4章の登場人物紹介
絶賛五月病中。まあもう六月ですけど。
殆ど作者用なので悪ふざけ丸出し&プロットそのままコピペ&修正する可能性大です。
【今後のストーリーに必ず登場するメインキャラ】
ユウ=コクドウ。言わずと知れた主人公。現在は冒険者のシキ改め『砂漠の海賊団』のシキで通っており、本人もそう名乗っている。
シキとは彼が作り出した偽名であり、自身の心を守る為の仮面。ユウ=コクドウは死に、鬼となった。だからこそのシキだと自分に言い聞かせることであらゆる苦痛に耐えている節がある。
魔族化した影響で生えた黒い一本角、紅に染まった瞳が特徴。『付き人』から貰った、魔力で形状の変わる仮面を常に装着しており、その形も魔物の頭蓋骨を模したようなものと、全身黒尽くめなこともあって酷く不気味な容姿。元より悪かった目付きも、失明したせいで一つになり、より凶悪さが増したとはリュウやアカリら、以前のシキを知る者の談。
仮面の下の隈は未だ健在で、外すと周囲をビクつかせるほど濃い。が、シャムザに来た頃よりはマシになったとシキは思っている。
今章では右目に引き続き、右腕を失ったことで戦闘力が半減。しかし、得意の爪斬撃と搦め手、高い攻撃力は健在の為、そこに培ってきた経験と禁忌の力《闇魔法》を合わせればそこまで大幅な弱体化はしていない。本人は手数が減ったこと、生活が思った以上に不便なことを嘆いているらしい。
また、既存の誰よりも魔粒子の扱いに長けており、スラスターは勿論、今章にて初登場したエアクラフトにとても高い適性を持つ。目の良いアリスやエアクラフトに慣れているヘルト曰く、シャムザ一エアクラフトの扱いが上手く、シャムザ一の速度が出ているとのこと。
1章、2章と続けて魔族に堕ち、裏切られ、失望し、友人を失ったことで摩耗していた精神は人の温もりや繋がり、愛を感じさせてくれた『砂漠の海賊団』とムクロのお陰で、ある程度は回復。
しかし、これまで見捨て、見ない振りをしてきた筈の命が目の前で失われたシレンティ騒動、大事な友人知人、良き友になれそうだと思えた者が帰ってこなかった帝国との戦争に関わったことで、利き腕を失った以上に疲労。現在は療養中。
砂漠の国シャムザに亡命した一時は心が完全に折れており、唯一愉悦を感じさせてくれる殺し合いにすら嫌気が差していたが、ルゥネとの出逢いが再び戦場の高揚感、狂気を呼び戻し、シレンティ騒動までに負ったものや戦争による精神的な傷こそあれど、より強靭な心と強さを得る結果に至った。
その上、ルゥネとの〝同調〟で性格や価値観にも影響が出ており、スカーレットとの決闘やセシリアとの会話等でその片鱗を垣間見せた。セシリア曰く、ルゥネの存在が彼を癒し、数段上の強さに引き上げた、らしい。
3章では改めて命の軽さ、人の醜さ、愚かさ、戦争の虚しさを知り、失っていた心の一部を僅かに取り戻した。
心の拠り所であるムクロが消えたことで今まで無かった目的を見つけ、生きる理由を見出だす。
その目的、理由とは魔王に会うこと。
最強の固有スキル【不老不死】により、この世の全てを知っているであろう魔王に会い、対話する。
それが今の自分に必要なことだと悟ったらしく、再会した妹的幼馴染みメイや女帝ルゥネ、セシリアやレナ等、その他魅力的な誘惑を全て一蹴している。
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種族:魔族<オーガ>
名前:ユウ・コクドウ
性別:男
年齢:18
レベル:12→18
職業:狂魔戦士
称号:堕ちた者・固有スキル所持者・悪の権化・戦闘狂・指揮官・軍師・先導者・生還者・地獄を味わった者・化け物・人の形をした悪魔・殺戮者・黒夜叉
HP:5020→5609
MP:5671→5998
攻撃力:8988→9524
防御力:4235→4467
魔攻力:5046→5331
魔防力:5053→5299
