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魔獣イラストレーターと最強のFランカー  作者: 成若小意
第二章 冒険者たち     (推定累計ポイントEランク)

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2-14 冒険者入門講座③講義メモ

よろしくお願いします。

引き続き説明回です。

◎ギルドは大きく分けて三種類ある。


1、自警団ギルド(初期ギルド/田舎ギルド)

最初にたどり着いた町にあった第三十六支部ギルドは、自警団によって設立されたギルド。初期ギルドともいう。


魔物の影響があるエリア付近の村が、自衛の為に村の有志を募り防衛拠点を築いたのが始まりである。


村を、故郷を守るという大義があるため、やる気がある冒険者が多い。また、連帯感もある。しかしながら、制度としては脆弱。


近隣の村の出身者が多いことから、『ムラの子供』も基本的に存在しない。拠点で生まれた子供たちは冒険者の町の人間によって大切に育てられ、早い段階で近隣村に送られる。親が育てられない状況でも、村を守ってくれている人々の子供なので養子縁組が積極的に行われる。


ギルド職員も、『冒険者になるのは難しいけれど少しは貢献したい』という者たちがなるので意欲的だ。活気と人情味に溢れている。




2、組織ギルド(軍隊ギルド、連合軍ギルド)

組織ギルドは近隣国が協定により提供している人員によって成されている。つまり義務感から形成された。多くの国は兵役の一種として人員を捻出している。


そのため、統率感のあるギルドが誕生した。組織ギルドと呼ばれる所以でもある。堅固なシステムも形成されている。


当然兵役のうち、母国を守る部門や母国周辺で活動する部門もある。数ある任務のうち、魔物を相手にするこの地域への派遣はハズレくじである。派遣された人々は早く兵役を終わらせて故郷に帰りたい。なので、基本的にやる気のない職員が多い。


また、近隣国といえど、仲がいいわけではない。敵対関係にある国も多く、いざこざも絶えないことから揉め事を避けるため人と関わるのを避ける傾向にある。


そんなことから、ムラの子供が誕生する。国が違う者同士の負傷者の扱いも悪い。知識の共有も情報漏洩を防ぐ観点からなされない。




3、帝国ギルド(狂人ギルド/実力派ギルド)

帝国ギルド。これは魔物とは無関係である帝国が、素材に目をつけてしゃしゃり出てきたことによって作られたもの。


そもそも帝国の人間は魔物のことをよく知らない。どこか遠くの野蛮人たちが相手にする、まれに貴重な素材を落とす気味の悪い存在としかとらえていない。


帝国で居場所のないならず者や暴力的な者が一攫千金を目指してやってくる。もしくは貧民が貧困を抜け出すためにやってくる。


ギルド職員は、そんな一攫千金を狙ったものの夢破れて仕方なくやっている者、もしくは魔物を相手にするには力量不足の者がやっている。荒っぽい人間が多い。


ムラの子供はあまりいない。なぜなら、あまりにも荒っぽすぎて、赤子が生存できる状況にないため、早期に亡くなってしまうか、組織ギルドへ移送されるから。


そもそも町に女性が居つかないため、出産する者も少ない。


知識の共有は当然しない。攻略法を見つけたらその素材を独占できるため。



◎その他

町に暮らす人は基本いない。町民は定住しているのではなく流動的である。冒険者は逗留、商売人たちは出稼ぎが基本となり、町で生まれた『ムラの子供』とその母親と一部の住民のみが半永住している。


周辺国から食料や衣服、その他生活必需品が支給される。その定期便の帰りに魔物の素材等収穫物が乗せられる。


『魔獣イラストレーター』はとても珍しい職種。少なくともネリアもマリウスたちも聞いたことがない。

読んで下さりありがとうございます。

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