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ただ一つの代わらない物

セ、セーフだよね...?

誤りて見申し上げなさった貴方様はお呪れたり

今ですね、嬉しさが丸ごと声に乗ってしまっています。

私は扉を横に開きました。


「っ、兄..さん?」

「おっと逃げ出さなかったのは偉いが、のこのこと敵の前に出てくる事も違うよな?」


ポイントは声ですね、嗚咽を使いこなします。

そして兄さんの横に力無く座り込む、うっかりこれを床につけて音を鳴らさないようにして。兄さんの状態も確認、危険な状態ですが私の魔法を使えば蘇生できそうです。


「見上げた兄妹愛だ、君には慈悲をあげよう。彼には多少苦しんで欲しかったから32%の濃度で二酸化炭素を喰らわせたが、君は38%で殺してやる、そうすればすぐに意識を失って苦しまず死ねる」


息を止め、目を閉じる。


「さぁ、体を楽にしたまえ」


集中.........今、大気が頬を撫でましたね。

兄さんの意識はありません。ですが私達は双子、コインの裏表の関係、表裏一体。

魔力を流し続ける事で『韜晦』を維持できるのです、そのおかげでバレずにここまで持ってこれました。スイッチを入れます、おや、最近のは静かなんですね〜!


「ま、待て!!なんだこれは、貴様の仕業かああ!!!」

「勿論です!」


この病院の副院長は綺麗好きで有名です。

なのでこれがあると思いました。


「吸引力の変わらないただ一つの掃除機、ダイソンです!」

「ふざけるなあああ!!!!!」


ゴーストバスターです!

排気口をビニール袋で塞いで、素早く結ぶ。


「...!.......!」

「あなたの処理より兄さんの蘇生が優先です」


私は手を合わせる。

魔力を手に集めて、発動『激増』手で包んだ物を1〜5倍にする魔法。

手で酸素を掴み吸引させる。


「しかしどうしましょう、私達は手札を使い切ってしまいましたね」


兄さんはこうで、未だ敵が潜んでいる可能性があるため置いては行けません。


「勝手にいなくなるなんて許しませんよ、ホシモチ先輩」


───── ───── ───── ───── ───── ─────


みゅなぁ〜もう食べられないよみんな〜

食卓にのる沢山の料理、食べても食べても減らない、幸せだ〜!

味の三杯酢漬け、ベーコンの入ったポトフ、蛇の丸焼き!

しかもこの蛇は生きてる!...踊り食い?

蛇はよく食べてたけど踊り食いはした事ないなぁ。


うわぁ!蛇がお皿から這い出てこっちに来た、どうしよう。

食べる?食べない? 蛇がどんどん近づいてくる、早く選…


テンテレテンテレレンテテテテロン♪


...目が覚めた、知らない天井が見える。

痺れる右手、後ろからの風。ふぁぁ〜扇風機つけっぱなしにしてたっけなぁ。

私は後ろを振り向く、でかい牙が見えた。

......なにごとぉ!?

「料理のコツを教えてあげんよ!」

「...うわあ、楽しみー」

「まず塩を一掴み、胡椒を乗上、余分な油を拭き取ろう☆」

「最後だけ真面目だ...!」

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