹿ちゃーん!」
「モルルン!久しぶりだ〜」
「ハイタッチ!」
「イェーイターイ!!!」
異形との戦闘から3日。
私は現在の棲み所、都市プロイシスで休養中だ。
この病院での生活は非常に心地よき〜!
黄ばみのない白いシーツの上でだらだら過ごす生活は最高だ。
自分で作らなくても3食におやつ付きのご飯が出てくるし、長方形のテレビもある。
その上費用はちょび髭のおじさんことグーレスさんが出してくれた。
人のお金で贅沢三昧、ここはエデンなのだった。唯一出かけられないのが難点だけど、毎日ハナメちゃんとキンジくんが顔を見せてくれるし、今日は友達のモルルンまで来てくれた。
「鹿ちゃん聞いたよ〜街を救った英雄、一躍時の人じゃん」
「私はただサンドバッグにされてただけだよ」
「それが勝ちに繋がったんだから、結果オーライだよ。さて、全力で頑張った子にはご褒美をあげないとね〜!」
そう言って手に提げていた袋から出したのは、紐で縛られた…何これ?
「わかったネットボールだ!」
「ぷへっ、流石のスーちゃんでも教えてない事もあるんだ。これはメロン、果物だよ鹿ちゃん」
メロン!でっ…でかいゾこのフルーツ!
私が知ってるりんごとか柿とかと比べ物にならないっ!
「旬だからね〜この時期仕事仲間から沢山送られてくるんだよ。送ってくるくらいなんだから、味も多分最高でしょ!」
話しながらもモルルンはテキパキと手を動かす。帽子からまな板と包丁を取り出してメロンを切り始めた。
モルルンの固有魔法『仕舞』黒い物で包んだあらゆるものを収納する魔法。
一度収納したものはどんな大きさであろうと、モルルンの魔女みたいなとんがり帽子から取り出す事ができる。
「ただで食べる物より美味しい物はないもんね」
「一玉三万円らしいよこれ、あと3つ持ってきてるから全部置いていくね」
「女神様じゃ………ねぇそのクワガタみたいなの頂戴」
「これいる?」
メロンの上についてた茎の部分?と思われるところ。この形状は素晴らしい、私のロマンが刺激される。そしてメロンはモルルンの手によって緑の皮を解き放ち、その中に眠る宝石が姿を現した。
「ありがとうモルルン、いただきま〜す!」
「まずは種からいくんだ…」
「甘いの沢山ついてて美味しいよ、食べる?」
「あはは、今日は鹿ちゃんの為に持ってきたから気にしないで」
モルルンまじ女神、こういう事は略さずちゃんと言いましょう。
初めてのメロンはやばかった。3回目の麻薬くらいの衝撃が来て、脳を甘々甘々で沈められた。上品でしっかりと強い甘み、なのに後に引き摺らないまとまりの良さ。
例えるなら、登山で山頂に着いた時に吹いた風が全身を抜けていく、そんな清涼感!暫く二人でメロンに夢中になった。そうして食べ終わり、余韻に浸っているとモルルンが口を開いた。
「いや〜急に傭兵になるって聞いた時は不安だったけど、元気そうだね!」
「うん!怪我しちゃう事もあるけど、もともと人を助けるのは好きだったし、新しい友達も作れたんだ。結構今の生活に満足してるかも!」
「…そっか、楽しいのはいい事だよね、それじゃあそろそろお暇させてもらうよ」
モルルンが机にメロンと新品そうなナイフを置いて席を立つ。
「ばいば〜い!何のお仕事してるか知らないけど頑張って〜!」
「…ありがと、君の物語にも祝福を!…鹿ちゃん♪」
…? なんかいつもと笑い方が違ったような…
「これは正当なる報復だ、あるがままに受け入れてもらうぞ」
プロイシスのある病院で噂される7つの7不思議
その一つ『メロンの茎を頭から生やした女が深夜に徘徊している』
怖いですね〜!
この7不思議は視聴者の皆さんの応募から選ばれます。
どしどしご応募ください!