敏捷:7234→7532
耐性:6367→6703
固有スキル
【抜苦与楽】Lv3→4
スキル
《言語翻訳》LvEX
《身体強化》Lv8→9
《感覚強化》lv8→9
《成長速度up》lv7→8
《鑑定(全)》lv8→9
《闇魔法》lv6→7
《狂化》lv6→8
《負荷軽減》lv9
《詐欺》lv8
《演技》lv8
《仮面》lv8
《人心誘導》lv7→8
《並列思考》lv8→9
《高速思考》lv8→9
《記憶補助》lv6→7
《集中》lv8→9
《武の心得》lv8→9
《怪力》lv7→8
《金剛》lv6→7
《痛覚耐性》lv5→7
《直感》lv2→3
《咆哮》lv1→3
《縮地》lv1(NEW
《気配感知》lv1(NEW
《威圧》lv1(NEW
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【裏話or感想?&どうでもいい設定】
冒険多めの明るいストーリーにしたかったけど、微妙になった上に主人公、変な傷負っちゃったなぁ……とは作者の談。
前章よりはマシだし、メイン以外のヒロインも出せたとはいえ、もう少し明るさがあれば……後は今章から急にハーレム野郎になってるのが何とも……。本人的にはムクロ一筋で振り向くことは『絶対に』ないんですけど、端から見たらモテモテのハーレム野郎ですよね、はい。
好きな食べ物=酸っぱいもの。描写はないけどレモンみたいな果実をよく食べてたりする。いつも描写を入れては「無駄よな……」と消されてる無駄設定。
好きな人=ムクロ。ムクロ一択。寧ろムクロが全て。でも身体は特定(好み)の女性には反応するようになった。
好きなこと=何もかもを忘れられる殺し合い、スラスターやエアクラフトで空を飛ぶこと。要は自由を感じられること。ムクロとまったりするのも好き。
嫌いなもの全般=ライ、イケメン(笑)ことイサム。信念のないor感情だけで動く人間。理不尽を強いる全て。
ライ=イナミ。魔王討伐の為に召喚された『真の勇者』であり、シキの元親友。
神との謁見以来、聖神教の信者のごとき白髪を得た好青年風イケメン。
黄金色と銀色を交互に混ぜたような軽鎧と魔粒子スラスターを四つ装備。西洋風の聖剣に加え、銃型アーティファクトを幾つか持っている。状況に応じて盾を持つ。
シキが何やかんやしている内に裏で忙しい毎日を過ごしており、冒険者では手に負えない魔物や野盗の討伐、領地問題の解決、パレードや演説で政治的アピール、貴族や商会等との人脈形成と殆ど休みがない。
問題だったジンメン発生事件も聖軍上部が動いたことで収拾。やり口とシキの暗殺等々、聖神教自体に信頼が置けなくなった為、ジンメンの件以降はイクシアに戻り、イクシアの勇者として活動している。
一時期は聖騎士ノアやマナミ達とギクシャクした関係になったものの、自然と持ち直し、順調にハーレムを形成中。現在はイクシアの女王、聖騎士ノア、マナミ、ミサキ、その他二名の存在が公表されており、本人は「どうしてこうなった……」と何とも言えない感情を抱いているらしい。
また、神との謁見、髪色の変化のせいで聖神教からのやっかみが増えてしまい、本人は尚のこと聖神教との関係を嫌がっているのだが、戦争時の援助やジンメン騒動の鎮火等、属しているイクシアの政治的権威が失墜の一途を辿っている為、国と聖神教の癒着が激化。本人の意思に関わらず、聖神教との繋がりを断ち切ることが出来ずにおり、妥協案として聖騎士ノアを聖軍から除籍し、パイプにすることでこれまで通りある程度の付き合いを認めている状態。
現在は聖神教と古くから交流があったという、謎多き『天空の民』から名指しで呼び出され、空飛ぶ巨島『天空城』にて親睦を深めている。
アーティファクトの有用性、高い技術力、危険性を知り、仲間達と戦慄。何やらその主らしき少女ロベリアに好かれているようだが……?
