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かつて最強と呼ばれた男は前世の知識と共にTSお嬢様を満喫するようで  作者: 赤木林檎
第2章 低学年編

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第81−2話 Day1昼:野菜は切れるし話も途切れる

お読みいただきありがとうございます。


――――――――


「とんとんとん――」


 そんなわけで、私はチエさんとともに野菜を切る担当になった。

 多くの班でも同じように、女の子が野菜を切っているらしい。そういうものなのだから仕方がない。ただ、進捗度合いは班によってかなり違うようだ。


 包丁を持ったこともないような子がいる班もあれば、料理が得意な子がいる班もある。せっかくなので知り合いを何人か探してみる。

 ローズマリーあたりは包丁の持ち方からすごく危なっかしい。あれは……大丈夫か? あとで少し苦言を言いに行こう。

 メメあたりは、以前ナナと料理をしているといっていた通り、最低限野菜は切れているようだ。安心安心。


 さて、人のことにケチを付けつつ、私たちの班はどうなっているのかというと。


「ととんととん――チエさん、これでニンジンは問題ないかしら?」

「ぇと……大丈夫」


 ものすごーく順調だ。

 その大きな理由は、もちろんこの私! ……といえると嬉しいのだが、そうではない。


 チエさんだ。彼女の野菜の切り方が圧倒的に上手い。



 彼女はなんと、野菜ごとに切り方を変えることができるのだ! すごい!!


『……レベル低くない?』

「神様、少しお黙りくださいませ」

『ここ最近黙れしか言われてない気がするね』「気のせいかと」


 これでも一応、前世にはよく宿泊地で自炊していたんだぞ? まぁ、大体の野菜は最大四等分にしかしたことがないけど……だって誰も困ってなかったし…………


「チエさん、玉ねぎはどうするんですの?」

「うん……ぇと、この部分を、こう……それで、こうやって……こんなかんじだと思います」

「あぁなるほど、助かりますわ。ていやー」「ていや?!」


 そういうわけで、私たちのチームはチエさんの指示のもと、サクサクと野菜を切り進めていた。


 ただ、料理については順調に進んでいるのだが、コミュニケーションは思うように進まない。


「それにしてもチエさん、なかなかお詳しいのね」

「いや、そんなこと……むしろステラさんこそ……」

「えぇっと、なんですって?」

「いやなんでもないです、すみません……」

「うーむー」


 やはり怯えられているのだろうか。チエさんと思うように会話が進まない。

 普通に声が小さいから聞き返しただけなのだが怯えさせてしまっているのだ。難しいね。


 デリカシーとかその周辺がないメメとかなら気にせずしゃべれるんだけど……そういうわけにもいかないので、今日、明日、明後日のなかでじっくりお話しすることにした。


――――――――

お読みいただきありがとうございます。


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