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闇魔法の使い手  作者: 葉月 縷々
第4章 砂漠の国編
144/334

第136話 一時の安息



 深夜。

 俺は船長の部屋に居た。



 椅子を勧められたが手で制し、立ったまま会話を始める。



「ムクロさんは?」 

「寝たよ。眠りにつくまで泣いてた。俺に『大好きだよ、愛してる』って……ずっと……ずっと、言ってた……」

「そう……」



 船長はベッドに座りながら、またあの顔をしている。

 遺跡で見た、辛そうでもあり、嬉しそうでもある……言葉にし辛いな。『仕方がない……』が一番、正しいだろうか。冷静に見てみればそんな感じの顔だ。



「……あれで良いんだな?」

「ええ。あれが本来の……最も良い未来よ」

「…………」



 船長の人となりは見てきた。

 その結果、俺は船長を全面的に信頼した。ジル様と同じように、この異世界で信頼出来る〝大人〟として接してきた。



 だがあれは……ムクロがあそこまで泣きじゃくったのが良いことなのか……?



「何か……説明が欲しい」

「ダメ」

「即答かよ。……ムクロも言ってたな。どうしても教えられないって」

「でしょうね」



 有無を言わせない船長と泣きながら謝り、愛を囁いてきたムクロの姿が重なる。



 ――あいつは何者なんだ……? 何でいきなり泣いて……何で俺を愛してるなんて言った? 泣いてる理由も言えないなんて……何なんだよ……。



 冷静になった筈の頭がぐちゃぐちゃしてきた。



 ダメだな、何事も冷静に……考え、ないと。



 そうは思っている、が。



「あいつは……俺を誰かと間違えてる、のか?」

「さて、どうかしら」



 抑えられない。



「教えてくれっ、じゃなきゃ説明が付かない! ムクロは俺と誰かを重ねてんだろ!?」



 魔粒子で船体を浮かしているが故に生じる滞空音、風を切る音、その他機械の奇妙な音だけが支配する中、俺の心の叫びが響く。



 どうあっても落ち着けなかった。



 ムクロのあの様子。

 俺ではない誰かを求めて泣いて……愛してると言ったようにしか見えなかった。シキと俺の名を呼んだのも俺じゃない別のシキのことだ。名前が同じなんて奴は何処にでも居る。



 しかし、「多分、きっとそうだ」と叫ぶ俺への返答はいつまで経っても無かった。



「……何も言えないのか?」

「悪いけど、ね」



 恐らく船長は最善の未来に辿り着く為、他人に極力未来のことを教えないようにしている。



 遺跡のトラップくらいならその結果への道筋だから問題ないが、その結果の内容を教えてしまえば齟齬が生じる。

 船長が『見』た未来と変わってしまうところが必ず出てくる。



 だから何も言えない。



 しかし、理解は出来てもここまで〝揺らされる〟と納得が出来ない。



「せめて……ムクロが泣いた理由だけでも」

「……………………」



 長い沈黙だった。



 悩むということは言える筈。長年、その見極めをしてきた船長なら言える筈なんだ。



 なのに、黙ってこちらを見ている。



 口を閉ざして十秒が経っただろうか、船長は漸く話してくれた。

 尤も、内容は俺の求めたものとは違ったが。



「やっぱり、言えない。けど、わかるわ。私でも泣くだろうし、さっきも今も、あの子の……あの人のことを思えば泣きそうなくらいよ」



 そう言う船長の声は震えていた。

 泣きそうなのを必死に我慢しているような声だ。



「なら、何で……」

「どうしてもダメなのっ!」



 今度のは先程の俺のように、つい出てしまった感じだった。

 思わず言葉に詰まる。



「貴方がアリスちゃんみたいだったら……いや、違うわね……アリスちゃんでもダメ……無理やり言語化するなら、貴方が人だから……言えないの」

「ひ、と……?」



 努めて冷静に話そうとする船長の話が理解出来ず、聞き返した。



「そう、人よ。知能があるから……それを知れば貴方は想像する。想像すれば〝勝手に〟理解するでしょう? 勝手に思い込んで、勝手に決めつけて……勝手にそれを……歪んだそれを自分に組み込む。そしたら……あぁ、何て言えば良いの……? この未来だって『見』えてたのに……!」



