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ギャンブルゲーム

息抜きで村正引いたら10連で出ました。いえーい

ダブルキャストリアと並べてエモエモシステムができるぞ

アキネーター開始。

背景から考えるに場面はおそらくキッチン。

写真に写っているのは12人で、真ん中に今よりもっと幼い中佐がいた。

そしてその隣にいる紫色の目と髪をした女の人。

年齢は20を超えたかどうか微妙なライン。


だけど年齢なんて関係ない、私にはわかる。

この人こそ、ラビヨン・リネアその人だ!


「あああぁ〜師匠だ〜若いなぁ、若い師匠もいいなぁ〜」


師匠師匠師匠!師匠の写真なんて何年ぶりだっけ!

昔あった中学生の師匠もいいけれど、成長した師匠も美しい。

今日はいいことづくめで最高の1日だ!


「急にどうしたの君、もっとクールぶってよ!」

「はっ!つい油断を、ペンダントお返しします」

「まだどの人かも言ってないんだけど?」

「分かりますとも、あなたの恋しい人。そしてあなたの正体もわかっちゃった」


ここまでヒントを出されたら、流石に察する。

私は察しがいいし頭の回転も速くて、内に神様も飼っているから。

とても凄くめっちゃ1番賢いのだ。


「Isul Alexandra Levitan、アレクサンドラって女性名だから違うかもって思ったけれど、まぁこの顔だからなぁ」


チラリッ......この顔だからねぇ。


「...君には驚かされてばっかりだよ。そういう君こそ何者なのかな?」

「雪屋スアレス、かつてラビヨン・リネアに救われた、その恩に報いるためにここまできました」


私は今、もの凄く機嫌がいい。

師匠の若い頃の顔も見れて、その恋人(仮)もいい人だし、協力者も見つけた。

うるうる、少し涙が出てきた。さらにはこの仕事が終わったら師匠にも会えると考えれば、涙も引っ込んで笑顔が溢れる、溢れる。


「だから中佐、私に協力してください」

「どこがだから、なのか全然わからないんだけれども...」

「あぁ、略しすぎましたね。同じ師を持つ者として、師匠のためにクーデターを起こしましょう!」

「.....君さ、よく天然とか脳筋って言われない?」

「言われます」

「ほらね!!」


痛くもない頭を抱える動作をして、苦虫を噛み潰したよう顔をする。

私を抱えて体力を回復させてあげているんだからそんな顔をしないでほしい。お金獲ってもいいんだぞこっちは、と内心思っているのに。

でも師匠割り100%オフなのでお金は頂きません。


「それでは出ますか、足痺れて動けないなんて言わないでくださいよ」


イスルの椅子から立ち上がって、鉄格子と反対の壁に右足を合わせる。

そして全力で壁を蹴り、左足でバランス、次の右足でジャンプ。

膝を曲げて、鍵部分に対して全力のライダーキック、相手は死ぬ!


「ほら、何惚けているんですか中佐。膳は急げですよ」

「うん、うん、もう何も言わないよ僕は」


結局足を痺れさせて全然動けないイスルさんを錨で引きずりながら、邪魔をしてくるレジスタンスを張っ倒して地上に出る。

なんか不思議な迷路みたいな構造だったけれど、私は謎解きが得意だからちゃちゃっと突破できた。あとクリア報酬にオルガさんも誘拐、じゃなくてなんか付いてきた。


「どうしたんですかオルガさん?私の錨に引っ付いて」

「ちくせう、昨日とまんま同じ目に合ってる...!ていうかなんでずっとオルガって、私はオリガです悪魔」

「ごめんごめん、プロイシスの方ではそう呼ぶからさ。私はスーパーロス出身だけど」

「ならわざとじゃないですか!」


ていうか、さっきからなんか気まずいんだけど。

イスルはオルガさんの方をチラリとも見ないし、オルガさんもイスルにちょっかいを出さない。揶揄って注意を惹こうとしていた小学生男子が、中高学生になって恥ずかしがっている、そして女子側も恥ずかしいけれど満更でもないみたいな感じ。


とかでは全然ない、状況は似ているけれど雰囲気がやばい。

甘酸っぱいとかじゃなくて苦酸塩辛ぎと甘な、重苦しい雰囲気。


一家大虐殺とかでもしなきゃ、短時間でここまで仲悪くならない。

仕方ない、ここは私のトークスキルで仲を取り持ってあげよう。

....コミュ症の私にできるかな?


「はぁ、これから一緒にクーデター起こすっていうのにさ、革命っていうのはもっと頭空っぽで何にも後先考えないで欲望のためだけに暴力を振るうことだよ。こんな気落ちしててどうするの、楽しめないでしょ」

「楽しむなよ」

「娯楽にでもしなきゃやってられないよ、革命なんて」


個人の闘争ではなく、国を背負う戦い。

力を持たない人は戦火に巻かれて命を落とす、混乱の渦に身を裂かれる。

けれど人には役割と気質がある。

戦いを起こした者は、戦えない者を全力で守る。

それができないなら、ただのテロリスト。


「殺すためじゃない、変えるために戦う。だから少数精鋭で行くよ、人数が増えると目的がブレるし変なのもついてくる...あっ、オルガさんのことじゃないからね!」

「私は付いてきたんじゃなくて連れてこられたんですけど」

「そこは一旦置いといて、流石に2人で行くのは怖かったの。イスルが孤立することになるからさ」

「えっ?」


うん、驚くのもよくわかる。

流石にイスル1人に特殊部隊丸々1つ投げるのは酷だと思ったので、オルガさんを連れてきたのだ。あと気合いと運と神頼みでなんとかして欲しいところ。


「私は建物の頂上から攻める、2人は裏口から入って攻めながら上がる。私と合流したら2人は脱出してもらう」

「2人って、君はどうするのさ」

「どうせこの街のトップを倒しても外から援軍がきて、私たちは物量で押し潰される。兵士も民間人も旅行者も関係なく、なんならミサイルで更地にしてくるかもしれない」

「だから、どうするのさ」

「バリアを張るよ、超強力なやつを。軍が使う協力な機材とか私の魔法を全部使って、絶対に誰にも破壊も解除もできない結界を作る」


私にもどうしようもない結界を張る。

プロイシスで試運転もしてきたから信頼性はかなり高い。


1つ注意点があるとすれば、私自身は結界を張れないので、クレバスの底で多分敵軍に回収された『あれ』を回収しないといけない点。

つまり、めっちゃ運ゲーという点である。

スアレスコミュ症なのに、好感度調整失敗するとバッドエンド行くの可哀想。

自分は人生で最も大切なのは愛嬌だと思っています。

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