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闇魔法の使い手  作者: 葉月 縷々
第6章 世界崩壊編
302/339

第281話 死戦の中で

グロ注意。

後、また悪癖を発動して変なとこで切ってます。長くても良いことあんまないのに……(´・ω・`; )


「っ!? 皆っ、伏せてっ! ヘルトが来る!」

『助けに来たぜ姉ちゃんっ!』


 サンデイラ艦内。ゾンビ兵と死体が埋め尽くしているが故に救助活動に遅れが出ていたセシリアら突入組の元に『シエレン』専用の振動長剣が火花と共に現れた。


「うわあああっ!?」

「な、んっ……だぁっ!?」

「後ろっ! 頼むぜ皆っ、油断するな!」

「きゃああっ!? ~っ……ヘルトっ、この馬鹿弟っ! 遅いわよ!」


 目の前で装甲を突き破って入ってきた巨大な剣とそれによって肉と謎の汁を撒き散らして物言わぬ肉塊になっていく死人達の姿に、例え予知があろうと、あるいは指示通り伏せていたとしてもギョッとした顔で仲良く悲鳴を上げる。


『姫さんは!? ついでに何処ぞの豚王もっ!』

「み、見ての通りっ……歓迎されてて会えてない、わっ! ブリッジは!?」


 マナミの協力もあり、失われたセシリアの瞳は完全復活。片目で『先見之明』を使用し、片目で眼前の光景を見ながらの行動も可能になっていた。


 その為、リボルバー式拳銃と鞭を両手にゾンビ兵を撃ち抜き、足元を掬わせて味方に撃たせ、散らばる死体をぶつけて時間を稼ぎと第一線でもそれなりに戦えるほどの戦力として活躍しており、外部からワッと寄ってくる物量にチェーンソーのような武装で応戦しているヘルトの質問にも視線すら向けずの射撃で敵の数を減らして返している。


「ていうかっ……グッドタイミングと狙いじゃないっ! どうやって私達を!?」

『愛っ……と言いたいとこだけどっ、オイラ生憎シキの野郎ほどロマンチストじゃないもんでね! 機体のレーダーで魔力反応を追ってっ……おっとぉ!』


 散弾銃や『聖』属性武器で何とか戦線を維持している団員達を横目に、近付いてきた飛行型アンデッドを手榴弾とゴーレム銃の鉛弾で黙らせながらの会話。


 両者、冷や汗だらけで肉体も機体も大変汚れていて余裕もない……が。


『フォーメーションΟ(オミクロン)! からのΩ(オメガ)で脱出! 続けてZ(ゼータ)っ、Χ(カイ)っ! んんんんんっ、目と頭がパンクしそうです隊ちっ……あ、そうだっ、後、損傷率知らせぇ!』

『ひいいぃっ、り、了解ーっ!』

『被害は全体的に軽微! だけどっ……!』

『無理やりの出撃にこの戦闘っ、長くは持たないよ副隊長っ!』

『ああああっ、忙しないなぁもうっ!』

『数がっ……多すぎっ……てっ……!』


 外で隊列を次々に変え、接近すら許さずに戦っているヴァルキリー隊同様、長年培った絆の力で互いを補助。無言で両者の背後を守ったりと阿吽の呼吸を見せていた。


「ってことは何っ……!? まさかレナ達が殺られたっ!?」

『いんやぁっ、多分もっと奥だなっ……生きてる奴の熱反応がちょびっとだけ出てたっ、この群れの中でだっ! ありゃあ殿だよっ、退避したんだろうさっ』

「っ、なら良しっ! あなたは道を! 皆っ、剣の後に続いてッ!」

「「「「「おおおおおっ!!」」」」」

 

 団員も合わせ、元は仲間。装甲板と窓ガラスを真横に裂いて破壊する振動長剣を追う形で全員が走る。


「レナっ……レナっ、何処に居るのっ……!? やっぱりこの能力は欠陥よっ……『最強』クラスが側に居ると直ぐに()()()っ…………見つけたっ!! ブリッジ下っ、船腹! 囲まれてるわ!」


 場所、何秒先かの指定は任意。早送りも不可という条件はそれ即ち一秒、二秒先の未来を指定さえしてしまえばその数秒のタイムラグだけでアイの【長目飛耳】を模倣出来るということ。