 船長は頭を抱え出してしまった。

 それだけ必要な取捨選択が難しいのだろう。平和な未来の為に、一つも間違えられない選択肢をこなしてきた筈の船長ですら、今回のは悩んでいる。



「……悪い。大事な時に余計なことを考えさせた。あんたは……シャムザとレナの為だけに力を割いてくれ」



 だから俺が折れた。

 船長は大局を見なければならない人間だ。俺やムクロの問題は国以前の……個人の問題に過ぎない。この人ほどの人間を煩わせるのは少し気が引ける。



「坊や……」

「それは止めろっていつも言ってるだろ」

「……ならお姉ちゃんって」

「呼ばねぇよ、一生な」

「ふふっ……一生側に居てくれるの?」



 話を切り上げ、自室に戻ろうとした俺が思わず止まる質問。



 日本人の黒堂優ではなく、魔族のシキでもなく、冒険者のシキでもない、『砂漠の海賊団』のシキとして生きていく。

 国を相手に喧嘩売って、時折魔物や盗賊を間引いて、ヘルトに憎まれ口を叩かれながら他の奴と喧嘩をする。船長がそんな俺達を宥め、子供達と笑って……



 あぁ……それも悪くない選択だ。



 最初は軽い気持ちで用心棒になった。それが……今ではどうだ。

 仲間として、家族として、兄弟として接してくる船長達を同じように大事に想っている。



「そう、だな……。何か他にやりたいことが出来ない限り、あんた達と……姐さん達と一緒に居たい。それは本心だ。俺にはもう……ライとマナミ(あいつら)は要らない」

「……そう。じゃあ、ずっと一緒ね」

「ふっ、どうだろうな」



 手をヒラヒラさせながら部屋を出た後、「えっ、ちょっと待って! 今、姐さんって……!?」という声が聞こえたが、気恥ずかしい気持ちを隠すように無視し、歩き始めた。
















 一ヶ月が経った。古代史の遺跡に行った後、一ヶ月だ。

 つまり、船長が言った帝国が攻めてくる二ヶ月が過ぎた。もっと言えばその二ヶ月から更に一週間は余裕で過ぎている。

 


 にも関わらず。



「平和だな」

「平和ねぇ」

『平和過ぎてオイラ眠くなってきたよ』



 何もなかった。



 巨大魔導戦艦サンデイラの甲板でアリスと船長がぐでぇっと帝国の方を眺めており、その後ろで赤いゴーレム(アカツキ)からもヘルトの気の抜けた声が漏れている。



 天気良好。そういう国なのか、やはり雲一つない晴天。

 場所は一応、国境沿いなのだが、帝国軍が来る気配はない。



 しかし、そんな平和な雰囲気をぶち壊すような爆弾が船長達の隣に居たレナによって投下された。



「……ねぇ、私、現国王と馬鹿兄にそろそろ帝国が来るって言っちゃったんだけど。態々捕まる危険を犯して王都に戻って……実の父親とか義理の兄とか部下とか侍女とか王都の人達に近々戦争が起きるって言っちゃったんだけど」



 異世界だから戦争自体は近しい言葉だが、普通に考えれば……



「『うわぁ……それは気まずい』」



 とハモったアリスとヘルトの心境に「それな」と返したい。



「ねぇ、お姉ちゃん……?」

「……そろそろ坊やが偵察から帰ってくる頃かしら?」



 レナから心なしかゴゴゴゴ……という圧を感じる。

 船長もそれを感じ取ったらしく、白々しく明後日の方を見ていた。



「シキ君ならさっきからずっと居るわよ! ほら! あそこでムクロさんとイチャイチャしてるじゃない!」



 いや、してないけど。

 確かにムクロに抱き着かれて困ってるけど、いちゃついてはいない。



「えへへー! シキさ……んんっ、シキ好きぃ……!」

「誰かへるぷ」

「「「「「死ね」」」」」

『処されたいの?』

「こういうのを見た時はリア充爆発しろって言えとお父様が言ってました」



 助けを求めたら近くに居た船員とリュウ、アカリにまで辛辣な対応をされた。



 理不尽過ぎる。



「さて、明日の未来はっと……」

「お姉ちゃん! こっちを見なさい! どうしてくれんのよ! ここまで大事にして! あっ、ちょっ、どこ行くの!? 説明してよ! お姉ちゃんっ!」

「れ、レナ様、こんなところから飛び降りたらっ」

「あ」

「あ」

「水色! ねぇシキっ、今の見たよねっ、眼福だった? 私のも見たいっ?」

「……あー――」

「――シキ君、何か言ったら殺すわよ?」



 ……説明しよう。



 逃げ出した船長を追っかけたレナが階段を飛び降り、ドレスアーマーのスカートが全開。水色の可愛らしい下着と程よく肉の付いた綺麗な太股が元気良くこんにちは、降りていた最中のレナは側に居たナタリアの注意で漸くそれに気が付き、偶々そちらを見ていた俺と目が合う、何故かムクロさん大興奮で自分のスカートを捲ろうとしたので止めようと口を開きかけたら剣を抜いていたレナさんから殺害予告を受ける、今ここ。



「……へるぷ」



 助けを求める俺。



「えへっ、シキの好きな黒だよ!」



 少しだけ頬を赤く染めながら、ほらっほらっと俺に向けてスカートを捲って見せてくるムクロ。



「ちょっ、ムクロさん何してっ……こらぁ! 男連中は見張りでもしてなさい! 船長代理っ……に、なる可能性がある……王女としての命令よ!」



 ムクロの行動に驚き、スカートの中を見ようと動きを止めてまでこちらを見ていた船員やゴーレムの中の二人を叱り、その為に中々理不尽な名乗りをするレナ。

 そして……



「すぅ……へるぷだ。皆。俺ぁお手上げ」



 もう一度助けを求める俺。



 …………。



 ……いや、やっぱり俺は悪くなくないか?



