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嫌がらせのように曲がりくねった道。


バスは酔いそうなほどに、左右に細かく蛇行を続けていて、常に坂を上っていました。


バスの左側は急な斜面となっており、左側は崖となっていました。


そこにはガードレールすらありません。


どう見てもバスの路線があるような道には見えませんでした。


確かに私の家からさらに西に進めば、山はあることはあるのですが、県道などの主要幹線道路が通っているところは近くにはなく、あるのは林道と特定の家に向かうための私道のみのはずです。


時計を見れば、私が眠りに着いてからそれほどの時間は経っていませんでした。


それなのに今バスが走っている道は、林道かそれ以下の道にしか見えませんでした。


そして人など誰一人として住んではいないような雰囲気が蔓延している空間。


そんな場所を、このバスは走っているのです。


――どうしよう?


考えましたが、こんなにもわびしい場所でバスを降りるわけにはいきません。


それに最終地まで行けば、そこから下りのバスに乗ることが出来るでしょう。


私は覚悟をきめて、そのバスに乗り続けることにしました。


そして私は、さっきからずっと眺めていた外ではなく、バスの車内に目を移しました。


そこには私がバスを降りる時によく見かける二十代に見える女性、四十代に見える男性、初老の男性の三人の姿はどこにも見当たらず、二十代に見える体格が良くて顔もいかつい男性、四十代に見える目つきの鋭い女性、そして小学校もまだ入学していないと思える幼女の三人が乗っていました。

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