漂白、洗濯、干し
ff7リメイク買っちゃったからペース落ちたら、しょうがない。
逆に考えるんだ、遅れちゃってもいいさと
闇堕ちした主人公を、仲間達の呼ぶ声に呼応して目醒める。
僅かに残された善の心が諦めんと最後の力を振り絞り悪を討ち払う。
そして流れる涙とともに開かれたその目には大勢の仲間が映っている。
「めちゃリンコエモいシチュエーションじゃん!」
「散々迷惑掛けておいて第一声がそれですかモルントルン学長」
「待てマツバ、殴るなら私が先に殴りてぇ」
私の目醒めを迎えてくれたのは激おこマツバ君と右目をピクピクさせたゴーストタウン。 うーん、私はもう一回気絶するかもしれない。
まず起き上がり床に正座する。身体中の骨が折れててバチこり痛い...!
そして帽子を隣にそっと置き、おでこを床につける。
「今回の騒動に関しまして私の身勝手な行動により各関係者様に多大なるご迷惑をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます」
「なんだこのクソ野郎」
ぷへっ、強者は強敵あら逃げる判断が出来るから強者なのだ!
ていうか記憶がないからなんで怪我してるかも分からん。
ゴーストタウンが出動してるって事はかなり強めの敵が現れた?
観察する
この銀の魔力はゴーストタウン、だが普通の魔力じゃない。こっそり収集しておく。それに地面が大きく抉れている。形は球かな、誰の魔法だろ?
場所はH&Eの私営病院だね、鹿ちゃんが入院してる場所。
そして戦闘力の低いマツバ君が直々に出動してくる事件。
全ての不可能を排除して、最後に残ったものがどれほど奇妙であっても、それが真実べなければならない。敵は私自身だったって訳だ。
ならするのは謝罪じゃないね。
「そしてありがとう、私を止めてくれて...!」
「まったく、これで少しは恩を返せましたか?」
「そんなものはとっくに払い終わってるよ!あ〜あ、またマツバ君に恩を作らなくちゃいけなくなったじゃん」
「だったらこき使ってあげますよ」
「こき使う!?変態趣味が!」
「お前、今いい雰囲気だったろ!」
地面に横たわる私をおいて二人は微笑ましい喧嘩をする。
少し不安だった、私が暴れた事で致命的な迷惑を掛けてないか。
この様子を見るなら万事休す、じゃなくて万事解決してくれたのかもしれない。
安堵した私は帽子を脱ぎ手を入れる...ん?
ぬーん?あーーーれーーーーまっ?糸切れ?
「私の魔法が消えちゃったー!?!?!?」
「はい?どういう事ですか学長?」
「私が知りたいよ!誰か『仕舞』盗られたちゃったぁ〜」
「ははは...マジですか学長」
試しに小石を帽子の中に入れてみる。
すると小石が帽子の中に入った。
??????????????
「ほれ見ろー!『仕舞』が使えないじゃん!」
「なんで自慢げなんですか!?」
私の『仕舞』は黒いもので覆った物を異空間に仕舞う能力。
黒魔女帽子で小石を覆ったんだから『仕舞』が発動してないとダメなのに!
『悲報』魔法学園の学長 魔法が使えなかった事が判明!
インターネッツで炎上しちゃうよー!!!
「...あぁ!!はいはい理解したぜ私は、つまりこういう事だ!」
何かを理解したらしいゴーストタウン。
彼女は人生一の大混乱中の私に近付いて来て腹パンした。
「へぷぅ!」
「何やってだお前」
「落ち着けマツバ、銃を向けるな。これで魔法使えるようになんぜ」
この世界トップクラスの傭兵の拳をなんの準備もせずお腹に受けた私。
痛いか痛くないか、当然痛いに決まってる。
決まってるはずなんだけどな〜?
「まぁ歩きながら話してやるから立て」
「ゴーストタウン!?学長は今関節が折れてるんだぞ」
「まぁ立て」
ゴーストタウンに肩を掴まれ上にぶん投げられた。
それを受け止めようとするマツバ君の頭を掴み位置調整して地面に降り立つ。
「が、学長!?骨は?」
「.............」
「ははぁ!いつものアホ面に磨き掛かってんな!」
「どういう事なんだゴースト、学長が変な顔して固まったんだが!」
「アホ面は私のせいじゃねぇよ。それに学長殿の怪我は治ってる、確認してみろ」
そう言ってやるとマツバが学長殿の体をやらしい手でお触りする。
ここで茶化しても話が進まないから自重するとして。
人参の携帯に出た奴が言っていた事を偶然思い出した。
白がなんか、実際はなんか、『仕舞』じゃなくてなんか回復系の魔法って事を。
だが学長殿は記憶がぶっ飛んでいるらしくそれを使わない。
なら自分の身に危機が迫って覚醒せざるを得ない状況にすればいい。
それに覚醒してもらわなきゃ困る。だからその間抜け面を止めろ!
「ほら怪我してねぇだろ、早くこっち来い!」
「?どこに行くんだ」
「お前が忘れてどうすんだこのクズ!オレンジ髪の奴んとこだろ!」
っ!私がそう言ってやると学長殿の目が変わった。
あの火傷治せんかよ...たくっ、この事件の結末はどうなるんだ。
☆マツバ君とゴーストタウン
アドリブだからこの二人の関係を書くかは誰にも分からない。
まぁモルントルン学長にスカウトされるんだから普通の人じゃないよね。
容姿は茶色寄りブロンド洒落マッシュ灰の目。
ゴーストタウンは銀髪と色が剥がれ落ちたような黒のメッシュ、銀の目