「取り敢えず……見たのはシキ君だけっぽいわね。ふんっ!」



 ベチンッ……いや、バシイィンッ! と。



 思いっきりビンタされた。マジで解せない。



「めちゃくちゃクソ痛い」

「うわっ、痛そう……な、何でシキのこと打つの!? 止めてよ!」

「いや、お前も悪いからな?」

「あいたっ」



 首が曲がるほどのビンタに思わず涙目になりながらスキルで堪え、やべぇことを言っているムクロを小突く。



 レナは理不尽だし、ムクロはツッコミが追い付かないし、女ってわからん……



 ……いや、そうじゃなくて。



「船長っ、冗談抜きで何で来ないんだっ?」



 取り敢えず船内に入ろうとしていた船長を呼び止めた。



 あれだけ真面目に帝国が攻めてくるって言ってた船長の読みが、もうかれこれ一週間以上も外れている。これは不味い問題じゃなかろうか。



「この前はデレてくれたのに」

「……今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ。船長の行動だって今日くらいまでを予測してたんじゃないのか?」

「ちゅーしよ。ねぇシキ。ちゅーっ」

「ああもうこらっ、ちゅっちゅは止めぃ! 俺、今、船長と大事な話してるっ。わからんっ?」

「あらあら、今ってことは後でするのかしらぁ? もしかしていつもしてるのぉ? いやはや、熱いわねぇ!」

「はっ倒すぞテメェ」



 流石にしつこい。つい本音が出てしまうくらいには。



「何でちょっと片言気味だったの?」

「煩ぇよ」

「は、初めて同年代の男の子に罵倒されちゃったっ」

「罵倒っていうほど罵倒でもないわ」



 適当にあしらっただけだろうが。



 はぁ……ダメだ、この姫騎士にもツッコミが間に合わない。

 この女も前衛職&前衛やりたがりの変人王女だからな……気付いたら俺の部屋に居るのも、やたら一緒に何処か行こうとしたがってたりするのも同年代の異性との接触がほぼなかったから俺とのやり取りを面白がってってのが殆どらしいし。



 ――リュウも同い年だし、ヘルトだって近いってのにこいつは……そのくせ、俺の部屋に寝泊まりしてるムクロと毎日喧嘩してんだよな。そこまでして何で俺の部屋に………………セクハラでもされたのかな、あの二人デリカシー無さそうだし。

 


『『へっくしっ!』』

「……? 何よあの二人、仲良くくしゃみして」

「ふっ」

「……ねぇ、シキ君。何で今私見て鼻で笑ったの?」

「いや別に」



 船長やムクロに比べりゃまな板だし、王族にしちゃあ筋肉質過ぎる。デリカシーもクソないかとか考えてしまった。



「笑ったわよね……?」

「お前もしつこいな。笑ってねぇって」



 まあ実際は笑ったんだが。



「で、船長っ。結局どうすんだこの後っ、俺らは待機か!」



 話題を逸らすため、声を張り上げる。

 ついでに「あれ? 今日、黒だったっけ」と自分のスカートを覗いているムクロを抑えて止めさせる。



「ん~……取り敢えずは待機よぉ。ちょっと一日二日三日……一週間くらい出てこないかもだけど、生きてるから心配しないでねぇ。あ、後、食事は一日一食は用意してっ、無理なら良いわぁ」



 一日から最長で一週間前後とあまりにも差が激しいが、未来予知の為に引きこもるつもりらしい。



「……と、言われて納得出来るか?」

「三食食べさせるに決まってるでしょ!」

『オイラ、ゴーレムの降下練習ついでに食糧買ってくるよ』



 だよな。お前ら船長大好きブラザーズは。



『街なら僕も行きたいなぁと思ったり』

「私も軽盾が欲しいです。エアクラフトに乗ったまま戦闘するなら尚更今の大盾では……」

「俺も金を補給しないと! 金金金ぇ!」



 リュウ(のゴーレム)とアカリの間に突如ハイテンションのショウさんが現れた。



「どっから湧いてきたんだこの人」



 【等価交換】使い過ぎて金欠だからって金の亡者みたいになってるし。



「……はっ! アタシ、この国の服欲しいかも!」

「なら私がお手伝いします! ムクロさんもレナ様に劣らぬ美人さんですからね!」

「はいはい、皆行きたいのな。わかったから落ち着け。マジでツッコミが追い付かねぇ」



 溜め息を付く俺の肩を「じゃ、決まりだな! 今日は待機にしても明日! 街に行こうぜ!」とアリスが叩き、その場はお開きとなった。

 