 幾何学的な模様を瞳に映していたセシリアは飛び散る破片と肉片の中でレナとナールの存在を認めた。


 希望が見えた。


 絶望が訪れたのはほぼ同時。


『っ!? 敵が退いてっ……』

『ね、ねぇ何あれっ……!?』

『太陽っ!?』

『魔力反応が異常だよ!』

『属性魔法っ……この規模でっ!? あり得ない!』

『さ、散開っ! 散開ぃっ! 魔障壁全開っ、ショック体勢!!』


 再度届いたヴァルキリー隊の焦燥に満ちた声。


 次の瞬間。


『っ……!? 狙いはオイラかっ、皆逃げ――』


 ――ヘルトの機体が爆ぜ、その真横に居たセシリアらはサンデイラとオルオルカを覆うようにして発生した爆風に消えた。












 ◇ ◇ ◇


『へ、へへっ……成る、程……ねぇっ……【弱肉強食】はステータス上のものを……なら()()とやらも……適正のある属性や才能まで奪えるってことかいっ……』


 全く笑えない事態。


 凄まじい轟音と振動に機体制御を奪われる中、フェイは見たものを思い返していた。


 敵母艦スカイアークの直上に突如出現した極大の火の玉。


 号令でもあったのか、サッと離れていく死人の軍勢。


 フルーゲルの移動速度並みで迫った疑似太陽はそのままサンデイラに降り、一帯が……戦場空域全体が爆ぜた。


 『核』ではない。


 レーダーが示していた通りなら、属性魔法のそれだった。


 申し訳程度に各所に存在する甲板で顕現させたのであろうゼーアロットの姿や着弾の寸前、自慢の部下達と同じようにバリアを展開し、セシリアらを庇った紅のシエレンも見ている。