当初こそノアとミサキを傷付け、マナミにも危害を加えようとしたシキに並々ならぬ思いを秘めていたが、彼の立場や思いを踏まえ、一度過去のことは全部水に流すことで和解したいと考えており、戦力と状況を整え次第、シキを迎えにいこうと画策中。
ステータスは面倒げふんげふん……なので割愛。
【裏話or感想?orネタバレ?&どうでもいい設定】
予定通り、チラッとだけ出たとはいえ、変化が凄い。本当は次章辺りからじわじわ出したかったんですけど……全部書こうと思ったら1000話越えちゃうんでね、予定変更でプロット? というか予定表みたいなのから半分削除っ。次章は例の問題児と共に彼と再会する予定。
好きな食べ物=マナミの手作り料理。
好きな人=上からマナミ、ノア、ミサキ、その他。
好きなこと=女の子とのイチャイチャしたり、まったりすること。要は平和を感じられること。
嫌いなもの全般=弱いもの虐め、悪いこと。
マナミ=ユノ。ライの正妻ヒロインでシキの親友。
最強の修復チート【起死回生】を持っており、傷の完全回復に欠損部位の再生、建物や武器防具の修復、齧ったリンゴ等の固形物を元通りの形に戻したりと、ある意味勇者よりもチートしてるチート少女。
見た目は黒髪お下げの大人しめ美少女。背丈や身体の凹凸は平均。性格は異世界に来てから僅かに活発になり、地味系な見た目にそぐわず、結構気が強い。
シキとライが忙しく過ごしている中、彼女もまた、イクシアと聖神教から聖女的な役割を与えられており、各地に訪問して怪我人や壊れた貴重品、建物の修復等の激務の日々を送っている。
本人的には国も聖神教も切っても切れない関係だと割り切っているので、仕方なく動いているのだが、反発のつもりなのか、暇を見つけては各地のスリム街や貧民街で炊き出しや無償の治療を行っていて、刻々と自身の足場を形成中。
その甲斐もあり、貴族や王族、医者等、立場が無くなる者達以外からは国外問わず支持が集まっており、順調に聖女人生を歩んでいるのだが、それ故に危険も多く、激務な為、ライと会える時間も少なくなり始めている。
また、その行動と各地で見せる優しい性格や有能過ぎる力のせいで、本人の意思に関係無く半ば新興宗教染みた団体が自発的に発足。彼女を信仰、崇拝し、好意で護衛や食料、資金提供をするようになっており、日に日に勢力を拡大している。
中には問題解決の恩を感じている貴族や何処の派閥にも入っていないor利用価値があると判断した大商人、優秀だが怪我で引退した冒険者、騎士等、影響力のある者が多数存在している為、イクシア、聖神教、他国の上層部と各所から危険視されており、イクシアと周辺国(弱小国家等)、聖神教、新たな勢力『天空の民』を含めた【人類軍】、ルゥネ率いる新生パヴォール帝国の【帝国軍】、情勢に無関心、無介入を貫いている【獣人軍】、長年どの勢力とも交流を断っている魔国の【魔王軍】に並び、新勢力に成り得るのではないかと噂されている。
が、護衛の数も膨大、資金力も自然と増え、そこから炊き出しや孤児院への援助、生活物資の配給をし……と、連鎖的に組織化し始め、当のマナミも「それが困っている人の助けになるなら」と黙認している為、更に人気が向上。
その結果、直接的には誰も手を出せなくなり、仮に出せたとて彼女も異世界人特典で後衛とは思えないほど高いステータスを持っているので、護衛や信者達の目を掻い潜り、本人と対峙できても返り討ちにされてしまうという、他の勢力からすれば嫌なスパイラルに陥っている。
現在はライと共に天空城に留置されており、久方ぶりに平和を謳歌中。
とはいえ、ライのハーレムメンバーがどんどん増えていることとライがシキを再び探そうとしていることを懸念しており、前者は諦めるにしても、シキに関しては好きなようにしてもらいたいというのが彼女の主張である。
ライが時折見せる、神への信仰や敬意らしき感情、聖神教への謎の理解等々、本人が嫌がっている割には詳しくなっていることに疑念を覚えている。
彼女もまたシキが暴いた《光魔法》と《闇魔法》の性質を知っているので、まさかという思いを抱いているようだが……?
