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白のモルントルン

明日、ドリームターンアウト投稿します。てへっ

素麺は流れるから素麺なんだと私は思う訳なんだよ。

流れと素麺の関係は私とスー、義手にロケットパンチ、軽自動車に軽油とベストフレンドの関係だ。つまり人類には素麺を流す義務がある。


「ないです」

「まぁまぁ私の話を右耳から左耳に流さないでさ〜、あっ今のは話と素麺が流れるっていうギャグなんだけど面白かったでしょ!」

「ないです」

「お慈悲は...」

「ないです」

「辛辣ー!」


最早実家と言って過言で「ないです」!?!?!?

...2週間近く療養させてもらっているH&E病院のとある一室、ここに我あり、故に我あり、ドヤッ。それとキンジ君あり。

そして何故退院した私がまたこのベッドで寝ているのか。

蛇の神様、謎の爆発によって意識を奪われた私はここで意識を戻した。

だからおそらく、最後に寝ていたベッドがここだったからここでリスポーンしたんだと思う。


「うーん、このガムの蓋が開か」

「ないです」

「へへっ、大人気(おとなげ)ないって大人気(だいにんき)ないって読んじゃうよね〜」

「...ないです」

「好きな女の子のタイプは?」

「.........ないです」


そしてないですbotになったキンジ君。彼がこうなったのには、スマホを見ながら階段を降りていて、降りきったと思ったらもう一段あった時くらい深い理由がある。

話は30分ほど前に遡る。


「ちょっと待て!」

「あーお化け屋さん!!」


風を斬るような鋭く強い声が扉を乱暴に開く音と共に聞こえた。

私の流し素麺したいと言う我が儘を聞いて竹取をしに行った目が怖い銀髪のお姉さん、ゴーストタウンさんが竹背負って戻ってきた。


「話は...」


ガンッ!背負っていた竹が扉枠にぶつかる。


「あれは賢く」

「ないです」

「ぶっ飛ばすぞ野郎共!」


竹を斜めにして部屋に潜ってきたお化け屋さんが床に竹を置いてパイプ椅子に座る。そして過去回想を語り出した。


「話は2日前に遡る!」


_________________________________


「気合いだ学長殿!コーヒーの入ったコップを他人の書類に叩き付けるように、いらいらした時に高層階の建物の窓から物を捨てるように!一切の遠慮も考慮もせず、感情と魔力の全部をホシモチにぶつけろっ!!」

「(あれ、なんか身に覚えが...?)う、うおーーーー!!!!」


私の新能力『光風』:あらゆる障害の遮断、傷害の根絶、不死、無敵。

我ながら色々盛過ぎな私の魔法、既にインフレが起き始めたのかもしれない。

はっ、だめだめ!シカちゃんがいなくなりそうなんだからもう少し緊張感を持たないと!

ゴーストタウン緊張解くの上手すぎるよ〜!


「...医者共、魔力の過剰摂取、危険、出ろ」

「了解です...」


魔力の過剰摂取。

栄養素や水分と同じく、魔力も瞬間的に取り込み過ぎれば体に良くない影響を及ぼす。だが即効性と後遺症の残りやすさが段違い、積極的に避けるべき。それをよく知っている彼らは手術室を後にする。

けど一つだけ言わせて!


「皆さんありがとう!この子を助けようとしてくれて!」


聞こえたかは分からない、ただの自己満足。この恩はいつか必ず...!

けれど遠慮する人はいなくなったのも事実、更にもう二段出力を上げる。


「っ!かぁぁぁ!エグっ!」

「これを舐めてください、体内の魔力を非活性化させる薬です」

「あんがと...苦っ!こんなの、ちょはあつかふな!」

「女の子なんだからこれくらい我慢して飲み込んでください」

「グェッ、はぁ、お前も出た方がいいぞ、本気でやばい」

「ここに居させてください。一人くらい医療関係者がいた方が良いと思います」

「はっ、我慢くらべって事かよ。ぜってぇ負けねぇ」


魔法はイメージとスケール。

自分の魂に刻まれた形のない魔法を現実世界に映し出すためのイメージ。

そしてスーケル。

巨人の使う食器がでかいのと同じだ。宇宙的視点で見ればこの星が数ある銀河の中の目にも見えないカスほどの大きさでしかないように、デッカい魔法を想像する。


「『光風』!!!」

「........」

「オラっ」

「っ...すみません」

「...む......」

「...ぅ、これは、覚悟を決めましょうか」


もっともっともっともっと!!!この程度じゃ足らない!

シカちゃんが私の魔法で治せない理由、治らない理由は

単純に回復量が足らない!!!


...だんだん、記憶が戻ってきた。私の暴走の全貌が。

私の、正確にはトランプトンの『仕舞』から出てきた時点で、シカちゃんは死んでるのに等しい状態だった。それなのにカロリーメイト一箱で蘇生。

そしてギリギリの体力と負傷を抱えたまま、壊れたグロックとテーザー銃一発で私を沈めた。

この後の記憶は無い。ただこれを聞いた誰もが思うだろう。

タフ過ぎる、そしてそれだけの傷を負いながら今尚生きている。


「なら不足分を補えばいい、それだけなんでしょシカちゃん!」


風で山を裂く、光で海を消す。

私は越える、人の器より先を超える。


「真髄発露『ラディアントビーム』」

流し素麺をするための水が流れるやつ

少年少女の憧れ、サンタさんに頼む物第二位。

「いいねこれ、写真撮っちゃおよ〜!」

「別にどっちもサンタコスでいいじゃん」

「だめだよ〜サンタさんにはトナカイだよ!」

「ならホシモチがトナカイ着てよ!なんで私がトナカイなの!?」

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