『誤算だよ大将っ……近接戦闘特化型なんじゃないっ……苦手なだけなんだっ……それか詠唱するより殴る蹴るの方が早いってんで前に出やがる奴なんだ……!』


 魔力製の全てに絶対的な防御力を誇るMMMですら吹き飛ばされる威力。


 正反対レベルで脆いゾンビ兵は余波だけで消し飛んだことが予想出来た。


 やがて収まっていく揺れに若干の安堵を覚えつつ、故障してしまったメインカメラを手動で切ってサブモニターに切り替える。


 それでも尚、半分ほどが光の明滅と砂嵐のような画面で埋められていたものの、何とか外の情景を確認することが出来た。


 謂わば毒のない『核』。


 前回の戦争でキノコ雲の中を突っ切ってきたフェイをしても、そっくりな光景。


 灰塵と化したのが敵兵ばかりなのが救いか、シャムザ&聖軍、中立国軍で構成された航空戦力が既に味方識別すら出来ないほどに減らされていた事実こそ見限りか。


 時間経過で沈黙が増えた決死艦隊は余波で半数が爆散。その破片が更に広がって被害が拡大し……と、一~二隻とオルオルカを除いて殆どが墜ちてしまった。


 その残りも獲物に群がる蟻のように寄ってきた黒い波に飲まれている。


『チッ……今ので操縦系統の幾つかがイカれやがったっ、こりゃあっ……』


 ガチャンガチャンと握っていたレバーが何の反応もしないこと、小型バーニアへの点火が不可能になっていることに気が付き、撤退という言葉が脳裏を過る。


 戦場は一気に新世界創造軍(ニュー・オーダー)に傾いた。


 問題のサンデイラは横付けしているオルオルカを囲う形で自動発動した魔障壁のお陰で直撃こそ避けているが、その範囲外は綺麗な断面を見せている。


 事実上の敗退……味方艦隊の壊滅だった。


 フェイは何とか機体を変形させると使えるだけの推進力で前進。オルオルカ……否、サンデイラにめり込んでいる紅いシエレンの元へ向かった。


『ほらほら引き上げ時だよ! 生存者は艦の護衛と敵兵の排除に回りなっ!』


 と、道中で呆然としていたフルーゲル隊に撤退指示を出すのも忘れない。


『くっ……この短時間で三十機以上も墜とされるとはっ……!』

『おのれっ、化け物か奴はっ!』

『母艦は無事に飛行出来るんだろうな!?』


 艦付近で戦っていたヴァルキリー隊も同様。


 だが……


 仲間のうち、二機の反応がロストしていることもわかっていた。


『た、隊長ぉっ……シオンとミンの機体がっ、ど、何処にもっ……! 何て申し開きすれば良いかっ』

『さっき爆発の後にはもうっ……』

『う、嘘……だよねっ……きっと何処かに飛ばされただけだよっ』

『っ……悲鳴も……聞こえ、なかったっ……』

『泣くんじゃっ……ないよっ……アタイら戦争やってんだよっ? どんな奴も死ぬ時ゃ死ぬんだっ、誰でもねっ……受け入れなっ』


 フェイを入れれば残り五機。


 涙こそ流さずとも、数百年の付き合いがある家族同様の仲間の死は受け入れ難いものがあった。


 自然と声は震えるのを、唇を血が出るほど強く噛んで堪え、泣き喚きながら辺りを捜索している四機に叱咤する。


『それ、より……損害はっ? 飛べなくなった奴は居ないかいっ? シャキッとするんだよっ、こうなったらアタイらだけでも生き残るのがせめてものっ……』


 戦場を、この状況を望んだのは自分。付いてきたのも部下達の意思。敵に同じものを押し付けてきたのも他ならない自分達。


 全ては自業自得、因果応報。


 とはいえ、いざ自分の身に降りかかる不幸は何とも現実感がない。


『ぐすっ……っ……わ、私は何とかっ……』

『ハンナ、盾と装甲がやられただけですっ』

『うちは全武装とスラスター各所……飛べはします』

『同じく。長飛行は……不可と思われる。破損が酷い……』


 敵はいつまでも待ってくれない。


 周囲も大群が押し寄せつつあった。


『じゃあ二人はベロニカとラニの補助っ、ほらっ、さっさと行くっ! 艦の奴等にも準備させな! こっちを追うほど暇じゃない筈だよっ!』


 最後にそう吐き捨てたフェイは悲しみと未練を振り切るように機体を動かし、更にヘルトのシエレンへと近付いた。


 仲間の機体が追ってくるのを尻目にホバリング飛行に移行。上空特有の突風が吹き荒れる中、肉片だけで蠢いている腐肉を伸ばしたマニピュレーターで払ってやる。


『おいっ、砂漠の勇者とやら! 生きてるんなら起きな! アンタのお仲間もだっ!』


 魔障壁で多少は防げるとしても衝撃は残る。


 ゴーレムの剣で作った道は諸にその被害を受けており、ゾンビは勿論、セシリア達をも艦内の壁に叩き付けたようだった。


「うっ……うぅっ……」

「あ、ねごっ……い、生きてる……かっ……?」

「いっ…………てぇ……!」

「畜、生っ……足をやられちまったっ……」


 生命反応を見るに、死人が然程出てないことは嬉しい誤算。改めて〝新人類〟のステータスに驚くと同時、防ぎこそすれ直撃した筈のシエレンが片腕の損傷だけで済んでいることに息を飲む。


『おねんねしてる場合じゃないよっ、根性見せな!』


 殆どが脳震盪や身体へのダメージで蹲る中、ガンガンと近くの装甲に体当たりして揺らし、強制的に起こそうとするが……


 艦内の奥から出てきたゾンビの残党が動き出す方が早かった。


『っ……し、しゃらくさぁいっ!』


 一瞬の迷いののち、愛機を変形させると、そのまま腕部と脚部を伸ばしてセシリア達の呻く場所に通ずる道を塞いだ。


『おいっ……おいっ、しっかりしろって! ちいいぃっ……!』


 廊下を潰すようにして突っ込んだ為、機体は固定されている。


 盛大に舌打ちしたフェイは腰元のマジックバッグを取り出してコックピットハッチをオープン。シキの大事な仲間達の元へ駆け寄った。


「長くは持たないっ……早くっ……早くっ!」

「っ……ごほっ……こほっ、こほっ……うっ……!? いっ……つっ……!」


 船長を筆頭にびしゃびしゃと回復薬をぶっかけたからか、最初に起き上がったのはセシリア。


 頭から血を流していて、鈍い音を立てながら元の向きに戻っていく左腕を痛そうに押さえている。


「起きたねっ、目的は!?」

「まっ……だ、よっ……! この先っ……レナが気絶したナールを守りながら戦ってっ……フェ、イさっ……ヘルトと一緒にっ……!」


 未だ意識が飛んでいるらしい。


 微妙に噛み合わない。


 が、能力は健在のようで両目が別の色、模様に輝いている。


『くっ……や……べぇ、寝ちまっ……状っ……況、はっ……っ! 姉ちゃん!?』


 気が付いたヘルトもまた胸部ハッチを開くものの、降りてきたのは数秒後。理由は一目で理解出来た。


「っ……へっ……こんな出会いの仕方は望んでないんだがね……」


 フェイは顔を歪ませながら、前頭部の半分近くが()()()()()()ヘルトの肩を抱いてやる。


「わ、りっ……やろ……よぉ……ひく、い、言っろ……いて、く、く……え……や」


 致命傷だった。


 飛び出た右目も頬の前で揺れており、残っている左目も虚空を見つめている。呂律も回っていない。


 ほんの僅かの密着だけでもパイロットスーツが血に染まっていき、その脱力具合からもう長くないことが嫌でも伝わってきた。


「へ、ヘル……トっ……? あなたっ……!」

「ヘルトっ……おいっ、だ、大丈夫かよそれっ……!」

「クソっ、クソぉっ!」

「お、お前らも早く起きろっ、ヘルトの奴がっ!」

 

 回復薬の限界を知るセシリア達でも同じ結論に至ったことで、思わず顔を背けてしまう。


 (内臓とか大事な器官までは……この傷、ベルト無しに叩き付けられたっぽいね。寧ろそれでよく生きてるってもんだよっ……)