ステータスは面(ry
【裏話or予定(ネタバレ?)or感想?&どうでもいい設定】
登場予定は無かったものの、チラリと登場。作者的には強力過ぎてやっぱり扱いに困っている。ある意味、ジルやクロウといった最強キャラより便利なので、もうちょい弱めにしとけばなぁと後悔中。
次章では結構な頻度で登場する予定。後、作者に存在を思い出される度、マナミみたいに戦局に大きな変化を与えるキャラ専用のアーティファクトとかあると面白そうだよなぁと思われている。
好きな食べ物=甘いもの。
好きな人=ライ。他に女が居るのはモヤるけど好き。次にシキのことも友人として好き。
好きなこと=ライと二人っきりでイチャイチャすること。読書。
嫌いなもの全般=イサムことイケメン(笑)、早瀬。不誠実な人、人が嫌がることをする人。
聖騎士or聖女ノア。作品的にはライのサブヒロインその1、作中ではライの正妻(予定)。シキのライバル的存在。
髪から肌、目、好んで着る衣類と全てが白尽くしの無表情系美少女。年はライ達の一つ下。狂信者気味なところがあるが、ライと関わったことで感情も豊かになってきている。
装備は月白のドレスアーマーと未だ不慣れな魔粒子スラスター四つ。『神の盾』という決して壊れない盾を唯一装備出来る聖女の職業を持っており、勇者同様、どの役割もこなせるオールラウンダー。適性的には前衛よりも回復や支援に向いている。
信者が近くに居ると共鳴のような現象が起き、その者を狂信者へと変貌させてしまう特異体質を持っている、ある意味神に愛された少女。
上層部から応援を得たことでジンメンの件を急速に解決し、ジンメンの目撃例が皆無になるほどの結果を出す。
現在はライの要請で聖軍から離脱(本人と上層部的には一時離脱)しており、ライと生活を共にしている。
謎の多いゼーアロットや教祖直属の機関、更には新たな勢力『天空の民』に嫌悪感を抱いているらしく、凄まじく相性が悪い。
とはいえ、順調にライと親睦を深めている為、余程プッツンしてない限り、ライの言うことなら聞くくらいには性格が丸くなっているらしい。
ライ曰く、冷たくキツい性格にしては撫でられることと抱き締められること、その先の行為が好き。本人にはその自覚がないところを可愛く思われており、ふいに頭を撫でられると氷のような表情が溶けていく様子がライだけでなく、マナミやミサキにも好評。
尚、本人は嫌がっているつもり。端から見ると猫みたいと言われている。
『黒夜叉』シキのことを未だに危険視しており、度々教祖や軍の方に直訴しては影響力や成長力、脅威を伝え、暗殺部隊を送り込もうと躍起になっている。
【裏話or感想?&どうでもいい設定】
出さない筈が思いの外登場。順調にライとの仲を深めているようで何より何より……と作者は頷いていたりする。こういう無表情系キャラが少しずつ打ち解けていくのって良いですよね。まあ敵なんでアレですけど。
好きな食べ物=果物、果実。
好きな人=教祖、ライ、純粋無垢な子供達。前者は人生を捧ぐ対象。ライは恋愛的な意味で好き。子供は人族なら無制限で好き。孤児院への寄付やスラム街の子供に金、食糧を恵むのが趣味なくらい好き。
好きなこと=上から神に信仰心を捧げること、祈ること、子供達と遊ぶこと、ライに頭を撫でられること。
嫌いなもの全般=聖神教に従わない全て。《直感》で害悪と判断した全て。種そのものを根絶やしにしたいくらい嫌い。
『付き人』のクロウ。
黒い貴族服を着た、魔王の配下の一人。作中一の美形と作中一の強さを持つ謎の人物。
何処ぞの不殺の剣士みたいな茶髪ポニーテールと張り付けたような笑み、時折変わる口調が特徴。
邪神と共に何かを画策しているらしく、初登場となるこの世界の神々……地上を盤上とし、他種族を駒、駒同士の戦争を遊びと揶揄する神々の集会に介入。その場に呼ばれていたライにアドバイスをしつつ、逃がした。
魔王の保護、シキの成長以外に目的があるらしいが……?