 












 で、翌日。

 情報収集や買い物を考えると王都だろう、ということで早速来た訳だが……



「おろ、皆何処行ったん?」



 両手に花と言わんばかりにプリムとゾルベラを抱えたアリスが現れた頃には各々勝手に船を離れていた。



 リュウとショウさん、アカリ、ヘルトは所用と買い物に。

 レナは堂々と付いてこようとしてたので変装道具を買って戻ってくる予定で、ナタリアはその護衛。



 主要戦力の殆どが出払っているのは少々危険な状態ではあるものの、船は既に遥か上空だし、他に魔導戦艦を所有しているのはシャムザ王のみ。

 然して問題はないだろうという判断だ。



「とりま、レナとナタリアは戻るから俺達は待ってる。お前も用事あるんなら行ってきたらどうだ? 船長も当分帝国は来ない未来になってるって言ってたし」



 船長の力は早送りも巻き戻しも出来ない分、いつ帝国が攻めてくるのか殆ど手探りらしい。

 例えば『四日後の昼頃に北の国境、何処付近を攻めてくる』と仮定して能力行使。数分から数十分待っても結果が無ければ能力を消し、もう一度『四日後の昼頃、あるいは夜に北、あるいはその他方角の何処付近を攻めてくる』と条件を変えて見なければならないようだ。



 船長目線の未来しか見えないと思っていただけに、場所まで指定される能力とは恐れ入った。

 船長が読み書き出来、メモ帳となる紙を簡単に得られるほど稼ぎがあったから何とかなったが普通の平民だったら宝の持ち腐れだ。適当な性格の奴なら使いこなせないだろうしな。聞いてるだけでもうんざりするほど面倒な能力だし。



 強力な固有スキルというのも考え物である。



「ふーん。じゃあちょっくら行ってくるわ」

「因みに何処へ?」

「武器屋と防具屋。ゴーレムと戦う時、何だかんだ素手だったからなぁ……もう遅いけど、ユウちゃんの籠手みたいのとか予備で欲しいんよ。後はほら、アカリちゃんと同じでエアクラフトを使った空中戦をやるってんなら俺も防具変えなきゃだし」



 剣を扱う職業だから剣しか持ってなかったのに、その剣が全く通じない相手が出てきた上、魔力を要求されるエアクラフト戦闘があるかもしれないときた。

 アリスの立場を思えば頷ける目的地だ。



「そうか。んじゃ、夜に」

「おう」



 こいつのことだからあの二人と遊びに行くんだと思っていた。



 流石に追われる身(になっているであろう身分)でそんなことしないか……と追加で思っていると、ギリギリでこんな会話を聞いてしまった。



「アリス様、ほ、本当に装備だけなんですか?」

「んだんだ! わたす達にも何か買って欲しいだよ!」

「ん? おっしゃ、二人にも好きなの買ってやんよ。あ、後宿屋寄ろうぜ、久しぶりにさ~」

「きゃっ、もうっ、アリス様のえっち!」

「おぉ……そったら、うんとおめかししねぇと!」



 何て言うか……脱力云々の前に、こっちだとホテル代わりに宿屋を利用するんだなぁと思う会話だ。



「女の子同士って何をどうするんだろうねー」



 最近やたら幼女モードのムクロも何か言ってるし。



「知らん。てか離れろ、暑苦しい」



 相変わらずの暑さにも関わらず、腕に抱き着き、手まで握ってきてるので大変暑い。

 しかし、ムクロが全然汗をかいてないからか、不快感はそんなにない。寧ろ俺の方が汗でベトベトなので悪いくらいだ。



 ……吸血鬼だから汗かかないのかな。体温は普通なのに。謎だ。



「やー」

「嫌じゃない。俺が嫌だっつってんの」

「や!」

「……はぁ」

「やーっ! あはははは!」



 このクソ暑い中、よくやる。

 唯一の救いは……



「何かどっかで見たことある気がするけど、活気があるとこだね!」



 久しぶりにムクロが笑顔なことと……



「他の国の街と違って壁がない分、色んな人が来るらしいからな」

「へ~……確かに獣人さん多いね~、凄いね~!」



 レナに頼んで毎日無理やり風呂に入れさせてるせいか、臭わないことかな。



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