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夜中

作者: まさや

昨日も今日も


きっと明日も


こうして眠れない


不安と焦燥と後悔と死と。


ネガティヴが冴え渡る日々の中で


前向きさは傷口に泥を塗るようなもので


今あるもの。手にしているもの。


数える程しかないけど、


更にまた本当に必要なものはこれっぽちもなくて


サラサラと手の間から落ちていって


あったことすら忘れるくらいで。


そうして感情さえも疑って


いつもこんな抽象的なものに


苛まれながら生きてるのしんどいなって。


変えたいなって思う度に


変わらないなって思う始末で。


諦めてるのは諦めてるからってそこだけは素直で


言い訳しているのは言い訳しているからだと気付いているので、


これこそまさに自虐的ってことなんだなと深く頷く。


死人に口なし。


それでいいかって。


確固たる己の軸は


逃げる。


それに尽きる。


だからフェードアウトはお手の物で、


自分もこの世からフェードアウトしちゃえばいいやって思うんだけど、


頭をよぎるのは愛犬。


死んじゃった君を思うと


こんなんで俺もそっち行ったら、


君の存在で救ってもらった時間を


無にしてしまう気がする。


ただそれだけで生きている気さえする。


だから、時々君と話ができたら


俺はとっくに死んでるかもちっとマシな奴になれたかもなーって不毛な感傷に浸る。


そんな夜中。


もうなんどもこんなろくでもない考え事しながら、いつか寝る。


寝る。



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