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闇魔法の使い手  作者: 葉月 縷々
最終章 異界戦国時代編
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第307話 後悔

遅れたくせにまた話が進まないですすいません(´;ω;`)

次話か、その次くらいには流石に……!


「あの戦いから早幾月……通信では顔を会わせていたが、こうして相まみえるのは久しいな、婿殿?」


 王位を簒奪した他国民どころか異世界人。それも()人族の王がいつまでも国を留守にするわけにもいかない。


 そんな理由から魔国に舞い戻った俺を出迎えてくれたのは呆れ顔のリヴェインと旧魔王軍の面々だった。


「クハッ、それは嫌味か、毒か? 何にせよ返す言葉もない。魔都の中心での全裸土下座も辞さないくらいには申し訳なく思ってる」


 ヴォルケニスとその他の艦隊は謂わば威光を示す用。故に、俺専用艦のディルフィン以外は物資を下ろし終えると、さっさと上昇。帝国の方向へと回頭を始めている。


「どんな罰ゲームじゃ。誰も得せんじゃろそれ」


 以前とは打って変わってボケ老人ぶりが鳴りを潜めたケレン爺の背後には多くの兵達や押し寄せた大勢の都民の姿があった。


 ムクロへの忠誠、愛国心から俺を少なからず憎く思っていると同時に、避けきれない衝突の数々を優位に進めて見せたことが複雑な心境を生んでいるのか、視線が示す感情は様々だ。


「にしても大袈裟な……」

「言うて他国との会談から帰ってきた首相みてーなもんだし、妥当じゃね?」

「凄い……これが魔都……造りも発展の仕方もウチらの国や帝都とは全然違う……」

 

 これからも勝ち続けるのは決定事項。気にする必要もないと呆れ返る俺を他所に、アリスとレヴィが幹部然とした感じで出てくるのも『獣人族の国とは正式に同盟組みましたよ、仲間ですよ』という政治的アピール。


 口調こそ普段と変わらないが、ちゃんと背筋は伸びてるし、当然それなりの服装もしている。


 その足元に民族衣装で着飾った三毛猫が二足で立ってなければもう少し厳格な雰囲気だったんじゃないかなぁ……と思ってしまうのは地球の価値観を引き摺っている証拠だろう。


「にゃっ? そ、そんなじっと見つめられたら照れるにゃ、シキ様」

「あー……ミーシャちゃん? コイツ多分魔族側とのギャップに何とも言えなくなってるだけだぞ」

「黙れアホ女。艦隊の飛行音が大きいのを良いことにベラベラ喋ってんじゃねぇ」


 見た目はチャーミングでも獣人国屈指の精鋭、獣戦士団の副長だ。実力も確かな上に、「まあまあ怒んなよユウちゃん。お前目付きがやべぇんだからさー」とかアホ面で抜かしてきてるアホアリスと違って文官も出来るとあらばレヴィという新たな不安の種排除の為に必要不可欠な存在。


 仮に、旧魔王軍の兵士達の大半がアラクネやらケンタウロスやらオーガやらオークやらラミアやら巨人やら、おおよそ人の要素を取り込みつつも普通にデカくて怖い種族達で構成されていて、比較的小さいゴブリンやハーピーですら鋭い牙と爪を持ってて、めっちゃくちゃ目立ってるとしても、だ。


「予定通り、ここに来るまでに隣接国は制圧しておいた。ターイズ連合(奴等)、正面衝突を恐れて戦力を固めてやがってな。思いの外楽に事が進んだ。こちら側の手配は?」

「八割程度だ。やはり老人や生態的に動けぬ者、生まれた土地に骨を埋めると決めた者達はどうしてもな」

「老いぼれの一人として無下にも出来んしのぉ」


 一通りの挨拶を終え、帝国艦隊が地平線の彼方に消えた頃、城に向かって進みながらリヴェイン達と話す。


「……全ては守りきれんぞ」

「わかっている。が、(みな)怯えているのだ」

「過去を忘れ、文句なく平和に暮らしていたのに前王が変な男に引っ掛かった途端にこれだ、と苦情が殺到しとる。勘弁してほしいわい」


 事実は事実。


 誰のせいなんだか、と睨まれても、へぇそうかい、と肩を竦める他ない。


「平和ボケしてる連中からすりゃ少しでも不穏な影があれば怖くもなるんだろ。実際に今を生きる狂信者共と対峙したアンタだ。わかってくれ」

「うぅむ……あの争乱に紛れて攻撃までしてくるのだ。彼奴等(きゃつら)の愚かさは身に染みたよ」


 端正な顔を渋いものに変え、「わかっていたつもりなんだがなぁ……」と腕を組むリヴェインに、「あれで話し合いしようってんだからな。その上で実情も知らん奴が外からやいのやいの言って引っ掻き回す。耳を傾ける方も同類だな」と手を振って返すと、一部の批判がムクロに刺さるものだとムカついたのか、ケレン爺がムッとした感じで話題を変える。