【裏話or予定or感想?&どうでもいい設定】
ぶっちゃけ扱いに困っているキャラその2。一応、神々と彼の間で彼等の物語があるんだけど、まあ本筋には殆ど関係無いのであまり出番はない。
また、そのバタバタのせいで邪神と一緒にシキに会うことが困難の為、現在はシキとの交流を断っている。本当はもうちょっとシキと絡ませたいし、シキの成長イベントに利用したい。が、作者の技量不足っ。無念……なら何で登場させたんや感が作者的にも凄い。
好きな食べ物=神。
好きな人=魔王。魔王が全て。魔王の為なら何でもする。
好きなこと=好みの子とイチャイチャすること。因みに両刀。好みなら誰でも良い。何なら好みじゃなくても身体が反応するなら誰でも良い。そしてどんな体型かつどんな性格かつどんな性癖でも大抵反応する。
嫌いなもの全般=自分を生み出した神。
ムクロ。高位の吸血鬼種の魔族。シキのメインヒロイン。正妻ポジ。
暗い赤髪とシキのものによく似た紅の瞳、ヤバいくらい濃い隈が特徴の美人系な見た目病んでる系お姉さん。高身長ボンキュッボン体型。でも物凄い猫背。シャンとすることもある。
精神面に多大な問題があり、口調や人格がコロコロ変わる。
偉そうかつ思考に芯のある性格が主人格っぽいとはシキの談。しかし、甘えん坊な幼女っぽい性格が表に出ることも多く、真相は謎。尚、口調や人格、記憶が飛ぶと言っても、多重人格という訳ではない。
気を抜くと気絶したように寝たり、周囲が目を剥くほどの大食漢だったり、何の前触れもなく記憶がポンッと消えたり、アーティファクトについて何か知っているような節を見せたり、『崩落』と旧知の仲だったり、謎言語魔法の制御力、威力が化け物染みていたりと謎が多い。
古代史の遺跡突入以来、何故か唐突に心を許し、その後シレンティ騒動を経てから晴れてシキと関係を持った。
《魅了》と《直感》で半強制的に彼女の世話を焼いていたシキもこれ以降ズブズブに。時折、周囲がドン引きするくらいのバカップルっぷりを見せる。
今章では近くのアーティファクトを全て強制停止させ、シキ曰くジル並みの魔法を披露し、全長数百メートルの『崩落』相手に互角に戦って見せ、と凄まじい戦闘力を発揮。
それでも相変わらず急に泣き出したりして精神が安定せず、シキが何を訊いても黙秘を貫いている。
戦争が終わり、再び疲れ果てたシキをセシリアと共に慰めた際、彼が「だからこそ魔王に会いに行く」と宣言すると、シャムザから忽然と姿を消してしまった。
【裏話or感想?&どうでもいい設定】
ぶっちゃけ扱いに困っているキャラその3。単純に強くし過ぎて出し辛いのと作者が魔法についての描写を書くのが苦手なのでキツい。けど、シキとのイチャイチャシーン、コントシーンは書いてて楽しい。
初登場当初よりは一番落ち着いた感を感じるキャラNo.1。容姿と性格は作者の好きな要素盛り合わせセット。赤長髪で気が強くて、けど実はツンツンしてるだけの甘えん坊気弱キャラって何であんな格好可愛いんでしょうかね。
好きな食べ物=肉。
好きな人=シキ。何されても良いくらい好き。
好きなこと=シキとイチャイチャすること。子供が遊んでいるのを見ること。要は平和を感じられること。
嫌いなもの全般=争い事全て。競争も嫌い。
ルゥネ=ミィバ。パヴォール帝国の若き女帝。シキのサブヒロインその1。