 恐るべき……あるいは尊敬すべきはその精神力。


 いつ事切れてもおかしくない状況、傷で動き、その上何よりも先に仲間の心配をする姿はとても痛々しく、そして最大限の敬意を抱く。


「ヘルトっ……ヘルトっ! ごめんっ、なさいっ……私がっ……もっと上手くこの力を使えてたらこんなことっ……」


 セシリアはそんなヘルトを抱こうと近付き、余計な刺激を恐れて引いた。


 その時、シヴァトの装甲を伝って何かがぶつかる音や奇声が響いてきた。


 別れの時間すら貰えないと悟り、よろけている団員達は「仇は討つからなっ……」、「お前っ、せめてガキに会ってから死にやがれよっ!」、「レナ姫とナール王なら俺達に任せとけ!!」と涙ながらに声を掛ける。


 しかし……


「ひ、め……ひゃっ……た、助け……は、あふ……!」


 呆れたことに、当の本人にあるのはレナの安否確認らしい。


 どろりとした赤とピンクの体液を垂らしながらぶつぶつと呟き、舌と脳が回らなくなったのか、何故かシエレンの方を指差している。


「うんっ……うんっ、わかってるっ……後は、私達にっ……!」


 誰もヘルトの奇行について触れなかった。


 唯一、フェイだけがその真意に気付き、俯いた。


 (こ、こいつっ……大将と大して変わらない歳だろうにっ、まだ戦おうってぇのかいっ……)

 

 初めて見る目的の顔は思いの外若かった。


 今にも崩れ落ちそうで、自分が今どういう状態なのかすらわかってないようにも見えた。


 が、違う。


 光を失っていた瞳に力が戻ってきていた。


 身の内から溢れてくる闘志を感じた。


 その姿と〝力〟……底意地に、強い納得と応援したい気持ちが沸き起こる。


 (そうかい……これが大将のっ……アタイが見にきたっ……)


「わかったよ。アンタの覚悟、確かに伝わった。何するつもりか知らないけど……付き合ってやるっ」


 フェイは立てなくなってきたヘルトを何とか持ち上げ、ゆっくりと彼の戦場へと戻してやると、自分も機体に戻って操縦桿を握った。


「なっ……フェイさん!? へ、ヘルトはもうっ……休ませてあげてっ」

『黙りなッ! 男が最期の意地を見せようって時にナマぁ言ってんじゃないっ!!』


 心臓とも言うべきパーツを取り戻したシエレンがツインアイを光らせ、ゴゴゴ……と動き出す横で、マシンガンをゾンビ共に向けて撃ち、最低限の後処理をしてから機体を立ち上がらせる。


 最期。


 自分で口走った通り、ヘルトの最期を見たいと思った。


 (戦いぶりと生き様を見にきたってのに、とんだ皮肉だね、全くっ……)


 思ってしまったら止まらなかった。


『それにねっ……パイロットにゃパイロットの仁義がある! 代わりは呼んどくからっ、そっちはそっちの我を通すんだね!』


 悲痛な顔のセシリア達の前でシエレンを起こし、変形。


『あ、あっ……あい、あろ……よ……』


 こちらの意図を汲み取ったヘルトもシヴァトの背に乗ってくる。


『ハッ、ありがとうよって? んなこと言う暇ぁあったら気張りなっ! アンタだってここまで来といて変なとこで力尽きるのは嫌だろっ!?』


 言いながら機体を浮かせたフェイはモニターの先……血のような色の魔導人型兵器が真っ直ぐ指差すスカイアーク目掛けて全速前進を開始。


「っ……ヘルトっ! 見てるからっ……私と皆が付いてるからね!」

「そうだぁ! 根性見せろよヘルト!」

「砂漠の男の意地っ、しかと教え込んでやれ!」

「いっけえええぇっ!」


 最後は認めて送り出してくれたセシリアらの声援は果たして届いただろうかと思いを馳せながら、フルーゲル隊と迎撃に集中していた部下に声を掛けた。


『ネペッタ! 船長さんを助けてやりな! あいつらもまだ諦めてないっ!』

『うぇっ!? た、隊長っ!?』

『何をっ……!』

『撤退するんじゃ!?』


 仲間達の姿はあっという間に遠くなり、少しして望遠モニターにも映らなくなる。


『あの女もアタイもっ……他の連中もっ……この諦めの悪さはつくづく大将の類友だねっ……ははっ! なあっ、アンタもそう思うだろっ!』


 死に始め。


 最早、意識も耳も遠ざかっているのか、ヘルトからの返答はなく。


 徐々に、徐々に。


 だが。


 力強く、確実に。


 レーダーが示す、増大を続ける魔力の反応だけが彼の魂の輝きを表現していた。


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