「まあそれはまた別の話じゃと思うがの。問題は戦争反対派の勇者とやらじゃ。一枚岩でないのはこちらも同じこと。だからと責任すら放棄する……やはり数かのぅ?」


 全体の数が少なく徹底した恐怖政治を敷く独裁国と全体の数が多いのに何でもかんでもなあなあにする日和見主義国じゃあな。


 どちらが良いとかじゃない。全種族の根本にある差別意識や怨嗟が原因で戦争が避けられないこの情勢でも尚、落としどころを探そうともせず、『皆仲良くしようよ』とどっち付かずな態度で居るから迷う人間が出てくる。


 極端でも何でも求心力のある統治者に脳死で付いていこうって奴等の気持ちもわかるがな。だからって……とも思うし、そも陰謀論やら何やらに結び付けて勝手に疑心暗鬼になってる民の不安を取り除けてないのは俺とて同じこと。


 もっと言っちまえば世界や社会、政治について真面目に考える人が少なくなってきてるのが問題なんだろうな。それを平和ボケってんだが。


「にゃにゃっ、シキ様宛てにゃっ」

「んだよ忙しいな……しかもこれ昨日判子押したぞ」

「再確認じゃね?」


 集団行動力の向上、魔国の現状を見せたかった等の理由から連れてきた奴隷部隊達に丸一日城内での休養と交代での散策許可を与える指示書が回されてきたので片手間にサインし、「命令厳守、誰とでも仲良くニコニコしてろと伝えるように。あ、それと違反者は祖国の親族ごと首にしてごみ溜めに捨ててやるってのも忘れるなよ」と釘を刺しておくと、伝令兵は顔を真っ青にして走っていった。


 そりゃ昨日まで隣に居た奴が翌日首になって甲板に晒される日々を送ればああもなるか、とは思うが、露骨過ぎだろ。


「何だ今の、傷付くな。他種族殺人って良い経験値になるし、効率良いだろ」

「いや怖ぇよサイコパスか」

「処罰の発想もイカれてれば下した結果の感想もイカれてるにゃ」

「あれ、ウチと父様の国民なんだけど……」


 速攻でツッコまれ、仲間達にも睨まれる中、『絶対法』に慣れているリヴェイン達だけは生暖かい目で続ける。


「貴殿が危惧していたこともある。下手な行動は謹んでくれたまえよ?」

「愛しのチェリーちゃんに引き続きこれじゃ。とほほ……(いたわ)しくて敵わんわい」


 曰く、あのロリガキは四天王の中でも最弱……じゃなくて新参者だったという。


 リヴェインは疑いもしなかったようだが、ケレン爺は長年ボケた振りして様子を窺っていたと謎の弁明もかなり前にされている。


 ドワーフのくせに相変わらずよぼよぼで貧相な体格の髭もじゃ爺さんの容姿なら、今この場でおいおい泣き真似されてもセクハラ相手が減ってって悲しんでるだけにしか見えん。


 立場が立場なのに安い扱いを受けているとでも思ったのか、レヴィが「ね、ねぇ王様、さっきから何の話……?」と不満げに手を引っ張ってきたのを、義手で制止。そのレヴィ以上に不服そうな顔でこれまで黙って付いてきていたトモヨに見向きもせず告げてやる。


「これが最後の慈悲と思えないなら末路はわかってるんだろうな?」


 身重のルゥネは大事を取って帰らせた。


 実情を言ってしまえばルゥネ自身が望んで俺の側に居ただけだが、傍目から見ればそんな彼女を態々連れ回し、敢えてこのタイミングで遠く離れた地に戻ったのだ。


 我が身だけが可愛い女には何処まで見透かされているのか、さぞ戦々恐々としていることだろう。


「っ……『付き人』様が帰ってくれば貴方達の天下も終わりよ。精々、残された三日を楽しむことね」


 トモヨは俺が今まで見てきた誰よりも慎重で、ビビりと思えるくらい保険を張る性格。


 嘗ての俺のように演技系スキルで誤魔化そうにも根が根だから虚勢も意味がない。


「クハッ……止せ、トカゲ」


 俺の発言に合わせ、無色透明で居た暗殺者が短剣片手に……それも自分の首元に突き付けている状態で現れ、一気に顔を引きつらせて硬直するまではルゥネと俺で想定していた通り。