金髪ツインテールに真っ赤なドレス、気の強そうなパッチリお目めの、紫色の瞳が特徴のお嬢様系美少女。年はシキ達の二つ下。満16歳。
平均より身長が低く、胸の主張は控えめ、尻は少し大きいらしく、シキのお気に入り。本人も密かな自慢らしい。
戦いに関する全てのことが兎に角大好きな根っから帝国人で、見るのも戦うのも勝つのも負けるのも好きという戦闘狂の中の戦闘狂。
全身とマジックバッグ化したスカートに大量の武器を隠し持っており、特に銃火器を好んで使用する。
また、上記の衣類に超小型の魔粒子スラスターと抑えを取り付けることでシキを上回るほどの機動力で相手を翻弄する戦法をとる。しかし、本人の適性や慣れ等、様々な理由で完璧には程遠く、本人も自覚があった為に、コルセット型の防具を身につけていた。
職業は物質の融合や解離、組み換えが出来る錬成師。非戦闘職かつ生産職で、本来は物作り、補修等に特化しているのだが、本人は武器や防具、アーティファクトの作成を好んで行う。
世襲制ではないにしろ、皇帝の一族の中で唯一の生産職ということで産まれた当初から迫害されており、同じく落ちぶれていた(魔物や人を殺すのが怖くてレベルが上げられず、弱かった)スラム街生まれのココと出会うまで感情が死んでいた過去を持つ。
戦闘能力は極端に弱く、肉体も虚弱体質。その上、生まれ待った固有スキルで他人からの悪感情を直に感じ取ってしまい、それが相手に伝わって更に気味悪がられ……というコンボで心が折れ、唯一寄り添ってくれた爺(未登場)無しでは生きていけなかったほど。
皇帝である実の父から、親代わりに適当に付けられた爺が純粋な好意、皇族への敬意、ルゥネへの同情等を理由に教養を身につけさせてくれ、最低限の戦闘技術を教えてくれ、会っただけで剣を向けてくる異母兄弟から守ってくれたことで人の心を学び、帝国人全てが持つ戦闘狂の素質……出会う人出会う人から向けられる殺意や殺人or破壊衝動、剥き出しになった闘争本能と〝同調〟、侵食してしまったことで、十歳になる頃には極度の戦闘狂へと変貌を遂げる。
既に真価を発揮していた錬成師の能力でオリジナルの武器を多数作成、所持し、趣味は同年代の奴隷を買って戦い、最終的には殺すこと、と順調に狂っていたが、見た目の珍しさから買った(誘拐したとも言う)ココが転生者であり、自分の益になると知って以降、彼女の前世の知識を急速に吸収。
彼女ともまた〝同調〟し、意識や性格が一部統合され、戦闘狂の部分は変わらず、別の視点……日本の常識と城外の常識を持ったココの視点や価値観を得る。反対にココはルゥネの思考とリンクしたことで日本人としての価値観が崩壊。こちらは生物殺害の忌避感や他者への共感性が一気にぶっ飛んだことで転生者として覚醒し、メキメキと力を付けていく。
それでも幾度となく生死を彷徨うほどの死地を経験したり、ココのように燻っていた転生者を見つけることでルゥネだけの勢力を集め、拡大したりと必死に生き足掻いている内に銃火器等、地球の現代兵器の作成に成功してしまい、ならこのままクーデターを起こして下克上してやるかと一念発起。
ルゥネ的には「勝っても負けても死んでも楽しいだろう」くらいの感覚であり、それでも、「まあ勝てるかな?」くらいに思っていたのだが、本当に勝ってしまった為女帝に。
