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光の質量

ちょい修正

「アベシッ!」

「どうしてどこかの国のお偉いさんの名前を?」


ミニミニ『錨』の先に付けたXDを遠心力でホシモチ風の彼の額にぶつけた。

魔法はスケールとイメージだからね、小さくしようとすれば小さく出来る。


「だから頑張ってね『濾過』の君。ホシモチ論、荒事じゃなくて人助けのために」

「ごごっほ、う、勉強になります」

「流石に脇腹への肘打ち強くし過ぎちゃったか、ごめんね」


そんな軽口を叩き合いながら額に叩きつけたXDを回収。

うん、見事にボッコボコ。謎だねぇ〜

そんな銃から弾薬だけ抜いておく、弾薬の節約術だ。


「じゃあ私は帰るから教会の片付けはしっかりね」

「ははは、脇腹痛ってえなぁ〜!」

「しっかりね」

「はい...」


私は彼の頭から銃口を逸らす。

弾入ってないし、セーフティーしてるし、トリガーに指掛けてないんだからそんな怯えた顔しなくてもいいのに。

そして私は彼に背を向けてこの場から離れる。

取り敢えず捕まっているらしいホシモチと合流...


「『錨』!旋回して私を守れ!」


『錨』を限界の時速150kmで回して結界を作成。

建物の上をとって索敵と銃のリロードをするけど...!

全弾抜いたから再装填めっちゃ面倒くさい、出来ればしたくない。

再利用しようとケチったのが裏目に出ちゃった〜!


「っ!『濾過』くん!その銃貸して!弾も!」

「はい!...絶対壊されるじゃんチクショウ...」


投げられた銃、ガバメントと45弾をキャッチ。

なんか言っているけど聞いてる余裕は無い。

敵は、ここにいるっ!


「ブラックホール!」

「モルントルンっ!?」


『錨』解除、再顕現させて黒球を防ぐ。

ガバメントを撃ちまくって距離をとる。


「防いだな、私の魔法を20にも満たない女児が」

「...あなた、黒ですか」

「それで呼ばれたのは何十、何百年ぶりか。まじ何者だお前、普通の人類じゃない、あのオレンジのガキも、貴様も、私も!」

「勝手に私達も異常者扱いしないでもらいたい、ねっ!!!」


近くにあったトタン小屋に錨を巻き付けて引き抜く。

そしてこいつをぶん殴る!銃も弾切れしたからぶん投げる。

...あっ、まぁいいや。


「はははは!いいスケールだ、無意味だがな」

「...どうかな、トランプトン」


錨に巻き付けた小屋は当然『仕舞』の能力で消される。

そんなの分かってる、この『例外』の前に私一人で対抗するのは難しい。

だがゲリラ戦においては違う、一対一の戦いで私を相手にする事の意味をこいつはまだ知らない。それだけがこの状況を突破する唯一の武器!


「抜錨!トリガーオン!」


私の出せる錨はニ本、一本は家を持ち上げるのに。

そしてもう一本は、『濾過』の取り巻きが持って来た十二挺の銃を束ねて周囲に張り巡らせた錨は!

私が錨を巻き取る事でトリガーが押されて発砲する!


「っるせえ!『仕舞』展開っ!」


守りに入った、やはりこいつの性格は変わらない。

小芯者のこいつは自分の命に危機が迫っている時、反撃に転じる礎が無い。


「だから勝ちだ」


『仕舞』が全てを光にして吸収すると言っても限界がある。

その吸収率99.995%、だったらこの残り0.005%はどうなるのか。

トランプトンにとってはどうでもいいことだろう、大した影響も無いんだから。その思い込み、これがこいつの突破口。

この『例外』にとっての『例外』、それが私だ。


「『錨』GO TO STRAT☆」


小細工なんて要らない、直線だ。そのまま黒球に錨を打ち込む。

吸収されない光はそのまま光として消える。

だが奴の『仕舞』と接触した事で光とモルントルンの魔力は混ざっている。

光の三原色、光は赤緑青を混ざる事であらゆる色を作り出す。

その光を私の錨で引っ掛けて引き摺り出せば。

モルントルンさんの要素を持った光を私の錨で引っ張り出せば!



「死んだモルントルンは再びこの世界に落ちて来るっ!!!」


白い光爆の後黒球は消滅する。

私は爆心地まで歩く。

ホシモチ以上にヘラヘラして、能天気で、博愛主義者。

みんなを愛して愛されるモルントルンさんだ。


そしてそれに抱きつかれて苦しそうにしているホシモチもいる。


「この人やっぱり握力が強いイダダタダ!!」

「やぁホシモチ、楽しそうだね」

「あっあっ、スー! 助けてー!」

「満更でもないんじゃないの〜?」

「それはそーナンスっっっ!!!」

「あはは!アナコンダチョークじゃん、スリーカウントだよホシモチ!」

「とあるマヨラー一家じゃないんだから寝起きプロレスは辞めて〜!あああああ!!!」


ホシモチが分身を出してモルントルンさんを剥がそうとする。

けど剥がせない、流石モルントルンさんだ。

ていうか焦り過ぎて分身の顔が作画崩壊してるのもツボ。


「じゃあ夕飯までには帰って来なよ〜」

「それじゃあご相伴に預かろうかな」

「起きてるじゃん!?離せー!」

「嫌だ〜」


ホシモチちゃんの髪型が誰かに掴まれたみたいに乱れてる事への八つ当たりにホシモチちゃんに抱きつく。やっぱり人に当たるのが一番いいストレス解消方法なんだよね〜!





「朝だぞ起きろクソスロット!!!」


☆モルントルン

どこかの管制塔ばりに囲まれてボコボコにされている可哀想な人

この世界の超上澄みなのになんでぇ〜!!!

お化け街と錨女児が異常に強過ぎるだけです。

さて、そろそろ井戸に行かないと。...復讐者の管制塔が出てくる...?

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