「なっ!? このっ、は、離れなさいっ!」

「へっ、ボスもお優しいこって」

「まだ何も直接的な敵対行動を取ってないからな」


 再度、空気に溶け込んでいくトカゲへの返答で、暗に『おや、首になるのがご趣味で?』と伝える。


 要は『生きるも死ぬも自分次第だぞ』と脅したわけだ。


 これでリヴェイン達へのすり寄りや徒党を組む類いの策は取れなくなった。


 お友達(笑)のシズカは既に買収済み。


 というより、『シキさんに協力すればもっともっと人を殺してくれるんですぅ? なら何でもしますですぅっ、スカッとするんで!』と完全にイッた目だったが、自らの意思で俺側に付いている。


 ルゥネの完全下位互換の能力者とはいえ、このご時世に誰彼構わず接触を図っている誰かさんの部下だってコンパクトにしてプレゼントしてやれる。


 そして、そこまで持っていければ打てる手も絞り込める。


「ふんっ、手綱のつもり? 運だけで成り上がった卑怯者がっ……《闇魔法》の力があれば私だって今頃っ……」

「お、負け惜しみか? 仮にそうなっていれば三十分で処刑されてたろ。大事なのは庇ってくれるお友達だよ。ま、俺は後々裏切られたし、お前は裏切った側だけどな」


 これ以上ないくらいの怒涛の口撃に、眉や頬、口元をピクピク痙攣させた眼鏡女はもう付き合ってられんとばかりに床を蹴り、壁伝いに姿を消した。


「…………」

「やれやれ、寿命が縮んでいくようじゃ」

「ほざけ長命種」


 全てはムクロの……ムクロとあの子に平和な世界を見せてやる為。


 騎士道精神と忠誠心が形を成したようなタイプのリヴェインは相手が他種族……それも個人的には嫌いな人族だとしても一度仲間と定めてしまったが故に葛藤があるようで、何とも複雑そうに顔を歪めていた。


 逆に爺さんの方は長く生きてる分、それはそれと切り分けられているらしい。


「俺は首輪を付けたつもりだ。後は知らん」


 敗者必滅、弱者排斥、弱肉強食の理屈は自分の優位が崩れてしまえば一気に跳ね返ってくる諸刃の剣。言ってしまえば舐められて良いことはない。先程同様、『俺は神様じゃないから全員を満足させられんよ、てかその神様も今の人達を幸せにしてないだろ』といった主旨の返答で終わらせる。


「……態度は悪くとも彼女は貴殿らの世界の知識を広めてくれた恩人。医学が進み、命を救われた者も居る。寛容な措置を願いたいな」

 

 まさかの着地点に、この男の凄いところはこれだよな、と改めて思わされ、仮面越しに胡乱げな視線を送ってしまった。


 その横のケレン爺にも、「こやつも難儀な性格じゃろ?」と呆れられている。


 事実、魔族全体の人族へのイメージは悪い。差別意識、悪感情もある。


 リヴェイン本人も貴族で、高貴な血筋であることに誇りを持って責務を全うしている根っからの純血派。悪戯に攻めてこようとする人族は嫌悪や毛嫌いの対象ですらある。


 が、大抵の魔族達もこの男もそれらを差し引いても先ず結果主義なのだ。


 自分の感情よりも国益、民の繁栄と幸福を優先する。


 本人がちゃんと国に貢献してて今後もし続けるつもりならまあ良くね、みたいな。


 俺としては結局、情に流されてるからムクロやライ、マナミの理想主義と同じカテゴライズに入るが、こうして対話が出来るのならとも思える。


「……不安の種はなるだけ摘み取っておきたいんだがな」

「それは……命令かね、婿殿?」


 返すように葛藤のお鉢が回ってきたことで、つい歩みを止める。


 アリス達は何も言わず俺を見ていた。


 これは詰まるところ、俺が感情と理性のどちらかを取るのだという問い。


「いや…………願い、だな」


 否定こそ早く、以降は数秒考えて返した。


魔族(アンタら)や獣人族にどう映ってるかは知らんが、俺は俺に出来ることをしたいだけだ。ムクロとあの子に平和な世界を見せてやりたい……その為なら何だって切り捨てる。巻き込んだ人間達に安寧を約束するのは偶々、偶然さ。ムクロは優しいから……あいつに出来ないから俺が代わりにやってやるだけのこと。なのにその俺が確実性を重視しないでどうする?」


 この俺、魔帝に脅されていたと弁明出来るほどには旧魔王軍兵の出兵は抑えている。


 出る時は経験を積ませることがメインで積極的に攻めさせてはいない。


 無論、中には自らの意思で俺に下った連中もいるが……言ったって全体の三割程度。それを責められるほど連合は綺麗じゃない。


 獣人族も同じ。レヴィの暴走、その結果を思えばもうどう転んでも遅い。


「全ての憎しみは俺が引き受ける。だからと言って、死ぬ気も負ける気も毛頭ない」


 俺は俺の道を行く。


 そう決めた。


 既に屍の山を築いた。


 それらを踏みつけながら進んできた。


「なればこそ、後々矢面に立つ人間はそうやって独自の意見を貫くべきだ。何せ俺が掲げた理屈だ。俺が提唱した〝異界戦国時代〟だ。建国と滅亡、誰もが身を寄せ合い、あるいは裏切り裏切られる今の世で、真っ先に好きに動いた魔帝……その部下が率先して背いて何が悪い?」