その後、まんまと自分と血の繋がった者や関係のある一族、反抗勢力を根絶やしに出来たので、帝国で迫害、軽蔑の対象である生産職の自分が世界のトップに立ったらどれほどスカッとするだろうとの思いで自国を強化しようとしたのだが、ここに来て前皇帝が異世界人多数を召喚していたこと、シャムザが自分が思っていた以上の種類、数のアーティファクトを大量に所持していること、前皇帝がシャムザ侵攻を考えていたことを知る。
ルゥネ的にもアーティファクトが手に入るシャムザの存在は眉唾物だったのでシャムザ侵攻計画を進めている内にヴォルケニスを発見、発掘、改修。
以降は知っての通り侵攻を始めて完全敗北し、捕虜になってしまう。
額から左頬に掛けてざっくり斬られたことで左目を失明、右胸は半分斬り落とされ、左腕も肘から先が失くなり、腹は三本の剣(爪)で貫かれと、瀕死状態になるもココとナールのお陰で復活し、初めて本気を出せ、初めて強いと思え、初めて敗北を教えてくれたシキに心酔するほど惚れた。
腹部の傷が原因でたまに血の塊を吐いたり、貧血で倒れたりする。
ステータスはめ(ry
【裏話or感想?&どうでもいい設定】
作者が好きなキャラランキング圧倒的No.1。書いてて楽しいランキングでもNo.1。ステータス設定に困ったキャラランキングでもNo.1。強さ的には魔粒子装備あり、アーティファクト武装あり、マジックバッグあり、回復薬や魔力回復薬ありでシキと同等。無しならその辺の冒険者にも負ける貧弱ステータスってイメージ。本当はもうちょっとシキとの戦闘シーンが長かったけど、よりグダりそうだったので泣く泣くカット。後、関係ないけど、彼女とメイを書いてて剣とか銃とかの物理的な戦闘描写は書きやすいのに魔法を使った戦闘描写が書き辛くて苦手なんだと悟った。
好きな食べ物=特に無し。食えれば何でも良い。が、今のところシキが寝ている時にげふんげふんした全てが一番好き。
好きな人=シキ。何されても良いくらい好き。次に精神的、肉体的問わず強い人間。強ければ何でも良い。が、今のところシキが至高、神。この世で一番好き。
好きなこと=上から戦うこと、戦争すること、戦争に関わること、戦争を見ること、シキと関わること、新しいor珍しいもの、武器や防具、アーティファクトを作る、補修する、考えること。面白ければ何でも良い。が、今のところシキと関わるのが一番幸せ。
嫌いなもの全般=弱者全て。人間誰しも強いところがある筈、という思考回路なので口先だけの人間や攻撃されても何の抵抗もしない者がこの世で一番嫌い。結論、自分を持たない者でなければ何でも良い。許せる。が、今のところシキに貢いで媚びて尽くすのに忙しいので、少しでも気に食わなければ処刑していた以前とは違い、他者への関心を持たなくなった。
稲光鳴改め、メイ=イナミ。ライの実の妹でシキのもう一人の幼馴染み。一応、サブヒロインその2。
兄と同じ淡い茶髪をサイドに束ねている無口系美少女。身長は平均より少し高く、胸と尻の大きさは控えめ。動きやすい服を好んで着用し、半袖短パンに軽鎧、ガントレット、脚甲という比較的(?)軽装備。帝国で量産された魔粒子スラスターも人並み以上に扱える。
基本は静かで気怠そうな目をしているのが特徴。興奮している時、主にシキに関わった際は目をクワッと開き、饒舌&明るい性格になる。
兄同様、生粋の天才肌であり、大抵のことはそつなくこなす。