 ま、ルゥネにはその俺がちょくちょく一人で出かけてるからってんで怒髪天を突く勢いでキレられてるが。


 報告じゃライの奴も似たようなことをしてやがるからな。


 偵察に向かわせた艦が幾つ沈められ、沈ませたか。


「俺が極端なのは百も承知。狂ってると思うんならそうなんだろう。間違ってると言いたくなる気持ちもわかる。なら代替案を出せと声を大にして言い返したいがな。だが、だからこそその魔帝を世界から排除する為に必要なものは? と、俺はバカ共に訊いてやりたいのさ」


 土台からして戦争せずにはいられない世界だ。前提として〝力〟の有用性、その恐怖を再確認させなければいけない。


 〝力〟には〝力〟などと釣られる同類を炙り出し、終わりのない泥沼、血の海の地獄で世界を満たせば自ずと疲れて誰も争わなくなる。


「死こそ救い、救済だよ。ゼーアロットが言っていたようにな」


 持論を語り終えるや否や俺は独り、歩き出した。


 アリス達の視線も、リヴェインの「師と仲間達の命だけでは飽き足らず、奴の絶望すら背負うつもりか。婿殿は……」という呟きも、「誰かがせねばならんと立ち上がる若者……いや、立ち上がらせる世界か……」なんてケレン爺さんの嘆きも、フルシカトで行きたい場所に向かう。


 そうだ、最低でも向こう数百年……


 せめて俺達が召喚される前まで続いていた冷戦時代まで世界そのものの時間を巻き戻せば平穏は訪れる。


「勝てば官軍負ければ賊軍……俺が独り勝ちするなら『絶対法』の裁きで世界を縛る。負けたところで俺の代わりにロベリアかムクロが争いに恐怖した、〝管理しやすい世界〟を統べる……」


 原始的な解決方法でしか物事を善い方向に向けられない原始人はその体現者である俺が連れていく。


 辿り着いた巨大な扉の前。


 警備していた門番達を義手で人払いし、反対の手で未だざわつく胸を押さえながら中に入る。


「っ……」


 痛いほどの静寂と悲哀に満ちた空間。


 その中心で死んだように眠る『最愛』の元へ、気が付けば駆け寄っていた。


 白銀の刃によって玉座ごと心臓を貫かれ、意識を閉ざしているムクロの元へ。


「わかってるっ……俺だってわかってるんだよ、ムクロ……けど、こうでもしなきゃ……俺がやらないと……いずれもっと酷い未来がお前を苦しめる……」


 頬に触れても反応はなく、それで赤黒い髪が垂れても何かが起こりもしない。


「俺……その時、土ん中だぜ……? それかその辺で朽ちてんだ……子供も孫もそのまた子供も皆……だったらせめてほんの数百年でも誰もが安心して暮らせるようにって……その為の行動がどんなに悪くても、俺はお前が笑っていてくれればそれで……」


 一人で声を震わせ、冷たい身体を抱き締めても同じ。


「ホントならジル様とか……皆の子孫に囲まれて何だかんだ楽しくやっていけただろうにさ……皆、死んじまったよ……人族の大多数が魔族と獣人族は奴隷にするって……土地も食いもんも全部欲しい、人間振るなってさ……おかしいだろそんなの……」


 ゼーアロットの件があっても、俺の悪意がなくとも、結果は変わらない。


 血が薄まり、歴史が風化すれば人はいつだって、何度だって欲を出す。


「だったらしょうがないよな……?」


 一瞬、心の中の悪魔が囁いた。


『お前が魔王じゃなければ……』

『お前が優しさを見せなければ……』


 と。


 ここまで来ておいて出てくるのが責任転嫁とは自分のクズさ加減に反吐が出る。


 確かにムクロがただの女なら余計な(しがらみ)から全て逃げ、誰もいない静かな何処かで二人……三人家族でひっそりと暮らしていたかもしれない。


 けど、それは『もしもの』世界。


 妄想の類いだ。


「現実的に……合理的に考えれば……今の世の中みたいに生きるだけが目的になってるなら……何も違わない……だろ?」


 最低でも数十年、あるいは一生会えない。


 目の前に居て、ただ剣を抜けば言葉を交わし合えるのに出来ない。


 意味のない独り言。虚しくて、寂しい。


 そうわかっているのに、俺はムクロに懺悔し続けていた。


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