職業も勇者だが、本人や彼女を鍛えたココ曰く、魔法使いタイプの勇者。前衛も出来なくはないものの、属性魔法の扱いに長けており、二つの固有スキルと合わせて遠距離で一方的に攻撃する戦法を得意とする。
【雷轟電撃】……雷を創造し、直線上に放出出来る。
【冷酷無情】……罪悪感や忌避感、恐怖、緊張といった感情を0にする。
上記の固有スキルを有しており、前者に至っては放出後、敢えてその場に留まらせ、球体にすることで電力エネルギーの貯蔵し、操作を可能にする等、高い戦闘センスが窺える。
しかし、電力エネルギーを一度に大量貯蔵することは技量不足で出来ないらしく、『崩落』戦では球体を幾つか浮遊させた上でその数を増やしていき、最後にそれらを一纏めにしてから強力な一撃を放っていた。
親同士が友人関係にあるということでシキとは小さい頃からの縁。遊ぶことは勿論のこと、兄の正義厨的性格に振り回されている間に自然と親睦が深まっていき、反対に家族とシキ、シキの家族以外との接触を殆ど断っていた為、親しい友人は少ない。
怒りのボルテージが一定ラインを越えるといきなり爆発し、周囲が一気に見えなくなって相手を滅多打ちにしてしまうという点は兄と似ているが、普段は冷めた性格をしており、ライほど怒ることはない。しかし、如何せん容姿が良いので絡まれることが多く、ちょっかいやナンパの度が過ぎるor何らかの別の要因で元々イライラしていると危険。
シキはそんな彼女の性格を熟知していたが為に毎回制止役として駆り出され、毎回彼女の代わりに怒り、威圧し、としている内に生来の目付きと相まって貫禄を纏うようになり、彼女の方は「この人いつも私のこと気に掛けてくれてるなぁ……」と意識し始めたという。
彼女の中ではプッツン来る=泣いてる認識であり、シキ曰く確かに泣き喚いているようにも聞こえるらしいのだが、普段が無口で感情を表に出さない性格だからこそ強い感情を抱え切れずに涙が出てしまうだけで、実際は涙を流しながら無言で相手をボコボコにしている構図。
あくまで本人の中ではあまりに怒り過ぎて泣いており、それを止めてくれるor代わりに怒ってくれるシキは『いつも私を守ってくれる優しい人』という立ち位置になってしまった。
【裏話or感想?&どうでもいい設定】
構想の初期の初期段階から地味に居て、何なら本編でもちょくちょく言及されてたりする。アカリと同じで存在自体、作者的には要らないかなぁと思いつつ、シキのヒロインは増やしたかったので登場。プロット通り進めば最終話辺りで役に立つ……筈。幼馴染みでヤンデレ系ヒロインで何故か最初から主人公好き属性は要らなかったような……とは思うけど、今更そこ掘り下げたところで価値ないし、そこの厚みは要らないんだよなぁということで雑な扱いに。関係ないけど、固有スキルの四字熟語は適当。ググったら何かめちゃくちゃカッコいいのあって笑った。即採用。
好きな食べ物=辛いもの。特に意味はない。強いて言うなら参考にしたキャラが辛党。幼馴染みキャラで主人公大好きで辛党で変態。わかる人はわかる筈。
好きな人=シキ。何されても良いくらい好き。
好きなこと=シキと関わること。
嫌いなもの全般=シキとの仲を引き裂くもの全て。筋が曲がったことも嫌い。
その2、その3は書け次第追加していきます。早ければ今週中に終わります。




